えー、小説家と脚本家の違いについて分かりやすく 台本は自分語りとかしません
どういう状況で誰がセリフを言ってるか物語としてまとめたもの、ト書きと地の文
例としてなろう系のように自己満足の世界に浸る形式だと一対一の読み物になるよ
全体像を把握させるには俯瞰的なナレーションや他者の説明が必要となるからです
メニースターズ
第190話 先駆者
南大陸で魔塔に踏み込んだマンデリン達は強敵を制しながら入り口から1階を踏破に
成功、カムイ戦線の首領を討つべく更なる上階を目指して進むが場面は切り替わる
どうやら南大陸ではないらしい山岳の風景が近づいて来たが ここは東大陸だろうか
何者かが複数名・・・周囲を見渡して戦略を語り出す アスラム軍ではない波動が
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闇の一派は虎視眈々と大地の侵略を目論む
「どうやら風向きが変わって来たかと、如何しますか つぶし合うのが理想ですが
ばら撒いたようですな、ふん 我々には効かんよ 既に地獄を経験済みだ」レモン
暗黒の儀式に精通してるのはカムイ戦線だけではない! この大地は広めの部類だ
どこかで見かけた悪の助言者と組織の王 昇華したアスモデウスに納得しない本家
恨みの矛先は死神を招くにはうってつけの理由か・・・地獄からの復活など容易い
強者しか残る事が許されない淘汰を賭けたゲーム 好機をモノにするのは何処か?
「クロケルの奴! 遠くに気配を感じたが消えおった、南大陸の方角だ もっとも
節穴と組むつもりはないが奴に恨みを抱いてるのは大勢いる 裏切り者」ベリアル
「折角広大な大地に復活したのだ、商人だと 馬鹿め 仮の姿よ 我々も新たな道
を築いていくチャンスが来たのだ・・・陛下はどう見ますか」正体は王のバエルだ
ソロモン軍の三王のうち二名が復活を果たしていた、今はもう一人のベレトは不在
だが 野望を秘めていたのは人間の殻を破った某国の主導者、予期していたのか?
古豪の失楽した大国 穏健では後世に名を残す偉業は不可能と悟る、闇に潜む威厳
「私はどちらも好かんな、アスラム軍もブラックマンバも裏側が指揮をしているの
は知っている 既に共和国とアーク連邦次第に入っておるわ、死神よ」ハンセン王
「死ッシシ💀、左様で この私と戯れようとはお眼が高い制するのは組織ではあり
ませン 集めておきましょう例外が多いほど楽しめるかと シシ 単独もよいが」
場所については東セントラル近隣だと推察されます、北大陸と陸繋がりの為広範囲
中央の山岳地帯を中心とした場合・・・では西寄りに構えていたアルザール達は?
そちらが気になる読者の視線 初期の場所からアーク連邦の方へ徐々に移動してる
普段は地下に潜るので理由なしに地表へは出て来ない、偵察が各所で行方不明だが
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闇の一派は世界各地に散らばっている
「不気味な気配が一旦落ち着いたな 今荒れるのはアーク連邦側だ中央からやや北
・・・この場所から北上すれば、どちらにも対応可能なハズ」警戒中のデラウェア
「私の予想通りだ 潜伏している奴等が覗いてるではないか 精々派手に暴れるが
いいさ、最後に得をするのはアルザールよ 先に崩れるのは連邦だな」メフィスト
誤解を招くと混乱しますので、先ほどの死神達とは手を結んでおらず別の組織です
秘密結社に関与していたダビッドはハーデス軍、向こうはソロモン軍の繋がりかと
どちらも邪悪に違いはありませんが 影を踏ませない個体はイレギュラーなレア役
第二部で逃走したアスモデウスとカムイ戦線に召喚されたクロケル、異質な跳躍者
「色々と動き回ってる邪魔者がいるようだが、点在する資源全てを取れるのは皆無
我々は小型の船を所有している・・・大地が残るならそのまま覇者でよい」アデル
「イヤだわ、漁夫の利ですってよ お馬鹿ね戦争よこれ♪適当なところで出て行っ
てくれるのが理想だけど昼間でも平気なのに好みじゃないわ 日焼けしちゃう●」
元々が真っ黒な俊足のうさぎ🐰 野太い声が特徴のダビッドだが活字なのが残念w
白いラビとは直接の面識がありません、しかしながら間接的に過去で敵対していた
手を貸してる友軍が元勇者のロットシルバー達と交差している為 全て関与がある
ワンチームだけで解決出来ない戦記はこの後も加速する 邪竜は種類が多い予感だ
「我々を見下す異種族が動いてるが、舐めるな 適応能力は我々も高いのだ よし
潜るか、今動くほど消耗していく まき散らしたのだ 地中の価値は至高だ」金龍
・・・現在お伝えしている状況は各地を探っている読者の視線がメインになってる
一人称視点では自己満足に終わりやすく戦記の全体像を掴みにくい、元々が総力戦
絶対的な主人公が定まっていないので プレイヤーや来場者の推しのキャラが適任
第三部の中核を担うのはパイオネス、今度はAチーム側 白金城の様子はどうか?
