メニースターズ
第156話 先駆者
シナリオだけで納得しないなら自作でゲームにすればいいじゃない♪ ( ´_ゝ`)
創作にチャレンジするのは昔に比べて人口が増えたかも知れませんね、素材も豊富
・・・問題は投げ出さずに完成まで到達出来るかどうか アナタは情熱が続くのか
「ふん、ブレアさんは読み専の方が楽でいいと思う派だよ 余計な仕事ばかりして
短編でも乱発してとにかくランキングに載りたいのが主流なのに」投稿サイトはな
「上位を占めてるのは大体お決まりの先生達だぞ 普通の人は真似しても無駄だよ
適当な内容でも知名度がある作者を優先するから、実力は二の次だってば」同人派
メジャーデビューした後にゲーム制作もしてるのはU先生と数人ぐらいしかいない
人には適性があるので、文章よりイラスト特化や音楽に没頭する作者もいますので
「ゲーム側より手抜きしたら本末転倒だぞ貴様、アビゲイルは手伝わんから進めろ
本気を出したらブラックマンバの手下では相手に成らん 本物しか残らんのだよ」
「そろそろ空腹になって来たぜ、イライラするからこいつ等をぶっ飛ばして解消だ
挫折を乗り越えた人しか食えないんだよ ジャンル問わず全部そうだぞ」エイミー
創作のアイデアにつまずくのは誰にでもある、暇つぶしに眺めた読者達が次を担う
「作戦会議などしても無意味だ! 散々待たせおって、開き直りか貴様等 共和国
には返さん 新しい犬として我らの下僕になった方が利口だぞ、劣等種族が」ボス
・・・出口を塞ぐ形で先回りされている バトル回は必至の今話、準備は宜しいか
早速ですが大橋の周辺で上下に挟み撃ちされるパイオネスのメンバー、一見は不利
騎乗している寝返りの幹部を中心に槍兵と盗賊風の反社会的な徒党 後ろには術師
獲物を発見してそのまま特攻を仕掛けて来る、血の気の多い輩から捌いてゆく――
ブラックマンバ幹部から入手したミスリルソードは二本、レックスと不知火が抜く
ランスをシルビア、ボウをアビゲイルが持ち替える アックスをエイミーが担ぐ姿
軒並み物理組の攻撃が強化されている「粋がってんなよ、コソ泥連中がよ!」来た
各自交差した後には捨て台詞を吐けずに崩れ落ちる人影 もう雑魚では役不足の砦
「貴様ら、一体どこに隠れていたのか今更共和国に居ても無駄だ ブラックマンバ
の後ろにはとんでもない奴等が指揮してる こちらに就くのが勝どきなのだ」とな
「アンタも寝返りの見返りに重役になった口かいな? もう知っとるで、うちらは
今日でクビやな・・・戦の時は裏切り者がよう出よるから気にせん事やわ」だとさ
琴乃は元貴族の騎馬長を一瞥する、史実の合戦でも土壇場で掌を翻す武将はいたが
天下統一など、狭い範囲でしか築く事は出来まい 自国の外からやがては来る黒船
武器を構えて勢いよく突進して来た次期の幹部候補、結果は落馬して命日を迎える
「・・・ぐお? バカな、私は軍団長だぞ」肩書と強さは比例しません 圧倒的に
「お前の実力じゃ組織は背負えないと思うけど、ブラックマンバの飼い主を見たぞ
カテドラル・・・宇宙人らしいぜ 犬として駒扱いされてたんだよ間抜けが」獣人
周囲の配下もまとめて四方へ弾き飛ばすパイオネスのメンバー、人間相手なら楽勝
やや距離を置いて様子を伺っていた敵の呪術師 怪しげな詠唱をしているが?――
「馬鹿め 私を倒してもムダだ 東大陸は呪われてる、貴様らもこの地の亡者にな
り果てろ・・・我々の裏の顔を知ってるだと? 何故生きている」主力は別格なの
「ブラックマンバはもう終わりだ! これからは主人に一任しておいてはどうか?
新しく亡者になるのはお主等だがな、悪鬼達と結んでも破滅しか残らんぞ」不知火
武器を新調してない後衛も全員落雷に撃たれてる、詠唱の速度が段違い、速射の的
「・・・グァ 本部を襲撃出来る兵士などいないハズ どうして」精鋭には勝てず
「馬鹿め! アビゲイルはもう恐れぬわ、カテドラルが本当の相手だ 犬では無謀
邪眼を解放する喧嘩が控えてるのだよ・・・恥をかかせた屈辱は晴らす」今は強気
挟み込んで一網打尽にしようと目論んだ残党は逆にカウンターで全て戦場に散った
そのままルートを待ち伏せの異形側へ進める各メンバー、不気味に地面が脈拍する
予想どうり無数の骸骨兵と荒野の中央で対峙・・・ボスまでは距離が足りていない
「湧いてきたわよ、各自ヨロシク まだ追ってこないわね、何か感づいたかしら?
