ギルドの休日とグループの情報交換 戦時のコミュニケーション

戦いより飯の話題にして欲しいとの事、焦るんじゃあない 今日は腹が減っている
毎回言ってる気がする何名か、おもてなしを予定するにも作戦が必要だったりする
企業理念なんてものは新入社員にしか通用しない理屈 実践で食えるかどうかです
規律に従ってサラリーを貰う事が出来ないフリーランス、開拓する意義を刮目せよ

メニースターズ
第53話 黄金郷編

城下町での決戦はアンリ達の勝利に終わった この敗戦を機にC国は中枢機能を失
い始め 次第にその勢力をD国に取り込まれていく事になるのだ 一方C国の主力を
討ち取ったアール王国だが戦後に国王と姫が行方不明の事態になり 国の混乱を収
拾すべく同盟であるエース共和国が特別区域と称し 自国に取り込む形となる模様

C国対R国の結末は、次第に2大国家の睨み合いに発展していく 最前線から戦時が
やや膠着状態に入りかけたその頃 新たな胎動が 同盟は締結のままで物語は進む
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「まだ時間はあるはずだ 焦るな まだだ これからだ 利用してやるぞ カッカ
慌てる必要はない ほんのわずかな瞬間だったに過ぎない、私もいずれ」謎の旅人

 

                D国の幹部会義
「使者が去ってすぐだぞ、有り得ぬわ ぐぬぬ ククク 成程 この殻は要らぬと
覚えておくわ(!)フハハ そうか 旅は長いほど良い感謝しよう」王のハンセン
「如何いたしました閣下 ご気分でも? 他に客人は予定されてません」ピクルス
「C国とのやり取りで、察しろ お飲み物を 国内情勢を憂いておられる」ピーチ

アール王国が狂戦士の大群に襲撃されていた頃 異様な波動に慄いた各地の重鎮が
だが事の真相は誰も掴めない 結果的にC国の侵略は失敗するのだが この先は、

「馬鹿な 何だ今のは? 分からない私では くッ 軍事同盟はした」幹部のチリ
「グアア 気分がすぐれん 酒が欲しいぞ、呑みたくて堪らん」凶暴そうな龍族が
「皆 体調がよろしくなさそうですね C国の事なら心配ないかと思います 既に
こちらと共同戦線を結んでおりますゆえ 王国より隣接の共和国が脅威で」側近が

「今日は解散で こういう日もありますよ閣下 気にしない事ですな」この時はな
「ぁぁ 下がってよいぞ 遠くだな、しかし 何故だ 捨てねば見えぬと そうか
漆黒がいいな私は 成程のう、試す価値はある 覚えておこうかな」段算する大国

 

                敗北のC国内では
「どの方向だった一瞬だけだろうが 認めんぞ おのれ、アデルは散ったか」教祖
「馬鹿なこんな重圧、何が起きたと 気のせいか このままで済ますか」卿の右腕
                   
                   
                   
「貴様、開けちまったぜおい 責任を取れるのか F😊CKだよお前は」流石導師様
場面はエース共和国へと切り替わるが アール特別区では混乱と焦燥が続いている

 

                 共和国報告会
「結果的に我々がアール王国を取り込む事になったわけだが 領土拡大だと思えば
悪くはないか 我々はC国との前線にはあまり貢献していなかったしな」A国の元首

「いいえ ハズレですよ 特別地区は銀鉱山以外の価値は殆どありませんね 砂金
なんて発掘出来ません、最も我々の皮算用だったかも知れませんが」ラインハルト
「やられたね 挨拶代わりの品につられた訳ではないが 貧乏くじでしょう 王国
の借金を背負う形になりました 予想以上にしたたかな連中だった様で」ブルーノ

「欲をかくとろくな事になんねーのよ、しかし国の大将が逃げるかね 小国とはい
え見込み違いだなR国 いやもう国じゃねーか 特別区な☆ かっかっ」白い小鳥
「いえ ハズレではありませんよ C国を打ち破った精鋭が常駐する形になってい
ますから これから防衛線としての役割を期待できます D国が相手では」書記長

