援軍参戦するロボは敵対する標的を破壊するプログラム

ぞろぞろと物量作戦するのはエネミー側のお約束、あんたも不幸だねぇ フヒヒ♪
交渉の選択肢は用意されておりませんので 思う存分暴れてやってください皆さん
私はルビを振らない脚本式ですので、売れ筋の先生達はここぞとばかりに必殺連打
妄想癖があるほど厨二的な技名を期待する! 普段見かけない漢字を見る好機です

メニースターズ
第120話 黄金郷編

※太陽の分岐点 WEB版 東ルート

今は全ての方向に散らばる戦力的有利に無い、西方向から状況を伺う騎士団が警戒
目的地のネクロス皇国はこちらの領土を越えた先にある 最大勢力は北側の飛来者

「! 我らと一戦交える気か 月下の軍勢か、やってみろ 昔と同じにするんじゃ
ないぞ 見えたのだ アクエリアス騎士団は祝福を受けている 舐めるなよ」鎧兜
「エース共和国、三銃士も揃えてるとは やる気か!・・・覚えているさ 月下の
軍勢 13名だと? 再開がてら一戦してみるか騎士団と スローモーション共が」
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「雑兵などではないぞ、精鋭だ それも極上のな 速い 動作そのものが 本当に
鎧兜をつけているのか 騎馬兵だけではない、全部隊なら皇国まで直ぐでは」隠密
「ねえ 騎士団よりジャバラを迎え撃たないとさ 強いわよソロモン軍よりも全部
ヤバいねぇ、大編隊なら逆に世界制覇されるんじゃないのこれ?」コバルトは拒否

「? 妙だな、月下の軍勢は8名だったと思うが 三銃士を含めて13名だと貴様等
アルザールに背後を見せて我々相手に勝てる気でいるか 余裕ぶっていろ」重戦士
「あっ~、ケツに張り付かれるシチュエーションを好む腐女子はここに来てないぜ
クローバーさんぶっ飛ばしても構わんけど 空気読まないとな、マネージャーは」

「皇国でも貴様らでも正義は貫けん、このランスロットはどちらでも別に構わんぞ
余裕があるなら試してみたらどうだ? 北から援軍の予感がするのはお察しだが」
「今は相手をする理由がありませんよ 私達より皇国狙いみたいですし、偵察かな
驚いたのは移動の速さだ・・・普通の人間ではないですね 本物の騎士か」ロシェ

( ´ー`) 実力を知りたい方はゲーム版でどうぞ、クリア度返しなら戦闘は可能で
残念ながらWEB小説にそこまでの猶予はありません 左右の勢力は進軍して来ない
そうこうしてる間に先程の三馬鹿以外の部隊が詰め寄ろうとしている 時間は有限

「調子に乗るなよ原住民が、よし行け 前方全てだ、余計なエネルギーをかけたく
ないのだ 手間取ったが、何だこいつ等は 最新型ではないが揃えたぞ」援軍参戦

エース共和国の三銃士は大技の反動で疲労している、前衛に出すと非常に危険だが
実質単体では戦えるメンバーは限られており 変則的な五芒星は一度のみの奥の手

「! 来た 北から大量に、ロボット兵ですか この数は 更に追加で来られたら
余計な戦闘は避けるべきです 敵将の一人がこちらへ前進して来ますが」錬金術師
「だから言ったでしょ! ジャバラ以外は後でいいわよ、最初の奴らでも多いのに
これ以上の部隊が参加とか勘弁ね 囲まれたら負けるわ 離れないでよ」後方組が

「どうやら最新の情報を後でまとめておかねばならんな、やれ ジャバラ以外は敵
おかしな武装をしてるのは全員ではない 数で圧倒せよ 追加を手配だ」将軍の報
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「フハハ いいぞもっとだ 共和国を倒してネクロスまで行って見せろ! 奴らの
後方側まで進軍しろ、その時こそ他の勢力も動くだろう」アルザールは段算してる

「丁度いいタイミングだな そのまま飲みこんでしまえ! エース共和国など最早
少数部隊 後ろ側に進軍されればネクロス皇国も身動きが取れなくなる」騎士団も

「クッソ、ジャバラを利用する気だわこいつ等は、そうか 白金城の守りって普通
じゃ破れないのか・・・後退したら一気になだれ込む気なんだわ 両方とも」モカ
「ここで我々が崩されたら終わりよ 指示を出している北の司令と将軍を討たねば
厳しい状況だけど前進するしかない、全勢力がなだれ込んでくる前に」ピジョン他

退いたら負け 仕掛けた側がごり押し作戦に出るのは戦地では定石、周りは全て敵
すでにモノリスの一つを入手している飛来者、魔力以外の使い方を知っている――
アルカディアとCOBRAは宙域ではメジャーな組織らしい 二軍でやっておけだとさ

