え、週刊で数万本とか売れたら? 個人だったら取材が来るレベルだってばマジで
大手サークルでも4桁から上にいけるのは限られてる 企業との違いには歴然とする
ミリオンヒットがいかに偉業なのかご理解してください、昔の音楽CDはバブルの鏡
同人ランキングの限界値が10万本前後らしいです 歴代でも数作しかありませんね
メニースターズ
第140話 先駆者
暴漢から解放した街で補給を終えた一行は夜明けと共に立ち去った その頃各地を
襲撃していた悪の枢には、ブラックマンバに牙をむく部隊が現れたと噂になる――
マンデリン達は大規模の街へ情報収集の為に移動している最中であった 時刻は昼
ならず者がたむろう森の近くで
「おいハチ テメーはまた与太話吹いてんのかコラ、ブラックマンバから奪い返し
た街があるだと?・・・ねーよ 何処からガセが広まってんだか」ジャッカル親分
「嘘じゃねえっすよアニキ あのハゲ野郎の舎弟も全部ぶちのめされたと、どっか
の兵士を雇ったとか聞きましたぜ 何処の国だか知らんですがマジネタで」ハチ公
悪党はうわさに敏感である、カネの臭いがするなら尚更 金欠では成り上がれない
「まさかオメーそんな噂ぐれーでビビッてんのか、兵士を雇っただと舐めやがって
・・・誰だそいつは まさか俺に仕事させてーのかよ」頼んでいないモブの仲間衆
「あのハゲも調子くれてるから舎弟に愛想つかされたんだろ 別の頭の下に就いた
んじゃねえのか よくある話だぜ、チッ どっかの兵隊が動いてやがるのか」警戒
「! アスラムの奴らがけしかけてるんじゃないっすよね ヤツ等は他の地区にも
チョッカイ出してきますから、噂がマジならこの山道を通るんじゃ?」震え声かも
「だからよ! テメーはそれぐれえでビビッてんのかって言ってんだ、このタニシ
兵士だろうが上等なんだよ、面白え奴らだ ここを通る気なら潰してやる」仲間は
「おいハチ公 テメーは山の仲間に集合掛けてこいや」ジャッカルは道を譲らない
自分達の縄張りを通れるのは身内だけ、素人に往来を許したら看板の価値は薄れる
アウトローを地で行くならシマ争いは必須の美学 勝手にショバ代を請求する気だ
達人はある程度の範囲なら気配を察知するのが可能だ、近隣を通るのはパイオネス
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「ねえ、これって次の街まで大分距離があるんじゃない 段々と道が荒れて来たわ
野犬とか出そうな雰囲気、各地から悪党を集めてるんだっけ?」統制はマンデリン
「どうやら街への襲撃だけじゃない様だよ、見通しが悪い場所ほど襲われやすいさ
全く・・・手下は殺気を隠すのが得意ではないようで 敵影だぞ」詩人のブレアは
「元々隠れる気なんかねえんだよ あぜ道は奇襲に適してますってか もう俺等と
敵対は決定的だろうぜ、ここを通らないと遠回りになっちまう 行くだろ?」ハル
「当然でしょ 何の為に色々準備したと思ってるの、要所以外は全員出撃はしない
効率を優先して、どうやら待ち伏せされてたか 割とよくある展開か」戦闘の準備
一般の旅人がひょっこり歩いていたら略奪される場面 整備がされてない山道周辺
早朝に出発していた事もありまだ陽は高い、脇道にある古めの小屋から誰かが来た
「この土地もダメかも知れません あちこちに暴漢が湧くようでは まだ西の方が
安全かな おっと失礼、成程ここを通ると仰るか ご武運を、では」兵士風の青年
「? どっからか逃げて来た兵隊の人かい この辺りは他に誰もいないみたいだな
離れた方がいいよ、ブラックマンバのせいで住む場所を追われるか」エイミーさん
「ここの山賊は我々が引き受けるべきです 安全な所まで退避した方がよいですよ
ならず者め、自分達が世の中心だとでも思っておるのか、排除せんとな」大師と他
物理組を先頭にそのまま平然と前へ進んで行くメンバー達、当然敵は睨みを利かす
「おい、ちっと待てや お前等ここらじゃ見かけねえ奴らだな 商人とは違う様だ
誰の前を素どうりしようとしてやがる、まさかブラックマンバを知らねえのか?」
「まかり通るが、分かりやすい待ち伏せよお主ら やはりブラックマンバか 丁度
いい 各地で非道な行いをしておるか、商人にも似たような事を言うのか」不知火
「最近虫の居所が悪かったからね 相手になるわよ 私等じゃなくてもこの辺りで
略奪してるんだろうさ、お前らの仲間をこの間ぶちのめしてやったわ」とシルビア
「この野郎が! オメーラどっかの兵隊なんだって? ブラックマンバに宣戦する
とはいい度胸だ、根性は認めてやろうか ここで終わりだぜ、行かせるかよ」手下
「誰が相手をするかはオーナーに任せたろか、うちでもええぞ 雑魚如きなら楽勝
通り道だから要所とは別や、典型的な山賊部隊とちゃうか 宜しゅう」琴乃と誰を
「序盤から苦戦はしないと思いますが徐々に強くなりそうですので、対話は無効ね
私は余計な争いを好まない方です しゃしゃり出ると損をしますので」ジェスだし
因縁をつけられた侍道は後ろにさがる気はない 不知火とシルビア、琴乃とハルが
他にも何名か補佐に回る流れの形に、強敵以外ならマンデリンが直接相手はしない
いきり立つ一番近くの若造が唾を吐きながらダッシュしようとしたが、ドシュッ!
