修羅場とはテレビドラマに限った事ではありません、有料登録でも肩透かしの状態
男女平等の条件提示だとクレームの電話が鳴りやまぬ出会い系のコンサルティング
焼肉店のレディースデーすら苦情の問い合わせ 殺伐としたバトルは現実でも同じ
サーバーエラーでイライラしている場合か! お前の価値は他人が決めるのが相場
メニースターズ
第193話 先駆者
気合を入れていた上官のレッドは肩透かしを食らう形となったが、火山地帯から敵
アスラム軍の前哨基地とは反対の方向だった 以前には感じなかった複数の強波動
北の街で常駐していたアビゲイル達Aチームのターン、茶番を伝えるつもりはなし
嫌な気配を察していたレッドと薬師のリープ氏が屋外へ出ない様に警告していた昼
「警戒していたか これはどうもセントラルの諸君、アスラム軍に攻めないのか?
カテドラルを相手に奮闘してるらしいな ボンゴベルドだ 偵察は飽きた」何だと
西のあぜ道から侵入を許したらしい、どうやら大群ではなく総勢で10体ほどの敵勢
構成は飛行系の怪鳥と騎馬系、剣士が手下を連れている形か 魔術師風が一人いた
見た事のない風貌をしている・・・聞いた事もない組織名 人間が放つ気概の枠外
ジェス達はまだ知らないが闇の軍勢と死神とは別の連中である、方向が別々だった
「! 知らない、誰よコイツ等 火山方向から来たのか、え 強い カテドラルを
相手にって 知ってるのか・・・傀儡がいる 奴等の仲間なんじゃないの」ジェス
「? 飛行部隊以外も来てるし、分からないわ ずっと隠れてたのかしら 中心部
・・・あ 髑髏兵が湧いた場所って確か、まさか過去の戦闘跡って」焦るスピネル
初期の頃に喚き立てていた野鳥とは比較にならないワシ型、喋れる時点で高知能系
騎馬と剣士は古ぼけた装備をしていたが ブラックマンバとはまるで別の雰囲気が
強制イベントで防衛戦を余儀なくされるパイオネスと常駐していたレッド氏だった
何やら仲間内で耳打ちをしている ここに来てるのは首都の警備兵ではない精鋭達
「戦闘跡だと、俺達の世代ではないが 貴様等が昔の騒動を知るにはムリがあるぞ
どういう事か毒素に抵抗出来る連中か? 我々には無害だが、蔓延させておけ」!
今は晴れているがセントラルの周辺地域は悪夢の濃霧に侵されていた、二名が帰還
魔塔に潜入している南大陸のBチームはこれらの急変に一切関与していないんです
この事実を覚えておいて下さい皆さん・・・戦闘では好戦的なアビゲイルが出る姿
「残念ね~、お散歩中に私に出くわすとは やる気かね諸君 これで全員か本当に
対角線にスコーピオンの前哨基地がある 挟み撃ちなら面白かったな」余計な事を
「別の組織らしい、今まで隠れていたのかな 元々が我等は昔の争いなど知らんよ
火山から降りて来るとは ボンゴベルド、初耳だが カテドラルとは違う気配だ」
不知火はすでに抜刀して警戒している、両脇にレッド氏とシルビア 後ろに邪眼が
魔術師のジェスとスピネルは一番後方 住民の安全を確保する青年アークは不参加
彼は規格外に属するキャラなのでよほどの事が無い限り手は貸さない、※見えない
戦地で扉を開けたアビゲイルが一番最初に認識しているが オーナー達は知らない
(´Д`;) 襲撃に来ている連中はパイオネスがフルメンバーの時点では誰も気付かず
作戦中に二年遅れた事が徐々に噛み合わなくなっていきます、白金城を開けた二名
仲間を信じられるかは今後に掛かっています・・・読者達が主役だと思い知る事に
この組織は昔からこの大地にいたと主張しているのですが、友好的ではない状況下
「へえ、驚いたな いつの間にこんな奴等雇ったのよ、おかしいと思ったわお前達
ドコと組んでる言え、ひょっとして全部枠外ですってオチか 薬は何処だ」敵剣士
「こいつ等傀儡を引き連れてる、ひょっとしてカテドラル側が真似していたのか?
