文章を書き慣れて来ると数百万文字なら数年で到達できます、同人の私ですらそう
とにかく長ければいいという訳でもありませんし、そもそも読む人がいないと苦行
活字専門ではゲーム制作にはなりません 総合としてのクリエイトを実践してます
イラスト一本に情熱を注いでいた仕事を、AIが奪いつつある現実 応用が問われる
メニースターズ
第111話 黄金郷編
※太陽の分岐点 WEB版 南ルート
「何やけになってるのアンタ? どうせ小説じゃ宴会なんて出来ないわマリーさん
知らないわよ今後は モノリスは消えた、聖石も確認出来ない 成立は不可能ね」
「おい、アンリ 姉と何とかしなさいよね! 文字だけとかコレ面白くねえでしょ
やっぱクローブさんの方が良くないか どうせマニアしか読まねえってばよ~」w
(`・ω・´) バカを言うんじゃない 何冊分だと思ってるか、これが益々面白い!
どこぞのニワカと比べても意味はないのだ 内容があってこそおすすめの物語です
「地上だともう黒い太陽とか呼ばれる様じゃないの アンリ達は追われる身だわね
この周辺はフロンティアの領域って事? 辺境だから間違いではないと」大魔導士
「どうでもいいぜ これで一応南ルートはお仕舞いじゃないか、はいはいお手上げ
感謝の気持ちが出ないのに手伝うわけねーし ソロモン軍は連合が〆たと」聖女様
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こうして地上の危機は終結した 幾度かの試練に見舞われたがこの大地には大いな
る守り手が最初から見守っていたのだと、しかしそれは最後まで誰も知らなかった
世界を救ったのは連合軍である、それを襲撃したのは黒い太陽だと 奪われたとさ
れる聖石を見たことがある人物は誰もいない アンリ達の行方も誰も知らないのだ
👆・・・これだと原案と同じく行方不明になる ダメなんですねー、WEB版は違う
オリジナルの意味が問われる、クローバーは負けを認めないと言ってる 常連達も
んなわけで襲撃した世界連合の本部に場面は切り替わるのだ 追手が手配されるぞ
A級戦犯のその後
「ゴホ ゴホ・・・とにかく宮殿から出るでやんす 魔王の城ですぜ此処」ハット
「ブツはねえんだろ? もう用はねえ、さっさとズラかるぞ逃げるが勝ち」ドミノ
「正面からだと捕まる、城壁が倒壊してるから逃走するなら北西の方へ行きましょ
手下は全滅に近い状態だから戦意はない 何してるの! 援軍が来るわ」マスター
元帝国軍のメンバーは寿命がつきかけている、意識を失ってるモカを騎馬に乗せる
地獄へ道ずれしようと宮殿内には犠牲者の怨念が渦巻いているのか これはひどい
豪華絢爛に見えた、世界の中心となる予定だった血の粛清現場 画像なしが救いか
崩れた壁から次々と北側へ出る 辺りを見渡すが石碑らしき建造物はどこにも無し
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「動けるうちに出来るだけ遠くに離れた方がいいですね、悪天候ですが」錬金術師
「古参のメンバー以外も疲労困憊よ 何でこんな目にあってるのか」スカーレット
夜になれば危険度が一層増す、全員の顔色が優れない 呪詛に侵されているのだ!
エース共和国や諸国に情報が流れる前の状況です、時系的に反対になっていますが
この後に世界連合を訪れた兵士達は・・・惨状に愕然とした事は容易に想像出来る
正しく黒い太陽、吐き気がするほどの所業 この様な蛮行を許すハズがないと――
その後は豪雨だった、夜中になると雷鳴も轟いた、だが翌朝には晴れ間が見えてる
この先目立つ行動は取れない 兵士が常駐している街へ入るなどもっての他なのだ
「D国の領土からは逸れたんじゃないの? ああ、完全にお尋ね者だね」コバルト
「三名が意識不明の重体です、うなされて眼を覚ましませんね 危険かと」ロシェ
・・・クローバーが近くにいなかった場合は既に呪縛で力尽きている 風前の灯火
今頃はスクープ記事の準備で奔走しているだろうか カトレアを広告塔にする段算
最後に高笑いするのは逃走したアスモデウスではなく、貧困からの黄色い反逆者達
やられた、腐っても元帝国軍の令嬢 シルヴィ達を手下において成りあがる魔女様
「な? 複数だと言っただろ私、戦争はあちこちで勃発してるっての 終わらんよ
おいアンリ! ここで地図を確認するシーンでしょ、何してる」説教は導師の役目
「分かってるわよ オリジナルだと遅筆になるんだからね~ 余計な手間ばかりを
現在地はD国から北西の細道を進行中 アドリブで行くしかないわけよ」w(^Д^)
何て事だ、プロットなしのガチンコで繋げろだと 111話に難題を振りかざす読者
ぞろ目は大当たりではないのか? 確率変動で一層ややこしくなるお決まりの物語
南ルートでは黄金郷には帰れない 第一方向がまるで別、ぼやきながら進んでゆく
しばらくすると見慣れない農村らしき集落が見える 武装した兵はいない様子だが
「大丈夫かしら 殺気は放ってない様ね、一度休息を挟まないとマズイ」ピジョン
「弱音を言うのは護衛失格だが この小夜香も不覚にも負傷してる、限界に近い」
・・・カエレ ふと誰かがそう言った気がした 太陽の軍勢は何処に消えたのか?
