おいおい、ちっと待てや! 俺はこの辺を仕切ってる○×ってモンだけどよ、とか
正にアウトレイジ、血の気が多いモブは戦場に投入しておいた方が世の為でしょう
稀に天下を取ったと勘違いしてリング上でワンパンとかされたり 再生数は稼げる
誰も聞いた事のない路上の伝説とか勝手に口走る信者、真の格闘家ならば語らない
メニースターズ
第130話 先駆者
常人では入る事の叶わぬ場所 {黄金郷} 何時からこの大地に存在していたのか
詳細は不明である そこへ招集された一行はならず者のたむろする東へ行くのだが
イキリ散らしていた暴漢は一旦撤収している、アジト側へ逃げたと予想するが――
「ほっほ やったわ、戦闘に参加可能になったのよ何でも言ってみるものね これ
で口だけじゃない事を証明出来る・・・相変わらずWEBは立ち絵がないけど」ラビ
「私はウサギには厳しいのだ 始めに言っておくぞ都合上映ってないが ストレス
対策の案山子代わりとして何体か自分用のがあるからな、気をつけなさい」邪眼娘
「ラビとその娘が持ってる人形は別のヤツだと思うが、映ってないだけだと 全く
何で眼帯してるのか 不気味だな、これで一応戦闘員は10名になったが」レックス
「だっはっは アビゲイルは見た目より気性が荒いぞ、機嫌が悪いと人形に八つ当
たりしてるのを何度か目撃してる よかったな、出なかったら標的だよ」エイミー
臨時ですが早速出撃していたメンバー 画像がないからノベルなんです、本来なら
私はゲーム原案をあらかじめ制作してる変人なので 一般論には当てはまらないか
執筆方法は個人差があるので、どれが正解かは不明な部分でもあります それから
「うるせーよ! 俺は人一倍音には鋭いからな、ナレーションとかマジうざくね?
主催がこのまま、あの邪眼娘をリーダーにしそうな気がするわ」超能力者は神経質
「何言ってんだい? 実力を初めから出してないのは他にもいると思うけど、ふん
その内わかるだろ、そろそろ見えてくるだろうさ ゴロツキ共のたまり場」ブレア
「私は中年のオヤジは好みじゃないのよ 男はやっぱり爽やか系のイケメン君よね
山賊達ってむさい奴ばっかりでしょおそらく、例のヒャッハー! とか」シルビア
「日が暮れてくる頃合い、そろそろだと思いますが夜になる前に仕事を片付けたい
野犬や獣を従わせてると厄介です、悪党は夜行型が多いのが一般論ですね」ジェス
実はガーネットがくノ一系なのでサファイアと交代だったかも、とある事情が原因
「私はシーフ属性ですから、夜型なので暗い方が動きやすい 性格的に無理でしょ
鍵開け技術は誰も扱えないみたいだから 適材適所ね、漫画で読んだ」サファイア
「外に出てよかったのかしら私等、今回は現場担当なのよ 琥珀はまんまメイド系
言っときますけどこれでも賢者なの 活躍するには莫大な経験が必要ね」スピネル
曇り気味だが夕日が迫っている、黄金郷からそのまま少し南東方面へ 割と近場だ
10名(一匹含む)は形だけの砂利道を抜けて広めの荒野に出る 遠目からはヤジが
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序盤のお約束が来る
「! お頭、きやしたぜ あの生意気な余所者共ですわ こいつ等をやっちまえば
あの建物は手薄になります 見た目よりかは遠くですが、集団で襲えばいい」手下
「ヤロー 俺等とタイマン張るつもりか こいつ等徒党を組みやがったな 舐めや
がって あの城が雇った傭兵か、馬鹿共め只のゴロツキだと思ってるかよ」山賊長
ラビ達が到着して近くのボロ小屋から逃げる人影、何か言いかけてるが、後回しに
「丁度いい こっちから攻める手間が省けたぜ 今度は挨拶代わりじゃねーぞコラ
城の傭兵か なるほどそうと分かれば遠慮はなしだな、やって見せろや!」盗賊団
「抜かんるんじゃねえぞお前ら 今月は実入りがいつもより悪いな、どっかの兵士
を集めたのか? ちっ 形だけ揃えたってそうはいくか、返り討ちだ」アジトボス
逃走する森人の警告
「君達は? ここは危険だぞ 東の街はもうダメだろう、西の村に避難する途中だ
何処かの兵士か、奴らがタダで通すわけない・・・ブラックマンバの手先だぞ!」
「ふうん、私等はよそ者だから聞いた事ないねぇ そうかい 後ろ盾が付いてるか
粋がるわけだ・・・悪党の組織が出て来たよ いいんじゃないのそれで」ブレアは
「俺達は正式な兵士というわけじゃありませんよ、今は ブラックマンバだって?
