よっしゃ! わいも面白い物語でいつか先生と呼ばせたるんや、若いってええやん
いざ何か書いてみようと気合を入れても行き当たりばったりだと途中で破綻するよ
それを防ぐには前もってある程度の流れを、予定表として残すのが無難なのですね
ぶっちゃけると作者の考えてる簡単なあらすじの事です 発展すると長編に化ける
メニースターズ
第157話 先駆者
カテドラルの追手から辛くも逃走に成功したパイオネス、そのまま一直線に東セン
トラル共和国領土に帰還・・・ブラックマンバの残党を排除しながら強引に城下へ
通常の部隊だったら逃走は出来ない強敵 支配するのは異種族の侵略者だった――
マンデリンと同様に擬態が可能な追跡者が迫る、全速力で危機を伝えに戻る若手達
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アジトの地下で対決したらジ・エンドだった最前線
「パイオネスよ! ブラックマンバの襲撃部隊は途中でぶっ飛ばして来たわ 中に
入れて頂戴 私達が入城したら城下の周辺を固めておいて、何してる 早く!」🐰
「! おお、生きて居ったのだな 君達今まで何処に、街は今厳戒態勢で混乱状態
にあります 一先ずは城内に、ブラックマンバの部隊を突破して来たのか」城門兵
「奴らの中枢を撃破したと言うのは本当か? 情報が錯綜していてイマイチ全体が
見えてない、城下の方は近衛兵団が守りを固めると聞いていたが」動揺が広がる国
気配を察知出来るのは強者の証、奥の方から誰かが出迎えるが 状況は芳しくない
「・・・どいて頂戴、お帰りなさいパイオネス 遅い! あと少しで取り返しがつ
かなかった 二年かかるとは、君達が出撃してから色々情勢が変わったわ」某親分
「そうすっよねぇ、やべえ マジで時間がズレてやがった二年経過か 近衛兵団?
城門で問答してもな・・・確かピジョンさんだったわ 親衛隊長でいいのか」ハル
「詳しくは城の方で話しましょう いえ、まだ助かった方では? ピジョン殿達が
居たから耐えることが出来たのだ、ギルドに顔出しは後になるな」焦燥のロウ大師
既に大会を斡旋していた代表者は亡くなってるらしい オーナーは感じ取っている
兵士達が慌ててメンバーを首都内へ通す、始末書がどうとか言ってる場合ではない
一旦鳴りを潜めていた天候が見る見るうちに暗雲へ変貌してゆく・・・帰還はした
早速の緊急会議
「陛下! パイオネスが帰還致しました、状況を踏まえてここで叱咤は逆効果と存
じます どうか穏便に、では親衛隊に通させます また予定が変更ですが😡」軍師
国王より先に態度に出ているピオーネ 有事の際には情報が二転三転するのが定説
「そう怒るな 私は信じていたぞ(嘘)空腹でイライラするのは私も経験している
いや、独り言だ気にするな ブラックマンバの襲撃に備えてはいたが」飛鳥はそう
「Heyユー ここは重要箇所なのよね 適当だと今後の進行に影響が出るわよ多分
正直東セントラルはもう限界の手前だったの 入国制限してるのね色々と」聖女様
「うむ・・・予期に計らえ 通してよいぞ いや普通の部隊ならば生存の望みはな
かった、この様子だと裏と接触したであろうな 帰還出来た事は吉報だが」ロット
厳密に言えば作戦期間の段取りは全て部隊長へ一任されている 予想外の再会――
パイオネスの責任者はご存知の様にマンデリンが担当しています、普通ならクビさ
「どうも~お久しぶりね皆さん、ほっほっ ちょっと遅刻とかよくある事、最前線
ですもの、大丈夫 ブラックマンバの本部はぶちのめしたから」オーナーは言うが
「ミスリル鉱石の奪取は失敗したな? 親衛隊が代わりに進軍するところまで追い
詰められてたが、よく帰還したと言うべきか 想定外だった」内心は怒りのレッド
「ちょっと何してたのあなた達! 私は激オコよ! 遅刻もいいとこでしょ 全く
ブラックマンバの本部だけじゃ抑えが効かない程勢力が拡大してるのよ今は」槍師