「元々は街のギルド上がりの部隊らしいですね・・・やはり気のせいだったのでは
混乱の最中でしたし極度の緊張で皆疲れていたのですよ あの波動は」シルフィー
「その話題はやめましょう 今はD国の動向が気になります 宣戦布告から小競り
合い程度で済んでますが C国が先に打診しただけで翌々はこうなってた」と隊長

「そろそろ仕掛けて来るだろうな C国の残党を引き込んでこちら以上に領土を拡
大したのだ 野心国家め 一旦休憩を挟みましょうか、雑務に追われてます」副長
「だとさ、こっちでも考えとくから特別区の様子でも見てきたら」ホワイトな宰相

戦闘の後なので食事のシーンにいきたいのはごもっともなのだが 吸収された模様
王国はそのまま形は残っている、撃退したのはアンリ達だがヤツラは何をしてるか

 

                 黄ばんだ屋根
「ふざけるな! 給与も未払いで屈辱だぞ、このメリッサ 国王が逃亡しただと」
「あきれ返って言葉が出ませんのよ ギャランティの交渉以前の問題です 全く」
「あー、カトレア様は激おこよ どうすんのよ エリカ達の仕事なくなるじゃん」
「うーん 俺の進行だと不満勢が多いって言ってました、タローは先輩に中継で」

「ほら見ろ 結局シルヴィさんがオリジンの手伝いまでしないといけなくなるのよ
王国の責任者が敗走したから エース共和国の領土に組み込まれた後なのね今現在
窮地になったとか思うじゃん? 逆よ、これを利用しない手はない 範囲が広がる
連盟の窓口の場所は エース共和国とアール王国の北東側に支部が設けられている
赤い屋根の連中はこれ知らないハズなのよ♪ 重役は覆面着用が義務付けられてさ
諸国のお偉方に通じてんのよこれ、だからギルド経由の利権とかね 銀山とかな」

(゚д゚)! なん・・・だと これは初耳だったな そうか 亡命ではマズイ理由か
ピジョンの友人諸共王国の幹部は行方をくらましてる、主要国以外も存在する事実
一人旅ではないのだ 脇役達も全部含めての物語である、もしや本気の計画なのか

「オホホ♪ ですから高貴な令嬢のワタクシがお仕事を取れるのですわ お判り?
貢物とは気に障りますが新しい服装で向こうに訪問予定でしてよ カトレアがゆく
菓子パン生活なんて耐えられませんもの お前より先に実績をあげてみせましてよ
先に短編を予約したと言ってますわ、投稿も戦略が不可欠なのです お馬鹿さん」

イエローレーベル好みのプロットを仕組まれたらかなわん 勝利したのは赤屋根さ
 SRPGStudio イベント画面 挨拶する特別区の町長 名はマンデリン 昼間の城下にて 他にキャラは映っていない

                                
「こんにちは~ 一時はどうなるかと思いましたけど 無事C国を撃退できて良か
ったですね 城下町も、いえ アール特別区も依然と変わる事なく ほっほ」町長
「国じゃなくなったけどね 中身ほとんど同じだから 町長さんも無事でよかった
私等はこれからだし 襲撃の落とし前は果たした、まあ妥当な展開だわ」コバルト

「ひひ 王様と姫、逃げたとさ 街の人捨ててな いやー肝が小さいね」ドミノ兄
「俺等結局顔合わせしないままでやんすね 守備隊も今後は縮小ですぜ」ハットが
「国の借金に耐え切れずか、エース共和国の警備が入るからそろそろ守備隊もお役
御免って噂だよ 私等は精鋭だからこのまま特区の防衛団だけどね~」赤組のモカ

「当たり前でしょ 誰がC国破ったか知らないわけないじゃないの 特別報酬くれ
てもいい位でしょ 意外とケチな国家なのかしら 戦争中で余裕ないか」紅蓮さん
「あれから街への進軍は来てませんね 小説でもマスターが新メニューの試作がど
うこう言ってましたんで 今日辺り何か出してくるんじゃ」疲れ顔の錬金術師君だ

