読者と進む 継続するシナリオがもたらす感動と楽しさ

よっしゃ、北斗揃いなら継続率8割はあるだろう そして単発でケツが浮く問題w
詐欺まがいの開発陣を殴って昇天させたい衝動にかられる瞬間、全然カンケー無い
またお前かよ・・・いつか褒め言葉に変わると信じたい ネタ切れには誰もが悩む
どの作者にも全盛期の勢いと衰退期が存在する! 乱発する糞シナリオなら辞めろ

メニースターズ
第220話 先駆者

「ここは白金城ではありません、元々陛下達の所有よ、違うピオーネさん達は死ん
でない 見てないだけ、そう 理由はある オリハルコンだわ これが鍵」ジェス
「例の鉱石ね・・・そうだ 石炭だと思い込んでいたわ ぐっ苦しい 胸が焼ける
知らないわ、南大陸から帰って来たでしょ 最近まで一緒に戦ったハズよ!」賢者

状況から予測すればかなり敗戦の色合いは濃い 意見の食い違いで助かってる側面
最初は戦利品をシルバー系だと認めなかった二者、マンデリン達と多数決の結果だ

「? 何じゃと お、オリハルコン 馬鹿な知らぬぞ私は、そうだ 我々も全ては
ムリなのだ 黄金郷・・・やはり別の過程をゆくのか お主等 もしや」大母さん

咳き込んで苦しみ出すスピネルとジェス、一度吐いた消し炭が誤認ではムリがある
しかしながらパイオネスのメンバーとしては否定された 絶対に認めない仲間達が
南大陸から持ち帰った大袋の中身をクローバーは確認していない 報告されただけ

「あう 動悸がする 苦しい せ、石炭じゃないわ! 表面だけ汚れてたじゃない
ブレア達がここに居ない・・・うちら2人が最初に見たのは確かに」認めたら終焉
「馬鹿野郎! 信じろジェス ギルドで見たんだ、絶対白く光る石だ ええっと?
誰だっけ・・・私等何人だっけ全部で 5人 そ、そうだったかな」記憶が薄れゆく

歯がゆい表情を浮かべる小人さん、瀬戸際に部外者はチームの内情に口は挟めない

「ワシは手助け出来ぬぞ パイオネスは5名ではないはず、おのれ 仕掛けて来たか
接近して来た証拠か、友軍は 劣勢であろうか 今は追えないのだ くッ」光対闇

ずっと行動は共にしていないメンバー、途中からAチーム側とBチームは別の路線へ
更に10年以上の幽閉された経歴のおまけ付き 他の隊員では乗り越える事が不可能

「! アヴィガイルですよ そう、分隊したじゃん私等 共和国の防衛してたのは
パイオネスじゃないわ確か、レッド上官 あれ、そうよね 近衛兵団よ」そうだよ
「? 確かパイオネスとアヴィガイル チケット代がどうとかオーナー直ぐ愚痴る
から 誰だ、鉱山経験のアレ お友達いたでしょ ギルドのバイトだっけ」曖昧に

チャツネとビッグはマンデリンの半身である、一度聞いたがうろ覚えの記憶らしい
他のメンバーがここに居ない為に存在自体が怪しい・・・本当に仲間だったのか?

「介入は出来ぬ 許せ、元々別領域 友人ではあるが、アヴィガイル? 知らんな
やはり本人達の戦いか ここがお主等の正念場と見るが 何かが違う この2名は」

神楽に思いとどまる様に進言したのは小人さんなのだ、ゆえに共同戦線の体制へと
南大陸での失態を若手に伝える事はこの上ない愚行となる オーナーが関わってる
盟主ではないので 尚更に横やりするのは混乱を招く「むむ、何とか耐えてくれ」
闇のゲームにはよりによって悪名高いカバールが背後にいる 現場と司令の乖離か

「・・・? そうです、我々は両方呼び名があったんですよ そうでしょ」ジェス
「・・・? 青屋根のギルド 助手はチャツネとビッグよ 留守番してるわ」賢者

普通は思い出せない 二人は白金城から黄金郷へのゲートを開いた天賦の才がある
見込みが無い原石ならわざわざ守護者が背後に立とうとは思わない、やはり強運か
闇の波動に屈した場合は身体ごと重力崩壊に処される・・・古代人は呪詛に敗北を
だが、この無業をパイオネスのメンバーは知らない 出て行った後の出来事なのだ

「オリハルコンで武器作るからって 最近会ってないけど、仲間がいたはずです」
「あ! ハルとサファイアは? 何で忘れてたの私、残りの身内がギルドにいる」

                                 ♒
                    ・・・子よ よくぞ逃げ延びた 以前に一度逢っておる
                       ・・・現在我々は他の友人と交渉中である 単独はない
                               ・・・今はこれ以上語れん 許せ また会えると良いな