カテドラルも規格外なのよ、地下にいた奴等が全員来るとは思わないけど」ラビは
「追ってこないならそっちの方がいいでしょ 先回りの奴だけなのか 兎に角近く
の敵を片付けましょう、やっぱ本部の幹部よりは弱いわねコイツ等は」サファイア
「ようやくリミットが外されたのよ私達は 直ぐには強くなれない、経験が必要ね
普通の軍隊なら怯むかも知れないけど、一度帰還して情報を精査しなきゃ」と賢者
(´・ω・`)・・・先に呪術師は撃破されてますので、召喚で呼び出されたのではない
地下に居た異種族とは開きがあり過ぎる子飼いのブラックマンバ 現在夜戦中です
「! なるべく急いで前へ進んで頂きたい、人間はおのずと限界があるものですよ
大御所殿以上の存在が悪勢の指揮をするならば不利に変わりなし」ロウ大師は慎重
「・・・追って来ますよ かなりの数が近くまで、地下で見たのが全てでは無いと
まだ修行不足なので一瞬しか察知が出来ませんが 戦争なんですね、元々」ジェス
気を取り直して湧き出た敵をなぎ倒してゆくパイオネス、闘争本能だけは残る骸骨
錆びた剣や斧を無造作に振り回す、旅人が襲われたら次に出番が来る仕組みの大地
破滅を好む自動招集の栽培 腐葉土は犠牲者の血肉がお似合いの混沌たる祝宴――
マンデリンは個としての戦闘力は高めですが部隊を指揮するならピジョン親分が上
眠っていた潜在能力が開花するにはまだ場数が足りていない、各自の判断に委ねる
少し開けた場所で栽培兵達と対峙するパイオネスのメンバーだ「速攻でよろしく」
誰が発したか不明だが 容赦しないアビゲイルの連射が突撃の合図代わりだろうか
動きが緩慢な軋む骨では進軍を止める壁には成り得ず、そのまま四方へ弾き飛ばす
「!・・・後ろ 追手が来たわ ヤベ 甘く見たか 数が多いわやっぱり準備して
やがったわね これで全部、いやまだ来るかも 急に強くはなれないわ」オーナー
もう少しで待ち伏せの悪魔に追い着きそうだったのだが、災いの予感は的中したか
中央から見て右手方向にずらりと 異形の兵士達とリーダー格の騎馬上の男の姿が
ブラックマンバの幹部には放てない不気味で重い闘気 カテドラルの部隊が参戦を
直ぐ捕まえては鬼ごっこに成らぬ、経験を稼ぎたいのなら群れの中へ突っ込めば?
「全力で走ってなきゃ大橋付近でゲームオーバーだったぜ まだ勝てる段階か疑問
あの馬上のヤツは化けてやがるな恐らく、見た目だけ人間風に見せてる」超能力者
「駄目だこりゃマジで追って来やがった、奴等がカテドラルの部隊か 手にしてる
のはミスリル装備だなブラックマンバが逆らえないハズだ ボスは別格だぞ」剣士
「・・・お館様にひれ伏さぬ無礼者は貴様等か? 番犬を退治出来るぐらいの能力
はある様だな、劣等種が 逃げるならすぐ走れ 俺は別に追わぬ」余裕綽々の敵将
「化け物がお得意の擬態という姿だ、今のアビゲイルなら看破は可能なのだよ諸君
臭せーぞこの宇宙人がよ 本来の醜い姿で来いや、もうビビらんからよ な?」w
「バカ、調子に乗って余計な挑発するな! こいつの性格は元のままだな 基本は
変わってない・・・敵の殲滅より城に帰還する事を考えろ不利だぞ」ブレアが正論
パイオネスの隊員数に比べて三倍以上は追って来たと見て取れる状況、砦は足止め
途中で合流していたと推測する「邪眼は自称のリーダーだからアテにしないでよ」
元町長がまだ任せられないと言っておられる 待ち伏せの山羊頭を突破するのが吉
戦場にハーフタイムの休憩などありません、そのまま一直線に 深夜の荒野を疾走
「フハハ、見ろ やはり無様な下等生物だな こちらに向かって来る気概は無いか
東セントラルへ後退しても無駄だぞ貴様等、恐怖を噛みしめる時間を味わえ」追手
(;´Д`) 俺様が最強の作者ならこういうシーンは書かないと思いますが、強敵
邪魔をしている地面からの屍兵を縦横無尽に薙ぎ払う事は出来る 捕まったら終幕
荒れた土道を強引に突き進む各メンバー・・・そして遂に先回りの悪魔と対峙した
飛べるなら山岳でも苦にしないが
「本気で我々と敵対する気か? どうもこの大地の現地民は扱いにくい 大人しく
支配されておけ 鉱石は採れたのかね、馬鹿め お館様にはお見通しだったのだ」
「この山羊種族って減らず口の多いヤツなんだろ、皆同じ格好してるから鬱陶しい