「こんにちは町長さん 貴方達も買い物に行くのかしら 昼間は大したものは出な
いわよ 夜までに色々仕込んでおくからいつもの時間まで赤屋根集合で」マスター
「相変わらずびっしりと行を埋めるわけなのよ、また夜にね皆」と出かけるアンリ
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「あ いらシャイませ~☆ 当店今日はそろそろ店じまいなんで宜しければ また
後日お越しくださーい、」小夜香とスカーレットが酒屋を訪問するが別の人だった
「あれ チャツネちゃんじゃないわね 今日はお休みかしら 閉店時間だってさ」
「知らんな うーむ清酒は調達出来んのかな、始めてみる娘だが私はな 戻るか」

仲間の買い物をよそ眼にヒロインは作戦室の扉へと向かう 毎回戦闘では息苦しい

 

                ガチャガチャっと
「ただいまー アンリよ~ もう出て来てもいいのよ 今日の侍女で最後なのよね
え、カットする部分と加筆する箇所で改稿なんだけど ダメよ不埒な行為なんて」
「あら お帰りなさいませ アンリお嬢様 良かったですね スピネルですよ私は
お疲れでしょう、今お茶入れますので このタコ! よりによって文章のみかい」

「C国が攻めて来てる途中だったかな以前は 旅の経過は別の侍女から聞いてるか
国王と姫がいなくなったのよ 街の住民残してね ピー音 と、来るわけなのよ」
「クソ 小説まで戻って来やがったのね 私等侍女の出番大幅に縮小なんだけど」
「残念ながら濡れ場は期待ハズレの定期よ、資料室にいるから お茶だけ宜しくー
へ? メイドの外見は詳しく語らないわ 読者の好みで妄想させるのが正義です」

( ´_ゝ`) 原案と尺の構成自体が別なのです 読書形式の方がより長く感じるね
実際にテキストより最終的に増える予定ですので、ボリューム不足の心配はなしで

「と、紅茶をすするアンリだが この辺からが本編だったりするわけよ ガチ冒険
UPされる頃にはまだ短編勢が幅を利かせてるのかな 別の二刀流は解禁出来ない😠
ぶっちゃけるとN系一強時代はもう過去になってるんじゃないの 読者の数は多い
けど、全盛期の勢いはもう感じないのよね へ? ヒロインは情報に精通してるの

元々こういう作風だから 既存のファンタジー書いても飽和状態なので、恋愛の次
マジで何が来るんだろうね ミステリー系は賢さが要求されるし WEBはどうだろ
順当に考えてローファンタジーかな、陰陽師がその代表だけど混ぜる人も多いから
スキル系で頑張ってる作者もそろそろ限界を感じてる頃だと思うのよ 最強か外れ

たまに豚とかおっさんもの、婚約破棄系は以前ほど乱発してないか スローライフ
どの系統を絡めても独自路線を出せないと直ぐ切られる ラブコメは合わないしw
人外を主役に持ってくるのは割と賭けなのよ、一部の人しか書かない どれかな」

もう完結済みのアレとかはレアな部類だと思う 書籍と内容違うとさ、プロ仕様か
売れっ子の作家は楽なんて出来ませんから グルメの旅行してた方が気楽だね実際

「料理特化にするには知識不足なのよね うちらはマスターの趣味程度で丁度いい
需要はあるだろうけど難しいんですわ、途中でエターナルの罠 キリがなくなる」
「ちょっと、侍女の出番が全然ないじゃないの! また独り言で尺取らないでよね
スピネルは司書の設定だったのに、画像付きの方がいいに決まってるの 何でよ」