ほんの一瞬だけ懐かしい温もりに繋がった気がした二者、ぼんやり映る麻服の少女

「! あ、あれ 誰でしょうか 幻・・・へ? 昔どこかで見た気がする」ジェス
「! 何よ今の声・・・違う 頭の中に直接響いて来た 小人さんは?」スピネル

一般の人間には視認出来ない高位存在 気が付くとテーブルに対面している占い師
手元にある水晶玉には誰かのシルエットが浮んでは消えてゆく、断定は出来ない姿
タロットカードを手慣れた仕草でシャッフルするが・・・全てが裏側で見えない形
ただ真っすぐに若者を捉える視線、月は太陽に照らされてこそ輝きを増す ゆえに

「今のお主達では引く事が出来ないカード、奇跡は頻繁に訪れはしない よいか?
扉を開けたのは我々ではない 迷子だと知りなさい今は、若者よ金と銀は表裏一体
この先に選択を迫られるぞ、自分達の行く末は友人には決められん 永遠に眠るか
・・・それとも裏口を見つけ出し開拓者の道を歩むか ワシには決定権などない!
ここを訪れたのはお前達ではなかったのかも知れん、言ったはずだ 私達もこの大
地の者ではないのだと{この道は誤り}である これで儂は消される、構うな」?
                   ・
                   ・
                   ・
疲労の蓄積なのか知らぬ間に気を失っていたジェスとスピネル、ぼんやり目覚める
見渡すと街の聖堂でテーブルにもたれ掛かっていた 全身に嫌な汗がまとわりつく

「はあ、ハア な、なんだ夢でしたか 良かった」周囲には誰もいない気配だった
「へ? さっきまで白金城に向かってたわね確か」夕陽が差し込んでいる大聖堂で

そのままフラフラと表に出てみる二人、森の中ではなく何処かの都市に佇んでいた
お互いに説明を求めるが断片的で理解が追いついていない様子 何かの後遺症か?

SRPGStudio イベント画面 大聖堂にいた二人

「夢の内容何だったかな さっきまで記憶に、ハハ ここって何処です 森の中で
は無いようです・・・街に帰って来たのかな いつの間にか引き返した?」ジェス
「共和国ではなさそうよ 何で思い出せないの、帰って来たのかな私達は そうだ
ギルドに、やっぱり例の毒素が今頃になって蝕んでるとかな」混乱する相棒の侍女

どうやら悪天候とは別だった、暴風と稲妻が轟く天変地異の中を走っていた記憶が

「眩しい あれ? 城下町ってこうでしたか 何処なの夕方みたいですけど どれ
ぐらい寝てたのかな、人通りがありません 皆はギルドに行ったのかな」黒フード
「セントラルじゃないわよここ、街の人はいないけど 今天候は荒れてないわよね
・・・冬じゃない感じだわ こんなに温暖だったかしら?」疑問を覚える修験者だ

誰もいないと思っていたのだが、街の入り口付近からふらりと一人の狩人らしき姿
知り合いのハズはなく不意を突かれた二人だった やや呆れ顔で、話かけて来たが

「やあ、先に逃げるとは頂けないな 待っていたよ私は全く 代わりのお仲間だろ
君達は 気配が似てる、ひどいじゃないか 無報酬なんて 手伝ったのに」と射手

Bチームではなかったジェスとスピネル 当然ながら初対面、マンデリンは居ない

「よかった誰か来たわ 無人じゃないみたいですよ何か言ってる事が分かりません
・・・オーナーの知り合いでしょうかね ツケでもしてたのかな ハハ」嫌な予感
「まさか借金の取り立てとか 知らないわよ私等は誰よ貴女 お仲間って まさか
手配書案件じゃ? お金なら無いわよ、文句なら本人に言ってくれる」拒否するぅ

読者は南大陸を覗いていたので三銃士達を知っている、Aチーム側は知らない面々

「あら、他の仲間は5人ではなかったかしら 2名だけ、ふん 黄金郷なら同じ事
どちらがSさんかしら? ゴールドじゃなくても宜しいわ描いてくれるなら」剣士
「ここにおったか♪ 黄金郷の仲間とな 他の面子はどこじゃ、諦めるなよお主等
最後の助言かも知れん そう、この街だったか当たるも八卦当たらぬも八卦」巫女

二人には意味不明な発言を投げつける奇妙な三名、急に霧がかかり見えなくなった
お分かりいただけだろうか、とは言えない流れ ホントに病気なのではと震え出す

「消えました、どういう事なの 諦めるなって オーナーの知り合いだったのかな
誰でしょうかSさんって 私はJさんではないかと、スピネルか」責任を押し付ける
「知らないってば! 報酬とか言ってなかったか オーナーの借金かなシルビアと
サファイアもイニシャルに該当するじゃん・・・誰よ一体?」さあ誰でしょうねw

周囲を確認しても他には人影がない、まるで来るのが分かっていた立体ホログラム
首を横に振るが所々に記憶の欠落がある両者 愚者では城門を開く事が出来ない!