感情を爆発させたのはオリーブさん・・・弁明の機会は多くないぞ 裁判とは別で
大幅に遅れた事は確実なので開き直って今後の対処を考えるべき、発言はどうする
「いやあ色々大変な目に遭ってたのよね戦争だし不慮の事態ってやつソレとかナニ
が暗闇であーしてこーだから遅れた訳よお仕事したんだからオッケーでしょ」早口
「説明になっとらんわ! 本当の理由は何だろうな? 私は悪くない 兎に角奴ら
の本部だけは沈めた、この分だと直ぐに立て直しされるか」ブレアが補足する城内
数名が頭を抱えるが ここでパイオネスを怒鳴りつけても敵勢には一切無効な会議
罵倒が目的の招集ではありません・・・比較的冷静な人物が気転を利かせる場面か
「単刀直入に申します、ブラックマンバの本部の地下で奴らの飼い主と思われる存
在と接触致しました 組織の名はカテドラル この大地外の文明です」ロウ大師だ
「! そうか、遅れた事はいい 結果として凱旋に成功している 大儀であったぞ
カテドラルか 我々より先に来ていたと予想する、対立勢力が他の地区にな」国王
タイミングを見計らっていたのか、書類を抱えた執政がここで挙手をしている様だ
「君達も少し耳にしていたと思うが、ブラックマンバの他にもこの大地を蹂躙して
いる連中がいる その内の1つが共和国の北側で睨みを利かせている状況だよ今は」
「それだけではありません 東大陸の南端からカムイ戦線を名乗る部隊が少数です
が上陸していると・・・正直現在は凱旋の宴どころではないです 対策を」ですね
緊急会議なので要点を絞り込んで早々と伝える姉弟の官僚、昔の体制なら国は崩壊
追放処分になっている元上級の方々は各地で寝返りをしている始末 悪党が蔓延る
作戦は大幅に遅れて一部の任務は成功し・・・蜂の巣をつついたらどうなるのかね
「・・・この気配、途中で追われて来たでしょ? この後直ぐに城下の手前で戦闘
総力戦を覚悟する事ね今後は、黒幕と対峙していたか 準備しておいて」ピジョン
「当然だ、前回の雪辱は晴らす アビゲイルに恥をかかせた落とし前をつけちゃる
そうか 他の奴等も動き出しているとな、混沌とはこうでなくてはいかん」邪眼娘
「余計な混乱を望むな! 私等歓迎は無しか、話の内容だと一か所に集中出来ない
・・・北側が手薄になると一気に崩れる可能性がある どうすんの」不機嫌な先生
「前線が留守の間に親衛隊とは別の部隊を立ち上げております 敵の主力は南側か
ら進軍してくる、遅刻の責任は自ら取るべきかと 異存はなしで!」軍師も同様か
東セントラルは地形上他の勢力に囲まれやすい位置にある、敵は作戦など待たない
「近衛兵団は北でいいと思いますが今回は分散しないと危険であります 主力には
私達も出ます、パイオネス! 半数を西と東に割いて頂戴 敵は四方向」親分さん
「向こうも部隊を割いて来るかもな 居ない間に何度か城下に襲撃されてるのか?
主力戦に望みたいね、追手の奴等 途中でまた合流してくるハズ」エイミーは好戦
「城の防衛に関わってる兵団は以前にギルドで見た連中もいるって、城門で聞いた
俺等が留守の間に出世した奴がいるのか、やはり徴兵令だったな」剛腕のレックス
※当時の闘技大会から二年経過しております 最前線のメンバーは数か月の体感差
「主力にぶつけるメンバーは私が決めろですって、ピジョンチーム4人が南側に出る
残りの半数を左右の伏兵に警戒で こっちは実質6名が城下側、北はどうなの」🐰
「俺が北側を指揮する 近衛兵団の上官だ一応な、アスラムの兵隊がここで主力を
投入してくるとは思えんが隙を見せると今後つけ込まれる 警戒せねばな」レッド
「正直戦闘には向いてないかも私は・・・今回食事はないから 状況を考えてよね
追手が迫ってるのよ今! 戦いが先に決まってるわよ」仕事は嫌いなサファイアだ
「えー、南の城門に向かって来てる連中はカテドラルの部隊じゃなかったかしら?
