メニースターズ
第147話 先駆者
「実は、この間行商の仲間から他の地域でも戦争になるかもって話を聞いてた矢先
だったんだよ こっち側はブラックマンバだが、やはりアスラムとカムイ戦線か」
目立つ街道を単独行動などもっての外ですよ 情報屋達は森に身を潜めていた――
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東大陸にある某砦付近において
「くっく、クズ野郎共が ブラックマンバに戦争を仕掛けて来るとは大した度胸だ
東セントラル共和国だったなぁ? こっちから出向く気でいたぜ、丁度な」ボスR
「俺達に挑んでくるとは、この砦を墜とせる気でいやがるのか 何処の間抜けだか
パイオネスだと?・・・他の雑魚を蹴散らしたらしいが 共和国の兵士か」同僚O
道中で逃げた手下から情報が漏れたと思われる アウトローは噂話に関しては敏感
金になるネタを誰が握るかで出世が問われやすいからだ、上納システムなら裏社会
「へっへ、やられたのは素人に毛の生えた程度の部隊ですぜ おっとアイツはハゲ
だったな ひゃはは~マジで戦争にしやがったな、兄貴 そろそろ来ますぜ」手下
「よし 準備しておけ! 奴等俺達をならず者だと思って甘く見てやがるなクソが
組織されてるのは国だけじゃねーんだよ、返り討ちだ 逆に攻め込んでやる」とな
東セントラルから仕入れた情報通り、道なりに南東方面に向かっていたパイオネス
闘技大会に優勝しているので出発時に軍備として支度金を受け取る事が出来た――
WEB小説は装備を買いそろえる必要はそれ程ないが無報酬では全体の士気に関わる
チーム全体として五千ゴールド 街から出たらギルドで飲食は不可能な自給自足隊
「もう見えてくる頃だと思うわ・・・入場時の手数料は回収させてもらったから♪
アンタ達の補給を考えるのもオーナーとしての務めだから!」管理は譲らない性格
「俺達が宣戦布告した事で辺境の武器屋も協力をしてくれるって ブラックマンバ
に恨みを持ってる奴等も結構いるっしょ、メンテ費用と食費で消えるか」エスパー
「私等は一旦東へ抜けてから南下していく形ですか、やはり途中の岩山がネックに
なっているものかと、恐らく待ち伏せしているでしょう 警戒して下さい」ジェス
「なあうさぎちゃん 何回数えても賞金は同じ額だってばよ、今日は上機嫌だよな
エイミーさんしけた飯だとやる気起きないからそっちに回して欲しいぜ」大喰らい
( ´ー`) マンデリンさんが財布を握るという事はメンバーにお小遣いは出ないと
果たしてブラックマンバが資金源にしてるらしきミスリル鉱石にどれ程の価値が?
隊列を乱さずどんどん進んでゆく 時刻は昼間、郊外に見えて来た古武器屋と納屋
ここから更に奥へ進行するなら手持ちを整備してた方が無難か 何名かは提案する
相談する前に勝手にアビゲイルが扉を開けてのぞき込んでいる、隣は留守の気配だ
「どうやら戦争になったと言うのは本当みたいですね、ブラックマンバか 成程な
君達にお任せしようかな 私達兄妹は安全な場所まで逃げますので」青年らしき姿
「賢明な判断だな少年 その恰好からすると付近のハンターか、共和国の近くだが
既に危険地帯だぞ・・・夜は街に入れてくれないから今の内に逃げんさい」と邪眼
「! 丁度私達が来て助かりましたよ、今逃げれば夕方迄には街に着くでしょうね
近くの武具屋にも警告しておいた方がよさそうですね」後ろに居たのはジェスだけ
「ご忠告有難うございます そうですか戦争に、大変でしょうが頑張って下さいね
・・・では私達はここから去りましょうか」裕福そうには思えない粗末な少女が?
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「ちょっと、何ブツブツ言ってんのアンタ達 遠目から敵の雄叫びが近寄ってるよ
武器屋は向こうでしょ、もう逃げたに決まってるじゃん 物色するなよ、ったく」
シルビアはそのまま二人を置いて行こうとしてる 今現在は破損してる武具はない
ある程度の買い出しは城下町で済ませて来ていたメンバー、余計な行動は控えよと
殺気がパイオネスに向けられている どうやら奴等のシマ内に足を踏み入れた模様
基本的に広めな草原と数か所の高台、整備不良の踏みならした土道が続いている先
お互いに武装姿を確認してじりじりと接近してゆく 村人や狩人なら避ける重圧感
ガチンコ稼業だと言わんばかりに ニヤつきながら今日のカモを〆ようと下品な輩
「逃げねえバカは死ぬぜ? いい度胸だなテメー等、逆に宣戦して来る基地外かよ
どのみちネオレジデンスは俺等が乗っ取る予定だったんだ、手間が省けたぜ」敵将
「口の動きで何が言いたいか予想出来るぞお主等、各地で悪行を繰り返してる報い
ここで受けて貰おうか? 我々がいては貴様等の暴虐も先が見えてるぞ」と不知火
「あんじょう覚悟しいや! うちらが直進言うたら退かんに決まっとる、下郎共が
奥で吠えてるのがボスかいな 意外と見晴らしは利く感じやな、行くで皆」琴乃も
「!? 正面から俺等とぶつかり合う気か、イカレてんのかこいつ等 ノコノコと
東セントラル共和国なんて世間体ばかり気にしてる中身のない国だろうが」だとさ
「んあー、地元の兵士と誤解されてんのかな 以前の国の体制とかは知らんけど?