このルートでは明らかにされていない、乱心して世界から追放されたと記事になる
賞金稼ぎに討たれるほど脆弱ではないが世の中は言いたい放題 マスコミの勝利か
「何か言った? 抜けたのはいいけど何処よここ、村なのかしら 天気は悪くない
気温も普通かな・・・体感距離的にはそんなに遠くに来た感じはしないわ」アンリ
「フヒヒ♪ 流石の私よ 一番後半に理解するデジャブ クローバーさんに感謝で
生活感はあまり感じないぜこの場所 おや・・・誰かいたりしてな 宜しく」導師
この時点では分からず 原案と合わせて完結する長編小説なので、何処だというのか
「む 誰だ君達は 見かけない集団だな 商人の仲間か? こんな廃村に眼をつけ
るのは俺達ぐらいだ 逃げて来たって事か・・・運が良いんだか悪いんだか」旅人
「? 俺の知り合いじゃないぜ 始めて見る奴等さ、よお アンタ等も追われたっ
て事か 無理もないな、例の化け物達さ 知ってるだろ 食われてたまるか」商人
「誰か住んでいたんですか 世界連合の領域ではなさそうです、一旦村へ」錬金君
「私達も初対面よ、あー、もう足が棒のようだわ 奥からもう1人来たよ」紅蓮さん
「誰? この辺じゃ見かけない人達 魔術師風か・・・今は昼間だからね 物資を
期待してた訳じゃないが カ〇△×ルってまだいるのかここ数年聞かんけど」狩人
「また古い情報を 東大陸を中心に暴れてた連中だ、他にもヤバい奴らがいたらし
いがもう居ないって話 誰が倒したか知らないが今は別の問題だろ いいか」!?
( ´ー`)・・・絵具を混ぜたのは誰でしょうね 気にしなくていいです、辺境の村
聞きなれない組織名に動揺を隠せなかったのは統括のピジョンさん まあそうだろ
「敗北は全ての終わりを意味している 本来は我々が来るべきではない、だが友人
今度は闇の思惑どうりにはいかない! 誰も責任は取れない段階にいる事になる」
全く意味の分からないコバルトと小夜香がイラつく「変な病でも流行ってるのか」
ソロモン軍の他にも悪党が何かしてたというのか? 争いの雰囲気ではなさそうだ
「アンタ等はシャドウじゃなさそうだな、夜には注意しようぜ 怪我してるのか?
何軒が空き家があるから勝手に使うといい 俺達もここは利用してる」商人と仲間
「クローブなら無理だったぜ、マンデリンは私が姉だと知らない まずは休憩だな
この連中も強運な奴等だな・・・そうだよ 導師の私は黄金郷で逢っているから」
なるほど、分からんが リーダーに口を塞がれて裏で何か怒られているが「休憩!」
すぐさま藁ぶき屋根に入り 重症のメンバーを床に寝かしつける 意識が混濁中だ
「いい加減にしてよ災難だらけのルートじゃないの 帰れるのか私等」怒りの紅蓮
「落ち着いてください、この周辺もどこかしらと戦争してたんでしょうか」ロシェ
「・・・今はもう会えない知人が別の場所で戦っている それ以上は分からないわ
この革袋に入ってる解毒薬を飲ませて、まだ使命が残ってるなら助かるハズ」統括
ピジョンに怪しげな丸薬を手渡しされて 小夜香は瀕死の仲間の口に薬を押し込む
しばらくすると悪夢にうなされていた様子が収まったか 一命は取り留めた模様だ
「うう、姐御 申し訳ねえ 蛇だ! 強大な真っ黒いヤツが巻き付けて来る」ピザ
「ゴホ、ゴホ、呪われてるのは帝国軍だけじゃない! 噓よね、信じないわ」モカ
まだ気が動転してるメンバーのようだ 道中で毒キノコを拾った覚えはなかったが
先程の商人達は何処に行ったのか、表に出てみたが誰も村の中にいない 消えた?