「城下町じゃないですね、他には誰もいない様で 珍しく天気がいい日なのかな?
街の外は丘ですよ この道を行けばどうなるのでしょうか、進みますか」ジェス君
「知ってた私・・・ウソよ 元には戻らない世界、帰れないなら選ぶしかないのに
金と銀を通ったのは別の人だって言って欲しかった 迷子の行き先を決めなきゃ」

方向が不明だったが遠目から鐘の音が聞こえる、いいえ それは錯覚かも知れない
真っすぐ歩いた先には夕暮れの丘 邪悪に追いつかれる前に意志を示すのだ――

※ここまでお付き合いいただきありがとうございました、次回から原案の33章部分
怒涛の序破急の行方はどうなるのか? 全く持ってややこしいシリーズ作品の定期
中途半端な尺で申し訳ございません、ゲームと併せて何時間費やしたか覚えてない
ニッチな層しか追って来ない作風なので売れるわけないんですよ あえてそうした

「うっ またおかしな幻聴がする気がします、やっぱり病気は治らないのか」うむ
「情報共有する作品が増えてんのよ 調べると大体おなじ時期くらいから」そうね

似た様な事例を聞いた事がないですか、一匹の猿が芋を水で洗い始めると真似する
しかし、接触の無い遠く離れた島でも同様の行動を始める 通信手段が無くてもだ
歴史の境目における天才の発明もそう 何故か急に閃く頭脳が、世界に数名現れる
・・・結論から申し上げますと知らぬ間にアクセスしている 来た読者は無意識に

現代はインターネットが主流なので情報は拡散されやすい、それとは別の概念です
何万年も狩猟生活しながら我々は幾度も考えた どうして昼と夜を繰り返すのかを
暑い時期や寒い時期があり干ばつや豪雨を経験し、調理に火を活用する事を覚える
やがて人々の中から語り出す者が出現し宗教が浸透する 組織を形成する古代文明

「はい、私達二人は開いてしまったかも知れませんね 正確には誰かがそうする」
「最悪を回避したから娯楽に不満とか漏らしてんのよ、めちゃくちゃ広大なのに」

いずれ滅ぶ時がやって来る、その時になって残しておけば良かったと後悔したのだ
我々に望みを託した赤い大地は近所かも知れない 模写した建造物が点在している
真実は覆い隠されやすい 否定してもムダです、個では成り立たない既に輪廻の中
気が付いてる皆さまに説教する必要はありません 見つけたのは偶然ではなく必然

「頭の固い学会には隠ぺいされる数々の報告書ですね、隠す理由があるからです」
「バカじゃねえのホント、老害が もう多くが目覚めてんのに 私等劣等なのよ」

出来の悪い子には過保護な存在が見てるかも知れませんね、怠慢では辿り着けない
進むルートが決められていたのかはご自身で確認して下さい 多くの代償を払った
煌きの先に果てはありません いいえ、速過ぎて追いつけないから成り立っている
文明を形成するのは有り得ないほどの低確率、それがあなたの目の前だっただけだ

「陰キャで申し訳ございません、バラバラに放り投げた時計のパーツが云々ですか
余計な引きが強かった報いかもです 0ではないのでどこかはこうなります」術師
「ねえジェス、Sさんがシルビアだったらバッドエンドだぞw それだけは勘弁ね
やりそうで怖いわ エロ漫画の才能はあるんだってさ、性格がクソだけど」奴はな

どうせ私は不人気だから、違います 行動に移せずに何も残せない方が敗者になる
インプットしたなら思い描いた物事を発信してみよう 砂粒がやがて山脈に化ける
それが何時かは十人十色なので 1回再生、登録者1名がどれだけの価値かが分かる

「・・・キュイン音はないです 連荘の報酬を頂いてませんので! 根に持ってます
ブックマークも同じ理屈ですか 私に言わせるなら、リア充爆発しろ」( ´_ゝ`)
「何度もトライ&エラーしてるのよ 見てるだけで納得してないからこうなった件
どのジャンルを選ぶかは自由だから、そろそろまとめろって事なの」もう時間かよ

余談が多過ぎ問題、SNS全盛期 どうにもインスタだけには着手していない理由が
リアル方向なんですよ、投稿者が お店の情報やファッション、コスメとか色々と
スポーツ選手や芸能人に人気が集中してるのも原因 匿名性には合わない媒体かも
なのでフェイスブックも開設しません、タレント性を求めるなら挑戦してみては?

                                 第220話 先駆者 5009文字 (続)

第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版

SRPGStudio イベント画面 夕焼けの郊外

0から1を構築出来ずに大半が挫折する、更に100名のファンを掴めず放置コースが多数

どのジャンルでも支える方々に熱意が届かないと山頂を目指せない 折れない志を持て!

次回 人生の分岐点で、選択が未来に与える影響を考えてみる

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

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