何で無双を話題にしたのか、投稿サイトにも乱立してるからですよ 多すぎるので
序盤は爽快感で気分よくスタート・・・しかし飽きるのも速いのが難点、ですね?
だから俺だけ特殊スキルでチートかハーレムになりやすい だってテンプレだから
そんなクソな構想でも受賞して出版する輩がいるので勘違いが後を絶たないのです
メニースターズ
第132話 先駆者
あなたは特別枠に入れただけ、無言でメンバーが腕組みして足元の小動物に一瞥を
元請けからはサファイアとスピネルが出向される臨時のチーム編成、一人空くなら
性格にもよるが 外界で実績を出せば他の姉妹に対してはアドバンテージが取れる
先ほど加入したばかりの東洋組は意見を挟めない事態 小刻みにワナワナと震える
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どうする? ラビット
「私が・・・モブ」ショックを隠せない全身毛むくじゃら 体躯も小さく非力では
💎♢💎♢💎♢
「うん、モブ♪」読者から見て左側にスポットライト、ウィンクからの左手で敬礼
「そう、モブ★」今日もセンターは譲らない、半かがみの微笑から指先は口元へ♡
「誰が見ても、モブ☆彡」流れる様に右側で軽くダンスをキメる、余裕の投げキス
(;´Д`) どう考えても修練を積んでますね彼女達は ミア、セラ、ノラは別格
こりゃローカルアイドルで終わるつもりはない証ですわ、メジャーな舞台を想定か
とどめにしゃがみ込まれて末っ子のアンジーちゃんにツンツンされる屈辱のうさぎ
果たして今後このプレッシャーに耐えられるのだろうか? これの意味は――
「わはは、此処の姉妹は敵に回さない方が身の為だな、モブ これは予想出来たか
そういや動物系は奴だけだった、私はお任せするわ どうする気か」傍観のブレア
「エイミーさんは獣耳だが人型だからな、モブかよ 口数が多すぎたのが災いした
もう黄金郷に入場しちまった後だし どうすんだよこの先、知らんぞ」レックスも
放っておくとこのままステージで歌いだしそうな雰囲気だ、エルザが妹達を遮るが
「お帰りなさい皆さん、この黄金郷 他人の手で入った者にはペナルティがあるの
ズルをしたわけではないでしょうが、努力なしで立ち入ってはいけない(潜り込み
通常なら弾かれるハズなのですよ・・・何者か正体が不明なら脱落になりますが」
「流石エルザは長女、そうなのよ 常人では潜れるわけないのに一緒に入場してる
・・・私達を欺くには限界があるわよ なんか怪しいと思ってたけど」サファイア
「まとめ役が不在ですって? ただの動物に辿り着けるほど黄金郷は寛大じゃない
実力者なら戦闘員に異論はないです私は、誰なのこの白兎さんは」疑問のスピネル
アイドルにハブられて退場の危機をすり抜けるには厳しいと予想する、歪みねえな
「! 参ったわね、既にバレていたとは そう、擬態よ 勿論ハル達三人にも知ら
れてないわ、ある日を境に私と入れ替わってる 正確に言うと本体はない」ラビが
「はあ? 追い詰められてハッタリ言うなってば、お前は昔からふさふさの兎だろ
俺達と一緒にいるから此処まで来れたんでしょ、運よく潜れてるじゃん」エスパー
「苦しい言い訳せんでいいわよラビ、無理に戦わんでもいいじゃない 任せれば?