元締めが背後にいたのか そうか 避難して下さい相手をしますので」レックス君
「このあぜ道は東の街に繋がっているのかしら もうダメとは、防衛してないのか
分からない・・・兎に角この場所は私達が奴らを排除しておくから」ラビも参戦中
大人数でアジトの砦らしき周辺を固めている、懲りずに襲撃を目論んでいた暴漢達
ボロ屋の住民は間一髪で助かったかも知れない 数名はいきり立ってダッシュ中だ
実力不足では門前払いの会合場所 衛兵に任命されてはいないが、来ましたよ君達
「のこのこやって来やがって! くたばれガキ共が」短剣を抜いて飛びかかる盗賊
ドスッ! ジャンプの瞬間に胴体を撃ち抜かれた、悶絶してのたうち回るならず者
近くに居たアビゲイルは容赦しない性格 もう一人は左右から斬撃されて一網打尽
村人を襲う場合と勝手が違い過ぎる、戦場慣れしてるから招集された バトル開始
普段はスポーツ感覚で周囲を荒らしてたのだろうか 脅しも本気も通用しない相手
ジェスとブレアは接近しない、詠唱して大きめの石つぶてを風魔法でぶち当てるが
軽装の強盗には数発で致命傷の威力 最初の勢いはどこへやら、全員の出番はない
腰の皮袋が発火してパニック状態で仲間の方へ逃げて行く輩 仕掛けてたのはハル
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「場慣れしてるってか、上等だよ もう挨拶はお終いだ血祭りにしろ 全く ここ
は通さねえぜ タコ殴りじゃ、見た事のねえ奴らだ まあいい誰でも同じだ」ボス
「アイツ死んだな 私の真似をして眼帯とは、封印してるのは本物だと知らんのだ
アビゲイルはスナイパーだぞ 撃ち抜いちゃるからそこで震えてろ、クソオヤジ」
「こういう性格なので刺激しない方が無難で、今後ツッコミ担当になりそうな予感
次の敵が突進してきますよ 油断しない方がいいのでは」ジェスは控えめな呪術師
「え、宝箱は砦の中じゃないの? ゲーム側と小説は同じじゃ無いって聞いてるよ
最初は無理に飛び出ない方がいいでしょ、やる気ある人に任せるわ」サファイアと
「油断しているのは敵側の方かも 迎撃を推奨しておきます、血の気が多い単細胞
ゴリ押し作戦で黄金郷は奪えないのに あ、ヒールはまだ使えません」スピネルだ
個人差が出るが エスパーのハルと邪眼のアビゲイルは索敵範囲が優遇されている
情報共有で他のメンバーもある程度気配が読めるが(透視能力と千里眼)だそうで
向こうは数で襲い掛かろうとしていた 前衛に向いてるのはレックスとエイミーか
シルビアとラビもそうだがパワーでは劣る 技なら後者、残りは後衛が適切な役割
後退したビビりには喝を入れるのが族の習わし オラついてる仲間に殴られて昏倒
使えない看板汚しは要らないそうだ、暴力には自信がある集団 無法者は前進する
「ヒャッハー! ここは通さn」・・・ズバッ! 前に出ないとは言ってない戦場
推奨は厳守しないメンバー 現時点では統一された軍隊にはなってない、個別撃破
「最初の手合わせで感覚は掴んだ、俺はリーダーの柄じゃないんでね」剣士が前に
「食後の運動しとかないと太るからな 後ろについて来れば?、皆は」獣人は豪快
合間を縫って鉄矢の連射、皮鎧では近くに寄りにくい 序盤と同様に石弾の援護が
数は多いが標的のいいカモ 徐々に踏み込まれる敵側、ボスの号令で気合の集合か
追加の強盗団
「遅せーよ馬鹿! 俺等に歯向かうとは珍しい奴らだな、誰でもいいからぶっ潰せ
いいか 逃げやがったら今日限りで破門だぞテメー等 行って来い」ボスから命令
「援軍のようです 途切れるまで油断しないでね、奥の方から来たという事はここ
はアジトじゃない・・・もっと他に潜んでいる とにかく撃退しないと」スピネル
「まだ人間しか出て来てないけど この場所はそうなのか、ガラの悪い連中ですね
・・・どれぐらい来るのか分かりませんが 慎重に」なるべく戦いたくないジェス
「いいだろう やはり普通の雑魚よりは強いか、烏合ではないな 組織されている
援軍まで寄こすとは・・・倒したら一度退いておくか 裏がありそうだ」レックス
「どっちみち一度報告だろ 弱くてもつまんないし最初にケンカ売ってきたクセに
倒す理由はある、この場所を殲滅した後で 実力を示しておくか」先頭はエイミー
じりじりと悪党をなぎ倒して砦に進んでゆく「舐めんなよ オラああああぁ!」w
声だけ張り上げても有効な作戦を練っていない暴力まかせ、玉砕されてジリ貧の敵
ここで苦戦するならそもそも城門を開けない ひとり、また一人 追い詰められる