「魔力は副産物なのか 巨大なパワーが得られるならそれを利用しようとするのか
私等では無理だが、機械のエネルギーに応用していたか 北から来るぞ!」小夜香
「ハイハイ 先走ってるのは時代遅れの後方にいた剣士の部隊だなー 通じんぜ?
セリフはこれ位でいいんじゃね マザーは気まぐれだからあてにしないでよね」♣

当然ながら戦闘再開となる 必然的にワルオ達の後ろに控えていた幹部のディープ
自分達の方が格上なのに嫌な予感がしている様子、組織に属すると仕事を選べない
どこかの王のように怖いから抜けますとは言えない 現在は行方不明になってるが
超越を獲得出来るキャラは限られてる 現場の使い捨てが一番割に合わない戦地で

「ジャバラに配信されていたデータは何時の時期だか、正直別の任務が良かったな
簡易装備とはいえ、Dランクの強さなのか本当に? 手当など期待出来ないのに」
「来たな・・・大外れだったねお宅等 測量ミスは命取りってね 手抜き施工かい
太陽の軍勢が相手をするよ 陣形を突破出来たらお前達の勝ちだけど」コバルト達

肩書は遊撃隊の部長になったばかり、裏事情など作戦において語られる事は無意味
ガシャン、ガシャン! 感情を持たないマシーンは破壊を信条とする量産の援軍が
現在は先行した三銃士を下げて五芒星から蛇行に変形している デビル達が再来を
今度は連携技を使う輩は控えていない 自軍も大技は連発出来ない仕組みになるが

「幸い左右の勢力は近寄って来ない、正面に集中して 実力の勝負」と、リーダー
「対する敵将は剣士の様ですな この小夜香が斬り込みましょう、引けは取らん」

言ってる間に機械兵がギヤを上げて特攻して来る! セリフなど聞くつもりはない
敵対する標的を破壊する為のプログラム 短距離走のダッシュの如く全力で爆進を

回転するギア イメージ画像 キャラは映っていない

「よっしゃ! 腹の具合が戻って来たぜ兄弟、ガチンコのぶつかり合いだ」ドミノ
「うひょ、これは激しい汗がほとばしる展開でやんす タックル案件ですぜ」ピザ

ドカン、バコーン、ガキャン! 機工兵の重い一撃で地面がえぐれ 衝撃波で小石が
飛び散りもうもうとした土煙が立ち込める 三銃士は巻き添えを食わない後方側へ
先程の詠唱に集中していた反動が懸念される為、前面にはいつものメンバーが対峙
この隙にと蛇行から突撃陣形に変形し前進を開始 先頭の小夜香も敵将に立ち向かう

・・・ズガガガガン! 太陽の軍勢はロボ達の足元を狙う作戦に出た 地上は重い
いくら馬力があっても駆動となる箇所を破壊すれば勢いは弱まる 渋滞した場合は
直接的な速度は恐ろしく速いが小回りが効かない敵の援軍、フェイントで回避する
軽くジャンプしながら着地と同時に足への一撃、体勢が崩れた所を袈裟斬りの戦法

ドッパーン! まるでスローモーションのように斬られた飛来者の歩兵、ガシャン!
好機とみたピジョンとコバルトが横に薙ぎ払い前進してゆく「後ろに続いて」とさ
一撃を狙おうと大きく振りかぶって来た個体を集中でタコ殴り! チームバトル式

「正直来たくなかったんだ 裏がある予感がしてた、何だコイツ等の手際の良さは
さっきやられた突撃部隊はジャバラでも稼ぎ頭の部類だぞ! どういう事なの?」
「我々はここに来るまで多くの激闘を乗り越えてます、データが全てではないです
最初に東ルートを選んでいたら敗北濃厚だったかも知れませんが」前に出ない錬金

流れる様に連携し周囲の機械兵をなぎ倒してゆく、そして敵将ディープは囲まれた
異星人でも恐怖は感じるのか ワナワナと四肢が震えてるが、ここは戦場である!

「だから装備には金をかけろと こんな辺境で、万全なら勝っていた クソが!」
「勝負はどう転ぶか分からない、お前達の上層部にも敵は多いとみるね」統括さん

・・・一騎打ちしたらおそらく相打ちか返り討ちされた隠密氏「仲間に感謝する」
乱戦に突入途中で後続の突進が仇となった そのまま鉄くずの破片が覆いかぶさる
誰に止めを討たれたか確認出来ないが幹部の一人を撃破した、戦闘は継続する――
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「正直作戦ミスだな 予想外が続き過ぎる、何故だ 我々は略奪メインの編成だが
戦闘的な星とは聞いていない 個人的な見解ではBランクでは? 変異種か」将軍

攻勢に転じても油断はできない、右手側に別の幹部フォックスの部隊がにじり寄る
簡易装備の中では重戦士に属する武将に思えた 警戒心は普段から高いと予想する
東側のアルザール達はやはり動かない 始めから漁夫の利を狙いに来たという事か