移動するたびに泥沼にハマっていく展開に常連は歯ぎしりする 急変のミステリー
この村に居ても進展はしない 体力の回復を待って数日後に行動を起こす事になる
整備された街とは違うので補給は自給自足、動けるメンバーを中心に野営に近いか
周辺の森を探索し精の付く食材を集めて来る 今は手負い、半壊状態のパーティー
基地を構築するにはパワー不足だった 使ってない大型の木の器を見つけて来たが
「何でもいい 今夜のおすすめスタミナ丼だ、毒見役なので一応は」隠密のお仕事
「小鹿と山菜とソレの高麗人参がギンギンとナニかしらよ! ワイルドなの」統括
「サバイバルは初じゃないのうちの軍は? 腹の足しなら何でもいいけど」騎馬師
「おーし、どんぶり飯で万歳なのよ フヒヒ♪ 料理人も別にいたりしてな」導師
クローバーは調理出来ません 作ったのは赤屋根のマスター、我々側はそうなのだ
「? 良く分らんが助かったでやんす、チームプレイに感謝ですぜ」戦争ですから
「国には指定されてない地区が数か所あるわ 此処からだと更に西方向」リーダー
「ではそろそろ向かうとしますか 戦火を避けるには遠方が望ましいので」出発を
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こうして指名手配から逃れる事になるのだが どういう事か地図にない場所へ出た
行く先は分岐になっており近くに小森と朽ち果てたキャンプらしき跡があった――
「ありゃ? 何か見覚えないかこの辺、街道じゃないけど 気のせいか」コバルト
「ちょっと、これって前に迷子になったあの場所の近くじゃん 戻された?」モカ
方向的にそんなわけがあるまい・・・だが不気味な事に以前に建設した基地の残骸
しかしながら、どうにも最近ではなさそうだ 太陽の軍勢はここで戸惑う事になる
南ルートは世界連合、西の迂回路の先はアトランティカ軍が 消去法なら最後は?
「行くしかないであろうな、また同じ道を進むわけにはいかんぞ」腕組みの小夜香
「いい加減にしてよ! 無給でどれだけ仕事させる気なのよ」更年期には辛い紅蓮
(´・ω・`)・・・バキッ、と代わりにピザ組が殴られるが まあ、大変ね 最前線は
食事はしたんだから働けよとな やれやれ、この道を行けばどうなるものか、再び
「共和国の本部って北の街から出て南じゃなかったっけ、逃走中だったよな私等は
前とは何か別な道みたいだけど うん、違うなこれ 東しか残ってないけど」騎馬
「分けわからんぜ兄弟 いくら計算が苦手でも方向的におかしいだろ!」ドワーフ
「恐らく同じじゃないわ、時間が経過してるもの 共和国の領土から外れてる場所
地図が機能しないなら行ってない東ルート以外はない 覚悟するしかない」アンリ
「皆の者、腹は決まりましたかな 大分進んだと思っていたが・・・こちらも街道
ではないようですぞ 私は主人がゆく道を護衛する役目、最早迷いなしだな」隠密
よく考えると罠にかかってるのではなかろうか 全ルートをお伝えする重労働の掟
どうして此処に迷い込んだかは謎だった 乗るしかない、このビッグウェーブに!
「道云々は借りに置いておいても 距離的に有り得ないぐらい遠いんです南側だと
我々は討伐に不参加、挙句の果てにテロリストの汚名ですよ 正解は東かと」錬金
「反対の西側は数十年のズレが生じてるから これ以上老けるなんて許せないわ!
領土から外れるほどの距離なら最初の時点でおかしいでしょ、勝手にすれば」紅蓮
歳を重ねると若い頃に我慢していた事が出来なくなる 劣化したのは果たして道か
「私は別に止めてねえぜ? 東ルートへ行くなと警告したのはクローブの方だから
まあ、いいだろう 違和は出てないハズさ、一行すら書けない凡人が」導師と仲間
・・・愚痴りながら分岐の奥へ進んでゆく太陽の軍勢 最後に選んだのは東ルート
無風だった夕焼けに一陣の風が舞う いつの間にか覆面の紳士と術師が二名いたか
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「お疲れ様でした はい、もう悔いはありません 似てるが違うのですね やはり
向こうからは私は視認出来ない存在・・・当然かな 一人では背負えません」誰だ
「お嬢様 私側は太陽ではないの どうかご武運を、成し遂げると信じております
今度こそは必ず! そろそろいかなきゃ、時間は無限ではない 感謝します友よ」
握手を交わしてるのは覆面を外しているらしき御仁、夕陽の逆光で顔が確認出来ず
ひょっとしたら栄転した局長の正体とは!・・・一つの選択では描き切れない戦記
「私に希釈出来るのはこの辺りまで、そうか 双星がゆえに大海へ渡っていたとは
全てを穏健に治めるのはムリだ だが、光達は繋げている 石炭などではない!」
(´;ω;`) 失ったならば取り戻せ! 辿り着けるのはごくわずか、絶対に勝て
全てを見届けるかはアナタ方読者が決めろ 希望は潰えてない、敵勢は強大と知る
※太陽の分岐点 WEB版 南ルート (完)
第111話 黄金郷編 5100文字 (続)
紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV
誤解される読者が多数だと思われる別れ際、覆面紳士のお方はアール王国とは無関係です
これから先もお付き合いされる覚悟がある猛者には、終盤に理解するでしょう 長編小説