普通の人間じゃないだろお前等・・・火山を根城にしてる連中か」シルビアの憶測
もう少し詰め寄ったらバトルとなるが、暴漢のように特攻はして来ない 強敵の類
「誤解されては困る この大地は私達の先祖が植民してるのですよ、我々が弱体し
た後にやって来てるのだ、これでは湯治も落ち着いて出来ませんね 愚かな」術師
「!? 正気かこいつ等、活火山だぞ中央地域は 弱体化で治療中とは一体なんだ
我々が毒素に対抗する薬を生産したが・・・それが狙いか 敵に違いない」レッド
猛禽類は上空から獲物を仕留めるスキを常に伺っている 狩りの時間が来た北の街
「余計な連中が増えたのでは、淘汰しておくべきと思わないかね? 傘下に付くか
拒否するだろうが一応訪ねておこう 我々は穏健派として警告しておく」大鷲の姿
「おかしいですよ、こんな強敵が近くに生息してたらセントラルを往復時に反応を
誰も知らなかったなんて・・・私の知ってる世界とは違う 植民してた?」ジェス
「マンデリンさん達は多分黄金郷にいないわ 私達より先にゲートを設置してるし
南大陸か、何かぼやけてて、とにかく倒さなきゃ人間じゃないわよ奴等」スピネル
お気づき頂けただろうか アビゲイルは例外として遠方を索敵出来る経験を積んだ
この二人だけは膨大な修行を得た後なのです 師匠を目撃してるのは誰も存在せず
ロットシルバー達は敬遠して再会してない過去の仲間だとの事、王は大蛇を恐れた
閃光を放った呪いの権化は魔女のカサンドラと判明してます・・・敵対してたのは
「おい、俺の補佐に回ってくれ 手は一切抜くな、6名でしか対抗出来ない市街戦だ
予想外だがこの場所を奪われたら一気に不利になる 嫌な予感が当たった」レッド
敵方へ近づきながら手下の傀儡を弾き飛ばすAチームのメンバー、数は多くないが
問題は奥側で身構えている各個体の精鋭 最初に立ちはだかるのは黒い騎馬兵の姿
「擬態してるのはスコーピオン達だぞ、我々はどこも変化しない 基本的に病気に
ならない 酸素も無理には要らん・・・この大地には資源と火口がある!」特種族
「邪魔だから出て行けだと? 我々は黄金郷に呼ばれたのだ、独り占めは許さん!
多分ボンゴベルド以外もいやがる、アビゲイルの邪眼を甘く見るなよ貴様等」な~
雑魚は眼中に無し、このまま一気に距離を詰めてのボス戦が予想される 双方対峙
「アスラム軍だけで十分だが、この屍共はカテドラルが従えていたわけでは無いと
開拓は先住民が主張するものらしいな こ奴等は火山地帯が活動拠点か?」不知火
「地下に潜っても無駄だ、炙り出される もっと西側、北の連邦とは別の連合軍!
湧いたのは最近だな、我々を嗅ぎつけたのは 如何か 貴様等も排除する理由だ」
どうやら飛行のワシ型がボスクラスに属する、南大陸で召喚されてたカラスは別系
ボンゴベルドを名乗る未知の種族 毒素に対しては抵抗力がある様だ、強敵の襲来
「貴様等も敵と見なす、この大地は資源的に価値が高い 東方面はミスリル鉱山が
だが西部と中心部の火口は利用出来る、治療をしながら各地区に眼を向けている」
「スコーピオンが北を崩そうとするなら今が好機、では動いてみるか 撃てないよ
この大地は 植民した理由を考える事だ、遅かったね若造 精々若返らせてくれ」
流れから推察するとカテドラル達が後から飛来して来たと主張してる、古参の種族
「旧皇国の幹部は俺以外は退化している、筋肉は使わないと衰えていく 鍛えれば
強くなる 同じ理屈だ、パイオネスが来なければ別の線路に乗っただろう」レッド
「初めから様子見をしてたのかこいつ等? 西大陸には目立った国がないらしいよ
原因は恐らく、あのエルドラド姉妹って絵本感覚じゃないの 激ヤバ案件よ」先生
最終目的になるであろう元素930、扱い方を間違えたら宝どころでは無くなる代物
「爆弾岩じゃん、巨大な そりゃ燃料になるわ、手をつけたら最後なのでは どこ
の勢力も扱える文明がないのよこれ、どうしてこうなった終了でしょ」嫌顔の侍女
「冷戦ってご存知? 一発撃ったらお終い、追い詰めたら破裂するんじゃない多分
全部敵対してます、胸やけするから少し間空けなさいよ 戻って来るな」ジェス君
( ´ー`) いいえ、帰還したのは君達二人の方なので このまま進める以外にはない
首都の防衛に追われる少数VSレア種族のボンゴベルド Aチームも波乱なので残念
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つーわけでボス戦に突入で宜しくの定期
「お前達の調合した薬を応用すれば体力増強に利用出来るかも知れんな 無駄足で
はなかった・・・来い! 邪魔者を徐々に淘汰してゆく予定だ、弱小兵士が」騎馬