有無を言わせぬ鉄矢が左脚を撃ち抜いた・・・戦闘開始の合図 誰かは言うまいw
「うおお、舐めんじゃねえ素人連中が!」沸点の低いヨゴレから次々に襲いかかる
勢いで飛びかかっても軽く躱され手痛い反撃を喰らうのが関の山 数は自軍が不利
しかし、基本の早素さで翻弄する 不知火とシルビアが交互にカウンターで剣戟を
ハルの発火対象は直ぐ近くの枯れ木に標準か、火事だと誤解してたじろく烏合の敵
相手を観察しながら手頃な奴から削ってゆく 作戦続行中のブレアさんとレックス
黄金郷の侍女は前へ出ない 軍師役のロウ大師も後方が適任、向こうは行動が雑多
本来なら取り囲んで威嚇するつもりだったのだろうが 戦闘には慣れているチーム
「? アスラムの連中とは違う風貌だぞ、するとやっぱり別の兵隊なのか めんど
くせー 大人数って程じゃねえ、ブラックマンバに立てつくには足りてねえ」ハチ
「足りないのはお前の知能ではないのかねモブ君、援軍で挟み撃ちを狙ってるだろ
このアビゲイルが来たからには敗北したと知りんさい 片目で十分な相手だな」w
「もう手の内を見破られたぞブラックマンバさん、脅しながら特攻は如何にもだぜ
・・・傾斜を利用して両脇から襲撃か まあ王道だな 通用しないが」レックス他
「道なりだとここから北東方面に抜けるのかしら? 預かった地図は余り精巧では
ないかもよ 目安にはなるけど、実際に歩いて見ない事には全体像が」マンデリン
「こいつ等、平然な顔して進んでやがる・・・見た事ねえなやっぱ 集合が遅えぞ
どこの兵士だ、カムイ戦線が潜伏する理由がねえ ぶっ潰すぞ、行け」ジャッカル
喝を入れられて何名か突撃して来たが同じ様にカウンターの餌食となる 脳筋集団
遠目から怒号がチラホラ聞こえる どうやら山賊の仲間がオラついて駆けつけたか
援軍参戦だが
「集まるのが遅えんだよ! さっさとボコりに行けや、生意気な奴らだ やっぱり
素人じゃねえようだな・・・新しい勢力なのか 聞いてねえぞこの野郎が」だとさ
「予想通り過ぎて(草) 追加だよ ついでに害獣が飛び出して来たね、ああ怖い♪
まとめてくるんじゃないの、無理に前に出なきゃ十分勝てるだろ 宜しく」ブレア
「俺達を別の奴らと誤解してるのか 無関係だが、ブラックマンバか 荒野に徘徊
してる手下はこの程度なのか 群れで脅しても無駄だ、確実に倒す」歪みねえ剣士
出回っていた情報はガセではなかったが「手慣れてるが、何者かよく分んねえな」
暴力集団には敵が多いと見るがぶっ飛ばされるのはどちらか 続きを拝見の読者様
戦闘シーンは続く、先陣を切ってたハルとシルビアが挟み撃ちで敵を撃破している
当然ながら一味は焦っている様である、俄かに騒がしくなって来たが実力差が露呈
戦況を見守っているのはジャッカル親分と弓使いのハチ しかしジリ貧はもう直ぐ
途中で野生の獣が乱入して来たが、琴乃におかしな札を貼られて失神した模様――
「おいおい、ブラックマンバは大手じゃなかったのか、もう就職先ねえんだけど」
「え・・・これがお仕事なんでしょうか 私は知りませんけど誰ですか?」ジェス
ネームを聞く間もなくエイミーとシルビアが殴りつけた「ケッ、あばよ」モブがな
使えなければ即刻クビのブラックな職場 組織名と合っているので文句は言えまい
「クソ・・・新勢力の兵隊なのかこいつ等 余所者が!」声に威勢が足りないハチ
「髪の毛が残ってるだけありがたいと知りなさい 逝ってよし」邪眼は容赦しない
二、三投と弓をふみ絞るが狩猟と戦闘では意味合いが異なる「どこの組織なんだ」
当然ながら間合いに入られてタコ殴り、「雑魚には名乗りませんってさ」エスパー
普通の商人が往来を試みたら略奪されていただろう、脅しに委縮はしないメンバー
残りは親分のジャッカルと後方の数人 威張り散らしておいてトンズラは解雇事案
「俺等より実入りのいい組織なんて他にねーのにな、まあいいぜ 兵士崩れは他に
もいるって事だよ・・・羽振りが良さそうには見えねえ集団だな」武器を抜くボス
「ほう、貴様 そこそこは剣の覚えがあるのかな、何処でかじったかは知らぬが?