「何だこいつ等? やっぱり素人じゃねーのか クソ バックは何処だよテメーら
おっ始めやがってよ 上等だぜ、これで全員だと思ってんなよ」村人なら脅せるが
「最初に仕掛けてきたのはお前達の方だと思ったけど 本気であの場所を狙ってい
たのかよ・・・無理だぞ? もう数えるくらいしか残ってないじゃんね」ブレアか
侍女とラビには見せ場がなかったステージ ダガ―を振りかざすが後の祭りだった
「何だよ 俺等ブラックマンバに所属してんだぜ? ビビるどころかやられるのか
見た事ねぇ連中だ、一体誰だよ グ・・・ちくしょうが!」今日が命日の盗賊共だ
「自分で組織名バラしちゃってるわ、誰かそんな事言ってたかな こっちの背後は
知らない方が身の為よ 部屋でマンガ読んでるのが適役なんだけど」とサファイア
「この間はよくもやってくれたな ここでくたばれ! クソ 今月はツイてねーぜ
何だっつーんだ、余所者がよ マジで縄張り荒らしか」撤収していた山賊の髭野郎
「だから! 中年オヤジ嫌いだって言ってんのに、違う オトコはこうじゃないし
不細工は要らない・・・お前はネタに使えないねー ボツだよ没」同人のシルビア
力自慢でも動きは鈍い、不潔そうなオヤジは速攻で集中砲火されて最後を迎えるが
残りはこの場所のボスだけになっていた どうやら夜までにケリはつきそうな流れ
「兵士崩れかよ、よく立ち向かえたもんだな ブラックマンバのシマだぞテメー等
どうなっても俺は責任取らねーぞ クソが・・・誰の指示で動いてんだ」アジト頭
「逃げた人が確か最初に言ってた組織名か? へえ、そう だから何だよおっさん
・・・この辺りじゃ名が通ってるのか 知らねーけど、地元じゃねえもん」とハル
ゆらりと不気味な気配がボスを金縛りにする そのまま抵抗出来ずに鉄矢が貫通を
「!?・・・俺らは手下の方だ 馬鹿が 本気かよ ツイてねーぜ、あばよ」撃破
「じゃあな偽物、私が本物じゃい 邪眼の力を舐めるなよ!ハッタリかました罰だ
お前は逝ってよし このタコが」やはり片目には期待している闇の眼光 誰だろう
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「大体倒したみたい この場所はだけど、奥に道が続いてる感じよね さてどうし
たもんかと 奴ら何て言ってたかしら ブラックマンバ? 聞いた事ないわ」ラビ
「ふん 私の真似ではなかったか 当然だろう、アビゲイルは因縁のつけ方も心得
ている、ブラック何か? 一度戻るんだろ ヒロインは決まりね」自己中心的な娘
「厨二がヒロインするのかよ 王道なら私でしょ普通、趣味に問題ありとか裏で聞
こえてるんですけど、やべ 全員癖がありそうだわ これで良かったのか」腐女子
「主催は多分誰が主役でも王道にはしないと思うの、ところでその握りこぶしは👆
八つ当たりなら他を探してくれますか? チビだと思ってますね、私の事」ジェス
「おいやめろシルビア 無意識に敵を作る性格してやがるから、一度戻るかやはり
ここは本拠地じゃなかったようだが それなりに実力は出せたのかな?」レックス
もう構想はあがっているので WEB小説は制作の苦悩をメンバーは知らなくていい
実はイケメンと逆ハーレムの冒険譚にしてくれないかと、相談してたのはBさんか
「// 私以外はそのイニシャルではないだろ! 根に持つ性格は本当らしいな貴様
こっちはナレーションにも注意しないと今後がヤリにくい・・・検討はしてくれ」
「いや ねーよ多分 やることが両極端だから、ジャブで十分っしょ 何だっけか
背後の組織・・・変化球だけじゃなく 直球勝負でもいいんじゃね」疲労のハル君
エイミーは食事シーンを重視しろだって 活字だと不利なんですよね、これだけは
尺としてはこの辺が無難な長さ 第一章に気合が入り過ぎてた反省点、もう遅いが
安心してください この回は珍しく顔文字が出て来てません 読んでてしんどいわ
行を開けたりカタカナや別の名称でキャラを表すのはこのシリーズ定番となります
元がテキストなので句読点も少な目で どうにも普通の小説が書けない我道の戦記
第二部で終わりだったら上達を望めないと思い知った、投稿サイトに大挙する猛者
ランキングに載るより永遠と掲載をしてる人達の方が実力派だったりする現実――
第130話 先駆者 5006文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版
気のせいかは謎ですが第三部を公開してから少しずつグラフが上向きになって来てる事実
やはりオリジナルコンテンツと判定されないとブログでは評価しない、実質のリスタート