元々戦闘員じゃないしさ、執事の誰かを貸してくれると楽しめそうね」シルビアは
「まあ、昔の擬態が一番の馴染みかしら 悪かったね戦力外で、城内ならいいか」
スポットライトが妹達からラビに切り替わったと錯覚する、ズゴゴゴ・・・解放を
着ぐるみに人が入っていたとは思えない 驚愕の事態に素早く眼帯を外す邪眼娘が
ウサギが消えて謎の金髪女性がいる
「クク お前は誰だ? 違う、人間ではない・・・私の眼は見抜ける 舐めるなよ
言っておくがヒロインはアビゲイルがすると決めた 譲らないよ、何処から来た」
「あなた方は・・・何という事を! 主催はそこのお嬢さん達では無いでしょうな
先に来ていた者も気がついてなかったのか、本性を見せるべき時だと?」ロウ大師
エルザより先に次女のマスカラが陳謝しているが、どう考えても規格外の強い波動
主催したのは初代のエルドラド 読者はラビの正体がマンデリンだと知っています
太陽の軍勢を名乗った赤屋根のメンバーと面識がある 登場キャラでは古参の部類
自身に招待が来たという事は責任を取れという回答、絡みついた因縁はどうなるか
※第三部から読み始めると不明な箇所が出てきます 気になる人は前作もよろしく
最初に同行していたレックス達は当然白いうさぎの姿しか知らない 身構える――
「! 違う、ラビじゃない 誰だアンタ・・・この威圧感 人間だとは思えないぜ
擬態ってどういう事だ? 今までは仮の姿、俺達はずっと旅をしてたのに」若造は
「一旦その剣をおろしてください、君達のチームが入場出来たのは理由があるハズ
仲間にも知られてなかったと・・・いえ、我々の中で圧倒的に強い」焦燥のジェス
新作の服装を持っていたのか、マンデリンはバニーガールの衣装で誤魔化そうとw
一瞬で外見を変えられるため紳士の視線には対策済み(チッ!)着替え風景はない
規格外のキャラが暴れ回るとストーリーが崩壊するので無双は禁止になっています
「もうチョイ力を抑えてくれないか、なんだこりゃ? これがうさぎちゃんの正体
こんなに強いなら場違いだろ・・・何しに来たんだ 山賊とか雑魚だろ」エイミー
「あんさん人間やのうてバケモンやな? うちら全員をからかうつもりで来たんか
・・・絶対に裏があるでこれ、変化の術 式神ともちゃいますな」古風な琴乃はん
マスカラとは対照にエルザは余り動じてない、三女のプルーンと耳打ちしているが
「失礼いたしました、やはりお隠れになっていたと マンデリン様で宜しいですか
妹達の無礼をお詫びします その姿でよいのですか、元の方に戻られても?」長女
「今後はこれで行くわ、バニーじゃないかもだけど丁度いいでしょ ラビはクビね
どうするかはあなた達 若手が決める事です、私ではない」彼女も金髪と言っとく
「ラビはどこに行ったの、変身したのかこれ? 違う ウサギが隠れ蓑だったのか
何時からなの・・・とんでもない力だわ 関与してはいけないのでは」と同人女子
「この不知火、妖者を何度か拝見しておるがここに一人いたとは 人智を越えてる
此処に集めて何をするつもりか主催は、アイドルイベントでは収まりがつかんよ」
予定なら、ついダンスっちゃいました♪ てへぺろ★・・・を企んでいた数名の妹
目立つ事が出来ないと知りさっさと悪態をついてステージから降りて隠れてしまう
こういう事に関しては姉より明らかに要領がいい ライトが切り替わった先には?
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娘たちの責任者
「ようこそわが家へ ワタクシが主催のエルドラドで御座います 遠くからお越し
いただき誠に有難く存じます、先ずは娘達の無礼をお許し下さいますよう」社交的
※イメージはご自由に ダンディな貴族風パパでも高貴なマダムでも、一応は初代
ぼんやり光りながら宙に浮いてるので、人間以外なのは容易に判断出来た入場者達
「やっと主催のご登場か 何なのだこれは、人の領域ではないぞ アンタが初代か
割と普通に見えるが・・・ウサギの方はいかんぞ 誰だ煽り出した馬鹿は」ブレア
「やっべ 超能力どころじゃねーだろ俺ってばよ、来ない方がよかったかな 最初
からラビの正体なのか、昔から変わった奴だとは思っていたけど まさかな」ハル
「ほっほ、私達は呼ばれた側だからお仕事をしてもらいたいのは黄金郷の方でしょ
続けなさいなエルドラドさん、その時が来るまではタダの案内役よ♪」マンデリン
「了解致しました、心強いお方が潜んでいるとはこのエルドラド 存じ上げて居り
ませんでした さて皆さま方は既に城門を通過しておいでです、戦えると判断を」
双方とも早口だが 情報量が多いと最近の若者はイラついてすぐに読み飛ばすのだ
別に急げとは強要してません、スマホでの閲覧を推奨しないのはこの辺が原因かも
「参った ようやく収まったが、実はなラビは一度寿命で死んでるのだよ、以前に
息を吹き返してるんだ、結構前だぜ その時に別の存在が入ってたのかね」剣士君
「! 最初に煽ったのはアビゲイルですよ、厄災を呼ぶのは得意分野と予想します
邪眼で余計なモノが見えるから・・・意図的ではなかった様ですが」洞察のジェス
「そこ、眼の前にいるのが黄金郷本人なのよ 人の話はちゃんと聞きなさい、資格
はあるってよ・・・君達が山賊を倒してきた事ぐらい分かってるわ」三女プルーン
「宜しいでしょうか実はですね、この黄金郷を維持していくには膨大なエネルギー
が必要になるのです そして幸いにもこの大地にはその原動力があるのです」主催
「ごめん、ゆっくり話してくれよ 山賊退治の話に戻るけど奴らの背後に別の組織
があるみたいだったよ、ブラックマンバとか言ってたな 動力源 ふーん」と獣人
「そりゃあれだけ家族がいればこの先維持していくのは大変でしょうけど そうか
でも労働力が目的なら別に私等じゃなくてもいいのでは?」釣られて早口の腐女子
・・・やんのか、コラァ!