「読んでる方々には労力が伝わらないお仕事だったり、そろそろ帰るわアンリさん
埋もれる可能性が大なので 次に来る時は別の話題考えとくわ 外がメインだし」
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各方面が面倒になるのでエロシーンは小説だと期待出来ないと紳士 夕食へ向かう
C国の強襲が嘘だったかの様に現在は平穏な町並みだが、赤屋根にはランプが灯る
いつもの光景か、しかし此処はもうエース共和国から特別区に指定されている――

「あらいらっしゃい いいの 人はお腹が空いたらつい寄りたくなる場所というも
のが有るの、日暮れの冒険者が帰る場所 憩いの館がここにある マスターです」
「ひょー、待ってました 姐御は料理の腕なら確かでやんす 手伝えとさ」ハット
「俺は連日でピザを希望したいが 物足りないぜー ヘルシー志向なんて」ドミノ

「ここ以外私達の食事量賄える場所知らないんだけど 館もギルドも同じでしょ?
上がりましょ いつも通り 私は細かい事は言いませんので 空腹でっせ」騎馬師
「うーん C国か 撃退しましたがあれが全てだったのかな、お邪魔します」ロシェ

「余り考え過ぎない方がいいわよ 幹部連中は私等が倒したでしょ」スカーレット
「残念ながら酒屋の閉店時間だったのだ、サービス品は貰えず仕舞いとは」小夜香
「あ、もう来てたの皆 酒屋は色々と忙しいのよ 何だろうね C国は倒したんだ
から気分を入れ替えなきゃ えー、とにかく気にしない様に~♪」アンリの到着か

基本的に原案と被るメニューは一部を除き多くは無い この間のビア樽を開けるが

「何入り口でごちゃごちゃしてんの? 入りなさいよ、モカさん冷えたビール希望
ようやく温い安エールから解放されたわ、サワー系いい人は今日は林檎のヤツで」
「クローバーさん大ジョッキ用意して欲しいんだけど? 小説側だとノーマルかよ
アイドルの辛い部分かここ、ゴクゴクッ ぷはーッ フヒヒ お代わりくれよな」
「はや、どんちゃん騒ぎは出来ないからそのつもりで 厨房に行ってるわね」統括

当然の事だが、落城作戦を防いだ結果が今日の食事にありつけている 勝ちか負け
防衛隊の活躍なしでは恐らく狂戦士達に蹂躙されていた事だろう ひと時の休息を
暫く談笑していると奥から香りが漂ってくるが 今回は一体何だろうか「お待ち」
いつもの様にテーブルに運ばれる大皿料理、これは ゴーヤチャンプルーらしき品
苦瓜系は栄養価が高く 疲労を回復するだけでなく美肌にも効果的、和風なのかな

どうやら豆腐の代わりにそら豆を投入したアレンジ版「味付けは塩コショウだな」
早速箸をつけた導師様はむしゃむしゃと食す、酒でもいいがソーメンに乗せてもだ
今夜のメインはタンドリーチキンとの事「オリジナルのマサラ使用だってさ」モカ
定番のカレー味 何処かの脂ぎった菓子パンを口にするギルドは哀れ m9(^Д^)
言うまでもなくジャンボサイズ、小皿に切り分ける派が一般的 安定のレシピ集で

「因みに原案だと焼き鳥の回なのよね確か だってピジョンの料理だから此処は」
「? 私は好き嫌いは基本しないから 美味しいね、いいねえこの香り」コバルト
「うむ この小夜香はマズイものにはハッキリ言う方なのだが これは絶品だぞ」

焦るんじゃあない 君達は腹が減っているだけなんだ、歯ぎしりの屋根は黄色信号
戦時中に和やかな食卓を囲める日々はそう頻繁には訪れないか 思い出は儚い―― 

                                 第53話 黄金郷編 5251文字 (続)

紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV

食事風景 メニューはゴーヤチャンプルー 大盛で出来立て

私はゴーヤチャンプルーとサワーで十分なおもてなしの感、戦地に出るなら追加せよと

同じメニューでも調理人により素材や味が変わるのでご了承下さい 豆腐入りがメジャー

次回 噂になる小説はストーリーの要点を解説しながらの進行

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

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