では参るぞ この不知火が相手をする 日が暮れる前にもう少し進んでおきたい」
サーベルを振り被ったが踏み込む速度が雲泥の差「ぐあ、戦闘のプロだろ貴様等」
一刀目を軽くいなされてそのまま左からの上段袈裟斬り、これ以上は無意味な対決
「もう手遅れだから教えていいのかしら{パイオネス}意味は知らなくて結構よ♪
逃げた手下には警告しておけば? ミスリルの独占はさせないわ、んじゃ」バニー
「? 知らない組織名だ・・・鉱石が目的かよ バカめ、地獄を見てこいや」没w
全員参加の激戦にはなりませんでしたね皆様、親分を討たれて残りは敗走してゆく
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「終わった感じね まだ名乗る予定じゃなかったのに、何人か逃走したからこれで
バレちゃうわ、いいか 資金源潰しと思ってくれた方が 先に進みましょう」🐰は
「傍から見れば別の勢力が進軍してきた風に見えたのかしら ブラックマンバの方
が絶対悪役でしょうに 敵に正式名称出す必要はないもんね、行くか」サファイア
「私等侍女だけワンセットでセリフじゃないの? こういう所を手抜きしてるから
別々にしてよね・・・料理当番の人材じゃないのよ、正規雇用ですから」スピネル
( ´ー`) 雇われはピンハネされるのが常識の世になってしまいました 上級優遇
大きなイベントが予定されているとこれが顕著に分かるでしょう、某万博とか一例
世界がトラブルに見舞われた時も 延期して無理やり開催したオリンピックの場所
利権が発生しないと動く理由がない 完全に上から目線、負担は国民が背負うハメ
財務担当する老害は何としててでも意見を却下する 庶民を苦しめるのが生きがい
問い詰めても逆切れしてあり得ない理論で封じ込める、そんな国に未来などないね
「何処のじじい連中だか、私の眼の前にいたら張り倒されて奈落へ直下するけど?
棺桶に片足を突っ込んでるのに居座る気満々とか 正にクズの鏡」怒りのオーナー
「へっへ、余計なナレーションが聞こえて来るのが小説の利点だな」二ヤつく後輩
インディーズなので大手企業のゲームと比較にはならないですが、料金の値上げ案
むっちり太ももで調子に乗ったのか 続編はソーシャル方式の課金ガチャで炎上🔥
よく考えて見て下さい、ほんのわずかな時間で数千円が吸われるなら他を選択する
キャラの声役が動画で豚に催促しても釣れない クリアするまでいくら払わせるの
「セール以外は動かない勢が多いよ今は、同人はセット販売すると絶対に売れない
在庫処分には付き合いませんの意思表示なんだよね これ要注意よ」先輩の助言だ
制作ツールのU系がやらかしたんです 販売したらダウンロード数に応じて手数料
利用者が世界中にいる為、ものすごい勢いで反発されてました 代表は逃亡の祭り
規約を変えるにも一般常識という暗黙のルールを無視した結果ではないでしょうか
儲けばかり優先しては囲ったファンが逃げ帰るのは当然 消費者は無限にはいない
売上ランキング以外にも名作は隠れたりしている、探し出すのもゲーマーの醍醐味
「我々は勝ち組なのだから搾り上げて何が悪いという結論、次の標的はブランド酒
どんどん庶民を追い詰めていく図式よ 足元が崩れたら国は衰退していく一方ね」
元町長がいうならそうなんだろう、パイを奪った後に 貢ぐ働き蜂が消えてる現状
おや・・・自然界にも同様の事が起きてませんかね皆様 魚にも愛想をつかされる
もみ殻まで奪ったら次の収穫はやって来ない 減らした方がいいのは強欲側では?
タックスヘイブンしてる余剰金が永遠に価値があると誤解してる 崩壊は近いのに
冒険には関係ない話題でしたね、情報量は多い現代なので取捨選択は自分次第――
第140話 先駆者 5005文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版
大手メーカーのゲームソフトが一本で一万前後になりつつある現状です、話題作以外は損
開発費を考慮した価格設定らしいですが庶民からはブーイングの的 急激な株式商法定期