「フハハ、気を付けておけよ貴様等? 我々の他に死神にも狙われているぞ」だと
「気分が乗らない日で悪かったな・・・余計な事を言ったらヤルよお前等」あら~

口は災いの元だと知っているクローバーさん どうやら余計な恨みを姉妹が背負う
「いいんだぜ別に、戦場に流血はあたりまえだからなー小娘が」マザーからの説教
貫禄の導師様以外は詮索している余裕などない状況 配下のデビルが突撃して来た

ジャバラの司令達は一番北側に身構えている、先に他の幹部を片付けないとムリだ
連携が取れない状況で敵将を倒せるのは武装したアンリと友人ぐらいだが混戦の図
援軍はすでに手配された後、数で圧倒する作戦に変更してきた様子 金属音が響く
手堅く魚鱗の陣に構え直して雑兵の投擲してきた凶器を弾き飛ばす 徐々に接近を

「ええい、どうしてこうも戦い慣れしているのだ? まるで普段から戦争してたと
・・・まさか! 文明では明らかに劣っている辺境のハズ」警戒態勢のフォックス
「理屈じゃない! 負けたら今度こそ最後、お前達に踏みにじられた多くの命は!
もっと早く気がついていれば 間違いはもうない 滅せよ、闇の組織共」太陽の軍

龍騎士に似た出で立ちに変化していたリーダーの逆鱗に触れたのはジャバラに非ず
邪悪を打倒すべく手にした豪槍がうなりをあげる 金色のオーラが全身を包み出す
いつの間にか周囲の援軍はボロボロと木炭のように崩れ落ちた 空間が歪み出す!
灼熱の中心は己自身にある 否応なしに一騎打ちの構え、逃げる事は許されない理

「! うおおお、まやかしなど我々には通じんぞ 食らえ、原住民が」大剣を強振
「お前たちは利用されているに過ぎない、退きなさい 答えはまだ先にある」直進

回避も防御もしないそのまま平然と踏み込んで一閃、どちらの勝利か聞くのは愚問

「・・・利用されたのは ジャバラだったと 何て事だ データ収集の捨て石とは
どうして気が付かなかったのか上層部は 悪運が尽きたのか」全身発火はこの後さ
「本当は私等もう寿命なのよ、カトレア達を生かしておいた慈悲を汲む事ね馬鹿が
お前達とは関係ないけどね 使命を果たせるのは少数だから」味方に影響は出ない

地獄の業火に崩れ落ちる敵将の末路 太陽に飲み込まれて助かるハズはない、圧勝
何故今まで好戦的な態度を示さなかったのか理解していただきたい 大渦は広大と
無意識に黒い塊は遠ざかろうとしていた 恐怖は最大のスパイスではなかったのか

次の相手は遊撃隊長に属する幹部のボルガノン 本人は戦場に魔法陣を描いてない
降り立って意気揚々とお宝の回収 今回も宇宙海賊の躍進を報告書に記録の予定が
ならん、成らんぞ! 格下相手に撤退などは、作戦部が近くに居たら必ず言われる
装備品や小隊編成はあるていど個々の部隊と裁量に任せられている 軍務は継続中
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「辺境だと! 嘘も大概にしろ、技術を持っていないだけでは 変異種からの増員
どっちにしろ嵌められたか我々は クソ 敵対勢で間違いあるまい」ボルガノンは
「組織が大きいほど策略は複雑になります 恐らくは、引き抜き部隊はそちらでは
我々がいたのでは中継点になりません 計画は阻止させていただきます」自軍後方

この時点で西のアクエリアス騎士団も動いている様子がない 下手に接触は危険だ
白金城の勇者を粛清するには眼の前の戦闘に参加する意義がない 潰し合いが最善
当然ながら全部隊で出撃して来たとは様相が異なる 彼等には聖石の加護が?――

「隊長、やはりネクロス皇国はこちらに向かってる気配がありませんね 臆したか
エース共和国の三銃士はここまで強くない、何者だ先頭にいる金色の人物は」鎧兜
「月下の軍勢・・・確かそうだったハズ 太陽がどうとか言っている様子だが一体
アルザール次第だが向こうもおかしな死神が近くに居ては動けまい」ランスロット

(`・ω・´) 暇つぶしの作文でシリーズは形成出来ないんですよ そろそろ時間か
スタートダッシュしか読まないライト層は色々と損をする お友達に勧めなさい!
ポイントランキングが楽しさのバロメーターにならない分野、好みにもよるけどね
余計なコメントで離脱者が出るのはお約束の物語 オリジナルはこの後も面白い😊

反省はしている、だが後悔はしていない 今回も読んでもらえて幸運だと思います

           第120話 黄金郷編 5019文字 (続)

紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV

SRPGStudio 敵キャラのステータス アクエリアス王国騎士団 自軍の西 どの隊員も限界を超えた強さ 一般兵だと近寄れない決戦の舞台

三銃士以外は全て敵対勢になっている最終ステージ、勝利条件は飛来者のジャバラを撃退

この辺でシリーズの半分ぐらいだと思います 最後まで着いて来れる激熱の有志は誰か?

次回 ガチでぶつかる意味を悟る時 我々は既に戦時にある!

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

投稿サイトでも掲載中(画像は無し)