戦力を分散したら不味いんじゃないの 遅れた罰ゲームを押し付けの定期よ」賢者
( ´ー`)・・・待ちなさいマーシャ(ツクール側でしょアレはw)元勇者様がいる
彼は過去にハーデス軍から大地を救った英雄の一人だぞ 親分と数名は共闘してた
「残念だ、もう少し若ければ悪党など一喝するのだが、最近腰が痛くての 最大の
敵は歳であった、人選は任せる ここを乗り越えれば敵は警戒するな」出る気無し
近衛兵長のレッド氏や軍師のピオーネに比べて、身体的劣化が早めレッツィ元皇帝
威厳はあるが現場の活躍を期待するのは酷になる セントラルは母国ではない――
今まさに敵対している追手が南門に迫っている 飼い犬を噛んだなど建前に過ぎず
出撃のメンバーはオーナーが勝手に決めるそうなんでお任せしておきましょう(草
「領土内に戻りましたので若干の武器等の整備は可能かもしれません 二年経過で
ブラックマンバの幹部から加工品を奪ってる前衛はまだ大丈夫かと」ジェスは後衛
「東大陸の他にも強敵がおるんちゃいますの? 世界大戦なんよこれ、いけずやな
うちに手を出したら呪われるかも知れんで・・・詳細は語ったらあかんがな」琴乃
「? 拙者はどちらでも構わんぞ、カテドラルの部隊を相手に人員を割く事になる
途中で奇怪な体験をしてるが急に強くは成れんようだな」不知火には業炎が見えた
シルビアが流れを遮っていたが各自が同じ情景を目撃したわけではない黒板の秘術
かつて石仮面を被り鮮血を浴びた若者は恐ろしい能力を手に入れた(A先生かよw
骨針の押しが弱いと開花するにはイマイチと言う事です、全然関係ありませんけど
奇妙な冒険は私以外にも多大な影響を与えている力作なのは間違いないでしょう!
(;´Д`)・・・後ろで軽く殴られた衝撃がしましたが、恐らく気のせいですので
兵站を補給してる暇はありません 特製ドリンクで窮地を凌げと仰っておられるが
過去に実験を繰り返していた某国は、副作用などお構いなしの人格破壊を実行した
詳しくは前作の第二部をお読みになると理解します タウリンで我慢するのが常識
「気休めかもだけど一人一本でお願いします、怪しい成分は入ってないから大丈夫
食事を期待するならそのカテドラルの部隊を撃退するしかないわけよ」親分の激励
「納得いかんぞ私は! 予定通りに戻ってれば労いの席にありつけていただろうに
食い物の恨みは恐ろしいのだよ諸君、このツケは戦地で晴らしてくれようか」飛鳥
「小説だと苦行ばかり強いられるのよ私等! パイオネスのリーダーは気が利かな
い様ねホント、遅れなければ宴会を満喫出来たのに 予約よ次回」不満のオリーブ
「あらやだ パンドラさん別に怒ってないわよ(その指は映したらNGですが!)😊
Waste should be disinfected なのよユー、内心はFU×Kだからよ?」だろうね(草)
「流石の聖女さんはアイツに似てるわね♪ 負けたら最終回だから宜しく―」とな
マンデリンはクローブの事を言ってると思われます、※WEB版に参戦してたのは姉
原案と繋げてるので第三部で違和の出ない構成にはしてる 気にしなくていい部分
高級ドリンクはここ一番の時しか飲まない方が賢明 睡眠を阻害する場合がある為
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予想されていた襲撃は翌日の深夜だった、警備兵が束になったところで勝ち目なし
東セントラルの首都はネオレジデンス 北側はレッド氏と近衛兵団が警戒している
カテドラルの追手達はわざわざ回り道などする気は無い 暗雲が晴れる気配がない
ここで敗北したら未完で引退宣言になります皆様 残り時間が少ないと言う事は?
「おいおい、マジかよ わざと余計な尺取ってんじゃね 語ってる場合かよ」ハル
「状況だけ説明してくれる? 笑いとか狙うシーンじゃないわよ今は」マンデリン
残念ながらそうなります パイオネスとピジョンのチームが撃退に赴く南側の鬼門
一度泳がせていた敵対の部隊に恐怖を与える絶好のシチュエーション、続々と参上
戦力を期待出来ない兵士のほとんどが本城の周りに集結を余儀なくされる 不適格
・・・しかしながら、鼓舞されて志願した狙撃隊が郊外の高台に数名身構えている
恐らく接近されたら戦死は免れない栄誉 戦争は無血で解決されるのは無に等しい
地中に埋まっていた栽培兵も引き連れての蛮行を画策していたのか、異形も参戦を
砦付近の残党は軒並み蹴散らして来たが全てでは無い 頭のイカれた無頼者もいる
名乗り出た黒幕の一派{cathedral}本来は大聖堂の意味合いだが中身は真逆の種族
「!・・・OK 薄気味悪い波動に反吐が出そうよユー パンドラさん攻撃役なの」
「もう逃げる事は出来ないぜ俺達も、遊びはお終いって事をここで見せてやるか」
それは何気に自爆に巻き込まれるセリフでは? 気合のレックス君には悪いが難敵
扉を開いた行方がどうなるかは続報を待つしかあるまい、交渉は予定されない衝突
じわじわと脳裏を蝕むノイズが過る凶夜・・・淘汰の道を辿るのはどの勢力なのか
第157話 先駆者 5002文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版
これは私の場合なので、創作した内容が原案としてプロット代わりになってる各イベント
シナリオ一本で世に出るには運の要素が絡むので現実的ではありません 休日はほぼ皆無