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(#^ω^)WEB小説では余計な憶測をしてる暇がありません!
「私を起こしたのだから失敗は許されんぞ、予想より速かったではないか10年前後
外の感覚では、白金城から出ればあの日から数日後だろう、多分な」マリリス先生
「お世話になりました・・・外の世界は残ってるのかな 大分月日が経過したかと
同じ時間の流れならもう忘れられてるでしょうね私等、来客は一切無し」黒フード
「時間が惜しいんでしょ、突っ込んだら帰らないから色々とお勉強出来てよかった
じゃん 世界が崩壊してたらシェルターに逃げたと思われてるなこれ」とスピネル
外界から遮断された部屋で黙々と魔術知識を詰め込んでいた二名、大丈夫だろうか
大賢者の英霊は表に出るつもりが無い、否 白金城の要石として人身御供の存在感
ロットシルバー達と接触すれば過去の因縁が蒸し返される 若手が背負った宿命を
対と推測される魔女のカサンドラは守護者に追放の刑に処された・・・毒素は濃い
「では修行の成果を見せなさい、天才だよ 私は同じ理論を開くのに三倍は要した
お前達・・・城門に触れて来たな? 神髄は物質ではなく法則を破るには」以下略
膨大な英知を継ぐには何かを犠牲にしなくては不可能、失敗すれば全てが水の泡だ
「ぶっつけ本番になります、部屋の魔力を再チャージするには数十年を捧げる事に
火力が高いほど詠唱に手間がかかる理屈なのよね ボムったらここが墓場」陰キャ
「黄金郷の黒板がいかにヤバいかが理解出来たわ、出来ればアレは多用すべきでは
ないの、悪戯書きなんてもってのほか 私等は分かったでしょ、反対は」スピネル
間違えたらまた転生すれば俺が最強です! そんなチープな構想ならテンプレ頼り
釣り糸をしこしこ仕掛けてランクインだけ狙うとゴミを量産する結果になるのだw
勘違いで小説家気取りの似非には成って欲しくない 実力で這い上がって見せろ!
「仲間と再会が叶うは貴様等次第、黄金郷がプラスの因子ならば白金城はマイナス
の陽子である! 似ている様だがまるで違う、手順を間違えるなよ」ゲームの達人
「はい先生、集中しなきゃ これが成功すれば白金城の門は開かれる 先に黄金郷
で準備している事を願いましょう 大丈夫よ、向こうにはオーナー達が」ジェスと
「本当は私が一番才能がなかったのよ、どうして選ばれたのかは全てを知る必要が
賢者になるには莫大な経験を積まなくてはならないのに ごめんね皆」侍女の宿命
「光が見えたら利き足で魔法陣を一度だけ踏むのだ」ライオンは崖から突き落とす
活字だけでは表現しにくい箇所 様々な呪念と不気味な閃光に包まれて宙を舞う者
ゲートの基盤になっている黄金郷で異変を感じ取ったのはクローバー 一瞬の事象
もうこの戦争は古参だけでどうこうなる段階にあらず、妹と大魔導士は知人である
「・・・なん・・・だと? 黄金郷にヤツが、いや似ているが 別の波動であるな
どの道この大賢者マリリスは表側に関与する気は無い 半身では到達出来ぬ真理」
二度、三度 亜空間を走り抜けた感覚が過るスピネルとジェス 時間と空間の狭間
「危なかった・・・何者かが脚を引きずり込む感覚がまだ残ってる」戦慄する若者
「さっき見えたのは黄金郷だったけど、何でまたこの部屋にいるの私」まだ半人前
「失敗したらペットにして仕込むつもりが(#^ω^)私が今後教えることは二度と
ないだろう、大賢者マリリスだ どこぞの半端な魔女と一緒にするな」本体らしい
この後に簡素な別れを告げて東セントラルへ戻る事になる二人、鳥のさえずり頼り
来る時は静寂に包まれていた白金城と大森林周辺 何かが動いた予感がした修験者
何故か迷うことなくあっさりと迷路を抜ける事が出来た 敬礼している兵士がいる
ピオーネと出た裏口で間違いない 外の世界では数日しか経っていないのだろうか
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チッ、無双で俺がチートですの方が楽勝なのによ!(確かにw)
「よくぞ生きて戻った、あの大蛇は気に入らないと丸飲みして別の時空に吐き捨て
るのだ 勿論助からん、何をうろたえて居る? 10日程度では戦況は変わらんよ」