イースト氏が国王だった東セントラルはかなり昔の事らしい、貴族優遇のダメ国家
もう彼は表舞台から退いているので 後を任されたロットシルバー達とパイオネス
ほつれた糸を辿っていくと、混乱の原因は自ずと理解する事になるでしょう第三部
「そうですか・・・申し訳ございません皆さん 傀儡を引き連れて襲撃してる敵勢
友好的でないのは明らかです 活火山を利用するなど普通の人間にはムリ」ジェス
不知火が振り被るより一歩前へ踏み込んだのは歴戦のレッド氏だった、波状攻撃を
複数からの攻撃を捌き返している敵の騎兵・・・一対一なら勝てるか微妙の強敵だ
「!? この勢いは、セントラルの兵士がここまでやれるはずがないぞ 何者だ」
「ここを奪って平地に移動してくる計画だろうが、俺達がやらせんよ」上官と若手
致命は双方与えられず後方へ退避を余儀なくされる敵の騎馬、剣士と術師が次戦へ
黒板の秘術で能力の開放をしていなかったら押し負けているAチーム 実力は僅差
「膝の調子が今一つだがリハビリついでだ 共和国が今まで残ってたのが不思議だ
お前等もしかして傭兵なのか? 誰か知らんがこの場所はもらうよ」傍目は人間風
「女性の剣士に見えるが こ奴等にはカテドラル達が散布した毒霧は利かぬようだ
・・・火山療法とは奇怪だが、我等とは違う過程の種族であろうな」余裕は無い侍
正面から斬り合うと不利な気配、ここでアビゲイルがお得意の乱射で妨害に出たが
有効的だったのはスピネルが放った烈風魔法、修行を得て味方をフォローしている
「クッソ、余計な邪魔するんじゃないよ! コイツ等、東セントラルの兵じゃない
私が衰え過ぎたとは思いたくないが・・・おかしいぞ チッ 一旦退いておくか」
「ボンゴベルド 知らない気配よやっぱり、最初は誰も感じなかった強波動なのに
私とジェスはもうあの頃に戻れない 中央の火山帯、他にも嫌な予感がする」賢者
遠距離攻撃は敵も可能である、やや距離を開け詠唱中の術師と身構えてるシルビア
「交渉はしませんよ私は、火山以外にも勿論適応する事は可能ですので スコーピ
オン達も同じ属性でしょうね 気圧や温度に脆いのでは進化を目指せない」だとさ
「人間じゃねえなこの強さは、雪山とか水中でも苦にしないとさ カテドラル達も
似たような事抜かしてたわ・・・この辺りは私等が不利だな 宇宙人かよ」君もな
今度は最後方からの、巨石を街の入り口付近へ降らせたのは黒フードのジェスの姿
ここまでの念動力は無かったハズ 慌てて飛び退いたは敵の術師と即売会の達人!
あわよくば巻き添えの不可抗力ですを狙ったが「惜しかったです、私は運がない」
(・∀・)外野から歓声とため息が聞こえますねー こういうのでいいんだよ♪
「国だけ残ってると解釈しておきましょう、変異ですかもしや?」警戒して後退を
「昔の世代に関与してないわよ私等は オーナー達にも責任があるからね」共同体
味方に文句を言っている誰かと舌打ちの邪眼さん、基本のチームプレイは健在中だ
連携バトルを刮目する読者は次を期待する 戦技を放てる信頼度は築けない5人組
違和を感じるワシ型が立ち塞がった「マグマ温泉の効能を知らん部族がほざくな」
普通は溶けるか炭になるのが人間です 本来は更に強靭だったらしい古い植民種族
ここで混戦状態に巻き込まれたが、お互いに決定打が出ない 両陣営が傷だらけに
フルメンバーではないが襲撃に来てるのは少数 一般兵ならくちばしで摘ままれる
「計算外だ、ここで玉砕する予定はない 食えない相手が邪魔をするとは」撤退を
「捉え切れんとはどういう事かね、仕留めそこなったぞ貴様! デカいくせに速い
アビゲイルには弓より銃を持たせるべきではなかったのか、不満だぞ」でしょうね
ちょうど時間切れが迫ってます 歯ぎしりしてるのは防衛と襲撃の双方、珍しい図
生産に成功したとされる薬品を横取りされたら勝ち目がなくなるセントラル陣営側
高麗人参や冬虫夏草は貴重な漢方として用いられるのは現実でも同じ 新たな敵達
実はどさくさ紛れに元凶を葬ろうと努力した修行者は涙目 断ち切れない腐れ縁か
「よーし この後の休憩でガッチリと新刊の感想を聞かせてもらうからね!」復讐
「撫で斬りされたいか貴様は! 如何にして殉職すべきか考えておけ」絆は皆無さ
ピリピリしたムードで終わりそうですが戦争中なので気の休まる暇はありませんね
第193話 先駆者 5007文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版
ご覧の様にゲーム側だと25章に該当してます、つまり活字がいかに大変かお分かりですか
イメージ画像を使用出来ない投稿サイトでは不利にならざるを得ない 自作すれば解決♪