( ´ー`) ふう、どうやら気に入らない事があると後輩に難癖をつける性格の模様
怒鳴り散らされたハルとは趣味も反対らしい 気弱な黒フードも巻き添えの雰囲気
才能があっても我が強すぎるとトラブルの原因となります 失笑する城内での会議
「お戯れ中大変恐縮ですが・・・この大地には実は貴重な金属があるのです レア
鉱石と言った方が分かりやすいでしょうか 無限には採れず私達以外も狙ってる」
「先を急ぐな長女 来たんだから断るなという流れに感じるぞ、このアビゲイルは
意外と低俗な理由だ黄金郷よ、チープなら主役は別の人でいいかもな」飽きやすい
招集された人員で一番老獪なのはロウ大師だ、マンデリン以外なら彼が軍議に向く
過去の経験から何か思い当たるフシがありそう 意見を聞いてみるメンバーだった
「ブラックマンバ・・・昔に何処かで聞いた事がある、山賊の元締めでしょうか?
先ほど他の方から耳にしました 退治をしてきた帰還時に我々と合流してますな」
「ブレアさんが教えといたよ、ガキの喧嘩に付き合ってる暇はないだろ 報告時に
ラビのつれは精神的に幼いとみたね 本体はバケモノだから丁度いいか」皮肉るが
舌打ちをする数名だが、一旦この先の方針を決めておかないとここで解散する事に
一体何をしに来たのだここまで集めておいて 山賊を倒して来いと言った主催側は
「恐らくは山賊の背後にいるんでしょうね、ブラックマンバ・・・それの他には?
資源を欲しがるのは予想より多いと思うの 一般の兵士ではムリな事案」マスカラ
「私が此処に来た理由を考えなさいよ、エルドラドは純粋に建物の維持に利用する
ここは英知と言っても過言ではない場所なのよ それなりのね」マンデリンの見解
エネルギーに応用できる素材を確保したい、意外と簡素な理由に厨二は消沈してる
狙う連中は多いらしいのだが「他の大地を侵略できるほどの力が手に入るなら」!
責任者の発言に穏やかな心境ではいられなくなる 君達はどう生きるか? (^Д^)
「不穏な気配がする、その山賊の背後以外にも狙っている輩がおるとな 動力の元
・・・余程貴重なのかな レア鉱石 本当は違うのでは?」不知火は鉄を好む侍系
「チョイ待てよ 他の大地を侵略できるぐらいの力、あのさ・・・黄金郷の原動力
かなりヤバくね、使い方間違ったらアボン案件だろ ひょっとして」鋭いハルだが
ここでお断りされると第三部は終了かも知れません、慌てて大家族が扉を塞ぐ構え
💻「・・・逃がさねえぜ!」 ( ´_ゝ`) ディスプレイにはそっと圧力の表示が
仕事はある だがそれを希望する若者がいない、なら外部から呼べばいいじゃない
不満が一定数を越えると暴動や一揆の危険が増す そして戦争になるのが歴史――
「私達は根こそぎ奪いたいわけではないのですよ あくまでもこの場所の動力源と
してです ですが、目の前に宝が見えていたら悪はどう考えるでしょう」と主催者
「黄金郷を失えば戦いは今後不利になりますよ! 何故呼んだかお分かりか 君達
の故郷が侵略候補に入っているとしたら、それを止めるのは誰なのか」続くエルザ
ここで丸め込まないとやがて英知はエネルギーを失い朽ち果てる、好機は多くない
ニヤリとほくそ笑む不謹慎なダークヒーロー、またはヒロイン役は誰が担うのか?
「待ちたまえ、ピンチにはこのアビゲイルしか頼りになるまい 主役で構わんぞ♪
侵略を狙う連中だと・・・誰の前で言っている 渡したらいかんのだ」気変わりか
「ダメだわ、コイツは性格がリーダー向きじゃないでしょ 侵略目的か他の勢力は
シルビアさんは厨二を支持しないからね! ブラックマンバ以外も狙ってんのか」
「・・・渦中にあるのは元素930」一般には未発表の物質らしい、半重力に対応可
研究次第では恐ろしい火力を引き出す事も エルドラドは先に抑えたい理由がある
強烈な爆発や破壊の後でしか形成されない分子が存在する レアメタル中の希少石
もちろんフィクションに決まってる 何種類かは情報開示で外部に漏れていますが
第132話 先駆者 5039文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版
第一部と二部ではチョイ役だったマンデリンさん、実は若手を牽引する重要なキャラ設定
世代交代の時期が来ても権力にしがみついている醜い老害のなんと多い事よ、裏金に必死