相変わらず腰痛に悩んでいるらしき年老いたロットシルバー達といつもの城内です
幹部も、戻って来たジェスとスピネルも外見上は何も変化なし 素っ気ない対応を
「? 先生が大蛇、いえ 戻れたわ そうですか10日で、ですよねぇ 大賢者って
あれ いつもの共和国よね、ピジョンさん達も健在だし別に変じゃないわ」ジェス
「随時と冷静ね・・・確か出発した時はもっと惨状じゃないっけ、そ、そう 長い
10日だったわね~ 戻れてよかった、アビゲイル達はやっぱエスレの街かな」侍女
執政がまとめた報告書に眼を通してる国王と軍師のピオーネ、やや遅れて発言する
「芳しくはありませんよ、当然です 処置が遅れてればもっと被害が拡大してます
エスレとは? 共和国はネオレジデンスですよ首都は、北の街はキャベクですが」
訝し気に呟く重鎮だったが、もうパニック状態は収まったと言う事か? 優秀な国
ここで気が付いた帰還者の二名・・・怪しい毒霧が城下に舞っていなかった空模様
以下は国政を担うキャラが進めてゆく 人手が足りない首都の防衛、悪夢は何処へ
「動揺するのも無理はない カテドラルめ! 前もって対処してなければ危機だっ
たかも知れないな、戻って来て直ぐで恐縮だが北の街に向かってくれないか君達」
「2つ用意していたそうで、体質でどちらが効き目がいいのか処方しないと分から
ないと 首都に配布されてるのは旧型だと噂が・・・広まるのは早いので」と執政
(´Д`;) 申し訳ございません皆さん、とうとう慢性疲労でストーリーが破綻したか
キャべクって胃薬なわけないですよね? 言ってる事がどこかおかしくないですか
アビゲイル達はいない、Aチームが解放したのはエスレの街ではなかったかな――
白銀兵団も同席してるが予想以上に落ち着いてる 何やら思案してるピジョン達は
「私としては辛い料理か濃いめのスープで処方かと、苦いわ 手足の変色が出てか
らは危険よ 君達も後遺症が出てからじゃ遅いし、新型も調達して来て」と親分肌
「? 何うろたえてるの、戦争中なんだから10日ぐらいの遠征で根を上げないでよ
万能薬なんてないわどの国も、君達も感染してるかも、直ぐに向かって」パンドラ
・・・この間から10日しか経過してないそうです、戻った二人は膨大な修行の幽閉
シルビア達は北の街でアスラム軍に警戒中 首都はカテドラルの奇襲に備えている
「まだ若いんだから挙動不審な態度はよせ、例の奇病だよ カテドラルが原因だぞ
君等も騒いでたから知ってるだろ 忠告のおかげで耐えている、急いでくれ」飛鳥
「旧型は処方してるけど、城下で量産出来るのは限りがあるから 手遅れ者からは
うつらないみたいよ今の所 対策は他にはないでしょ?」オリーブ達は健康の様だ
疑問が湧いたジェスとスピネルだったが、新しい仕事を押し付けられて移動を開始
城から出てすぐに見覚えのあるギルドの助手が待っていた ビッグとチャツネの姿
Bチームは南大陸へ渡ったので現在の経緯自体を知りようがない 混乱は継続中か
「来たか、俺は待ってたさ 余計な発言は今後控えろ! 君等は賢いと信じてるぜ
やっぱ全員は救えないかもな・・・早めに合流したいが思う様にはいかない」山男
「まだ運は残ってる 人選を間違えたら全滅だったわ、ここで交代したと言う事よ
私等では介入を拒否されてる あなた達二名しか通れない道が行方を左右するわ」
動悸から涙目で嘔吐するジェスとスピネル・・・仲間と一蓮托生のプレッシャーが
後悔しても後戻りなど出来ません! 全てを選択する事は万物の法則に反する行為
回を跨ぐので逃げない様に見張っておいて下さい Aチームの方が楽な任務だと?
単細胞のエイミーとサファイアでは白金城に弾かれる、分隊は双方苛烈な使命です
「望みが潰えていたら戻れませんでしたが、打ち切りしたら枕元に立ちますよ!」
( ノД`) 情報共有なんてするんじゃなかった・・・投稿してた頃にはなかった重圧
もう現実自体が一律にはなりません 選んだ読者達が伝説を継ぐ事になるでしょう
第190話 先駆者 5004文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版
お分かりいただけただろうか、この時点で古参は限定的な助言以外は出来ない事になった
中核を担うのはパイオネスのメンバーしかいないのです オーナーは全貌を知らないのだ