普通の部隊なら尻込みするのかね まあいいや、まとめてぶっ飛ばすからさ」獣人
「それなりに野蛮な気合だけは入れてる様子ですな 襲撃の予定は頓挫でしょうが
初手の戦術としては散らばらない事ぐらいです、大御所殿 何か意見は?」と大師
「もっと奥の方よ要所の砦は 手前で悪党が塞いでるけどねー 馬鹿は逃げないし
運動不足だと思う人から適当にさばいて頂戴、まだ人間相手の様だから」だそうで
m9(^Д^)戦闘開始だってよ
お約束の如く沸点の低い下っ端達がイキリのダッシュ!「ビビッてんなよ あ?」
予想通りのDQN 得意の短剣をちらつかせる威嚇は一般の町人を脅すには有効だが
街の入り口を守る警備兵なら数で押し切れる自信があるのだろう 実際そうしてる
進軍で作戦を遂行する部隊は特別な訓練を受けている場合が多い、ましてや精鋭組
もう少し前進すれば近距離の射程範囲に入るが、その前に後方からは術者が唱える
ブラックマンバの手下も投擲用のスリングを放って来るが 精度はイマイチで乱雑
「うざいよ雑魚が、前方は宜しく」ブレアと琴乃が連携して木材を魔法で投げつけ
ハルが手当たり次第に枯草に発火させる、もくもくと煙幕代わりに敵の視界を封鎖
物理組がそのまま突っ切りながら左右に勘違いをなぎ倒してゆく「次々来てるな」
腕力に自信のあるレックスとエイミーさん、直ぐ後ろに技師の不知火とシルビアも
相変わらずマンデリンは自分から前へ出ない 初っ端から苦戦するなら作戦変更か
この程度の相手なら心配は無用だと思われたが、予想してた通り後ろから補充の輩
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( ^ω^) 俺達の戦いはこれからだ!
「遅えーぞ この馬鹿共が俺等に戦争を売って来た奴らだ 遠慮はいらねえ 叩き
のめせ クックッ、どこまで頑張れるかな これでもまだ序の口だぜ?」ボスのO
「奥から? 援軍だな、ぞろぞろと数だけは揃えてる組織かい 別に焦ってないよ
集中で攻撃をすれば負ける相手ではない むさ苦しいわ」吟遊詩人は魔法の上級者
「急いで出なくてもいいぜ こいつ等、元々共和国も襲撃するつもりだったんだろ
この分だと砦の方に戦力を集めてるのかもな 意外と打たれ強い様だが」レックス
「新参がイキりやがって、シマ全体東大陸自体がブラックマンバの縄張りなんだよ
・・・今更泣き言いっても聞かねーぞ このカス共が ヒッヒ」看板で勝てればな
「雑魚にカス呼ばわりされるなんて、何様なのコイツ等 もう敵にも私等の部隊名
知れてるようだし この間逃げた奴等から情報が洩れてるのかしら?」サファイア
「敵にも軍隊経験のある輩は居るみたいよ 東セントラル共和国以外は次々墜とさ
れてるって、もしかしたら私等位しか抵抗出来ない強さじゃないの」隣のスピネル
「他の勢力と対立する位なんだからそれなりの規模はあるかもよ」とマンデリンは
東セントラルはピジョン達に加えて、パイオネスのメンバーも組み込んでいるのだ
ロットシルバーと重鎮はブラックマンバが邪魔だが最大の敵勢だとは思っていない
増員して意気揚々と突っ込んで来たが この後はカウンターで無残に返り討ちの敵
そして敵将は囲まれるわけです皆様 ここは要所ではないので激戦にはなりません
「野郎 ここまで詰めてくるとは コイツ等新兵じゃねえ、パイオネスだったか?