邪魔だよお前 東から追手が来るからどけよな、食ってもマズそうだな」エイミー
捕食は考慮してませんが逆に挑発する形にはなった、悪魔系は異種族達と同盟関係
基本的に周囲の破壊や人間を支配する欲求が似ている為に 手を組みやすい相手だ
待ち構えていたのは大柄なグレーターデーモンと呼ばれるタイプ、警備兵では無理
自慢のフォーク型の武器を手に獰猛な性格をしている・・・だが集団で突進された
威嚇しながら交渉の余地は無いと見切っている様子 魔法に対する耐性がある個体
ダメージを狙うよりも行動を妨害した方が有効的な敵の部類「だと思いましたよ」
後衛組が連携して風魔法で土煙を巻き起こす、ハルが追加で火炎瓶を放り投げる姿
あとは物理の隊員が乱舞する王道の戦術 チームの戦を実践で積んでゆく逃走経路
「・・・ぐぁ? 略奪したミスリルの武器だと、いい気になるなよ」偵察だったか
「急ぐんでどいて下さい あなたは負けましたよ今、一対一とは言ってませんので
こんな連中が街中に侵入して来たら新兵では勝てないと思いますが」君達は精鋭隊
途中まで地鳴り音がしていたが一旦止んだ、どうやら敵将の命令で追うのを緩める
カテドラルは現地民ごと周囲を見下している感が強い 恐怖で配下に従える手段を
暴力を信条とするブラックマンバの幹部は屈していたが、セントラルはどうなるか
「取り敢えず追手は振り切った、砦を抜ければ城まであと少し」逃がしたのでは?
東大陸の黒幕を確認していなければ読者や守護が見放す戦記、体裁はギリギリです
ミスリルの原石は奪えておらず何とか逃げ切ったと言う事・・・開戦してしまった
「帰っても共和国に攻めて来るぞ! アビゲイルはケリを望んでいる、舐めプ共が
邪眼にもう醜態はない・・・カテドラルよりも強くなると私には見えている」とさ
「ちょっとアンタ達! 何でピー音でカットしたのよ、紳士を味方につける好機に
分かってないね~シルビア先輩の戦略を 食える努力を教えようとしてるのにな」
(#^ω^) 自分の方向性に無理やり同調させるヤリ方は好ましくないと思います
彼女のアドバイスは人を選ぶ手段ですので必ずしも挙手は出来ません、組織なので
「! し、知らないわよ 私に振るな ったく、いいから早く凱旋しなさいよね!
セリフ来るとこれよ、またやらかすんじゃないでしょうね 信用出来んわ」シーフ
「さっさと尺を埋めて次回に繋げなさいよねカス 脱ぐわけないでしょ小説なのに
大丈夫よ、清純派に決まってるじゃないの 誤解しないでよね♪」WEB版はR15よ
原案だとシリーズ全体で80万文字ぐらいですが、戦闘シーンやその他の流れが別系
活字の方が視覚や聴覚に頼れないのでシナリオは難しい 実際に書くと理解するね
自分の作品なのでゲーム画像を貼り付けてますが(ホームページ側は)本来は無い
ノベルでメジャーデビューを狙う書き手はここがネックになると多くが意見してる
「だから漫画家が最強なんだって、絵も吹き出しも自分の原作だよ」先輩はそうさ
「へっへ、俺は萌え萌えのギャルしか反応しないから 選べるわけねえだろ」後輩
実績のある絵師の方に巡り合えるかは運が絡みますよ、大手は大凡優秀な人材確保
レーベルカラーにもよるので 一概には作風とマッチしない可能性が出て来る部分
文章が評価されてこその小説、ですが現実は挿絵と扉絵のクオリティが最重要だと
紙媒体だと好評な先生でも投稿サイトだと不人気とか 逆の場合もあるので厳しい
もうね、挑戦を続けて声掛けが望めない段階に来てるならセルフで発表する選択を
プロアマは関係ない時代だと思います ファンを獲得出来る作者かどうかですので
執筆を継続しながらAI画像を勉強して独自のキャラ絵を掲載してる方が増えている
シナリオだけでは到達出来ない創作の分野 読みまくれば物語自体は作れると思う
「出版側にも好みがあるから、本当のオリジナルを出したいなら考えてみて」と🐰
子供騙しの作文で小判鮫してる例外もいるので リアルでも全て戦場のクリエイト
第156話 先駆者 5055文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版
画像をブログ用に撮り直すと色合いが元と若干異なるのが気になる、極端な違いは出ない
特定のキャラはこの章から立ち絵が変化してます シナリオだけではゲームになりません