知らねえけど 精鋭部隊か、馬鹿だぜお前等ブラックマンバの方が割がいいのに」
「どうせ財布はラビが握ってるから給料の話とかムダなのよ アンタ等も雇われか
略奪の金品から報酬が出てるんでしょうが! 大人しくやられなさいよ」シルビア
当然一対一の試合形式など無い ここは戦場、足元から火あぶりで余裕のエスパー
槍を振り回しながら雄叫びだけが木霊する 動くほど炎傷は致命になってゆく最後
「俺も自然に帰る時が・・・来たって・・事よ 泣けるぜ」(^Д^)言ってろ雑魚が
「健康食品って意外とお高いんだぜ 知らねーよ、一応傭兵なのかコイツ まあど
うでもいいけど そっちの方も片付けといてくれ」敵将のOは仕留めた若手の言葉
「! 東セントラル共和国の戦力じゃねえだろうが、どうなってやがるんだ畜生が
何時の間にこんな奴等集めたんだ? 知らねえ 地元の兵士じゃねえだろ」ボスR
「愚か者ね~、君も弓使いかね素人の小僧が 片目で十分では見せ場は来ないのだ
遅くて話にならん アビゲイルの真似などしても無駄よ、潔く散りなさい」だって
撃ち合いでも同じ結果だったと思うが そのまま近距離組に詰められてタコ殴りに
暴力を売りにしてる組織が力負けする実力差が露呈した、最もこれは序盤戦なので
「何だコイツ等、てめえら マジで普通じゃねーぞ 俺等玄人だぜ? この強さは
別の国から軍隊を入れたのかよ・・・クソ・・・が ぐあッ」悪運が尽きた末路だ
「私は面倒だから説明はしないよ 普通の軍人とは違うとだけ言っとくけどあばよ
この男で最後だなここは、避けるのはお前達の方じゃないのかよ」獣人のパワーで
宣戦後の初陣は見ての通り ゲーム側も敵の数は多いので公開する時が来れば――
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「お疲れ また髑髏が湧くんじゃないかと警戒してたけど、ここは出て来なかった
まあ昼間だったし、場所によるのかしら 以前とは違って乾燥地帯だから」バニー
「特別に地脈の乱れは感じませんな ですが警戒に越した事はないでしょう また
どこで襲ってくるか、奴らの砦から先が本番でしょう 行きましょうか」ロウ大師
「ブラックマンバの奴等序の口とか抜かしてたな確か、手下の質は悪いが軍事組織
と見ていた方がいいな、何人か傭兵の動きをしていた 他の国じゃ厳しいか」剣士
( ´ー`) 待ちなさいきよし(彼はレックスだよw)からの、あと800字を埋めよ
AIはイラストだけではなく文章に応用する事も可能です 某GPTが一番有名なので
命令文を考えてる時間があるのなら自分で書いた方が早い 参考には使えるかもよ
生成されたのをそのまま記載しても、ストーリーと噛み合わないのが大半ですから
楽して長文を生成しても本人の書いた文面と判定はされないと思います、対策済み
毎度の逸れていく雑談へようこそ♪ 今回SNSの話題をしようかと思います皆様
フォロワーの方でノベルの分野の人がいまして、自分のアンチが湧いたとかポスト
気になったのでそのやり取りを拝見したのですよ 自作自演はすぐバレるのでは?
作品の感想や不満点を指摘してる風ですが 教科書に羅列するような綺麗な文章を
「うへっへ、小説を連載してる本人は人間でもゴーストライターとかいるもんな」
素人の執筆より名の知れた人物が書いた書籍なら読みます 人の心理を逆手に取る
異常に筆の速すぎる某先生とか、365日寝ないで仕事しないと物理的にムリな分量
もちろん素でガンガン書き上げる達人も含まれるので憶測に過ぎない部分ではある
世の中はフェアな環境ではありません 売れるなら資金を外部に受注する資本主義
「クリーン打線より食えるかの方が大事でしょ シルビア先輩はオリジナルだよ」
文学の重賞を受け取った方の言葉ですが5%ぐらいはAIが仕事をしたと告白してた
これは多分アイデアに利用したと言う事ですね 私も学習させて回答を見たりする
自分が期待する文章はほぼ投げて来ない、仮にいいのが出ても書き直しする作業が
人気が出ないからと言って 手抜きに走る様なら実力は上がりませんよ△橋さんw
本人が元々投稿していた文面と違い過ぎてやらかしてるのが丸わかりな自作自演集
暇を持て余してるなら、もう一冊分自身の力で書き上げるべきだと周囲の反応では
三😊先生のおかげで仕事が来るんだから余計な事を言うな! と、お叱りの定期だ
第147話 先駆者 5012文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版
実は有名人になると本人が直接書いていないパターンが結構あるそうで、誰とは言わない
某社長などは資金には余裕がある・・・GPTに任せるよりは人間らしい文章に寄せるさ