手伝ったらおやつでもくれてやるよ、ひゃ~美味い~ 何時のギャグなんだよとさ
ガキのお守りなんてするわけねえでしょ 甘やかすな! 私の指導は厳しいのだよ
テンプレートとは一例やサンプルの類だと思って頂けると分かりやすい、型枠とか
小説においても同様 投稿サイトに連投してる中身がスカスカでくそな作文に多い
メニースターズ
第58話 黄金郷編
場面は北の前線からD国の軍事会議へと切り替わる 野望を行動に移す古き大国が
屈強な龍族と共存する由緒ある古豪との事だが、正式な史実は不明である――
「現在の状況はいかがかな チリだったかお前は 無能を追い出すなど当然の事だ
我々の力なら盟約は可能だと知りなさい、本来なら王国で演説するハズだが」側近
「ハッ 現在の状況は我がD国の北西側及び自国の北側は完全に掌握したかと 更
に我らの東側に位置するエース共和国を、北側から攻略中であります」若き幹部が
「いささか温いな エース共和国などもう落としていると思っていたが まあ想定
内ではある 宜しい継続せよ、そのまま人間共を蹴散らしてしまえ何か意見は」王
「ナシ! 脆弱だナ 人間など 踏みつぶせ 我々が世界に君臨するのだ」龍族達
「ふむ 成程 北一帯を全て掌握した後にじわじわと南下していく計略か 悪くな
いか 余り急いでも楽しみは減るというわけですかな 宜しいかラーク卿」レモン
「私は早くても構わんが闇の同盟達が嫉妬しても思わしくあるまいよ 地上制覇よ
りも別の目的がある様だが、いずれにせよ我らに対抗出来る者は皆無よ」ハンセン
邪教の長に乗っ取られたD国の城内に思えるが果たして? 悪である事に違いない
ここも外見は説明しません 敵の服装や装備品は物語の本質では御座いませんので
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あぜ道を真っすぐに北へと進む アンリ達は少し抜けた先で魔物の群れに遭遇する
先程まで高かった日差しはそろそろ沈みかけている様だ、夜間になると厄介である
また戦闘になる前にさっさと移動しようと思ったのだが その気配に気が付いたか
野生の集団がこちらに敵視を向けている 両脇には一際大きな魔獣がいる明らかに
上位種の個体だろう、更に後方には大型の肉食動物らしき姿もある そしてゾンビ
お約束の混合的な敵勢 どう見てもアール王国周辺に生息する様な生物ではないが
グオオオオオ!・・・狂戦士までいるらしい 退屈させては失礼だと言いたいのか
何とも嫌味な歓迎ぶりで邪魔をする、この規模の数となると中々に時間が取られる
囲まれてしまう前に判断を問われるが 一気に殲滅する作戦になると思われる――
「ああ、そうですか ピジョンですが何か? 統括の割には出番が少ないのね私」
「クローバーさんオリジナルに参戦してるんだぜ マスターが何か材料調達しろと
自己責任で宜しくだとよ 頑張りなさいよ君達で、一応私は聖女様だからな~♪」
「自分達で調達と言われましても、私は錬金術師なので専門外ですが 不機嫌の様
です 注意をしてくださいね 連戦の流れですねこれは 他の方、意見をどうぞ」
「丁度 獣道に入った様だが、さっきの仲間達か どうやらこっちが巣だったのか
連戦でも構わんが 当然だが街灯などは何処にもないぞ、夜目は効く方だが」隠密
「あーあ 何かごちゃ混ぜになってんだけど 狂戦士いるのかよ どうやら薬物が
蔓延してるみたい、C国の領土外にもばら撒いていたんだろうな全く」嫌顔のモカ
「流石の俺っちも骨は食いたくないでやんすよ 調達するなら敵の排除で」ハット
「ひひ 冗談だろ、絶対病気とか持ってるぜこの周辺の獣 やめとけって」ドミノ
一応道が続いているからこっちで合ってると思うわ、とアンリが 休憩したければ
ココを突破しないと、この状況は要所とは違うけど定番の妨害 進めていいのか😊
「さっきの旅人って敵なんでしょ? もうこっちにも侵略してるでしょうよ 狂戦
士いるんだから 余計な魔物とか日暮れ前に片つけてろと 邪魔だから」紅蓮さん
「D国の進撃隊とは別の部隊が動いてるのかしら だろうな、とりあえず殲滅だな
対話は無理だろ 前回は逃げた敵もいるから消化不良だったんじゃない」コバルト
街の防衛隊はもう卒業している、今は太陽の軍勢を名乗った後だ 早速戦闘に入る
細いあぜ道は弱々しく北へ続いているが 自然に形成された高台から大鷲風の眼光
肉食動物と狂戦士が特攻して来る グルルルル!「構えて、飛行の敵にも注意ね」
ピジョンの機嫌が悪いので咄嗟にアンリが指示を出す、リーダーは休めない( ノД`)
まずは先制攻撃 遠距離魔法で一掃したい所だがロシェと紅蓮は無詠唱では不可だ
ここで夜間の戦闘は避けたい もたもたしていると時間はあっという間に経過する
広範囲の攻撃ではなく単体への攻撃を中心に、手早く仕留める事にする「オラ!」
ぶちかましならこの両者か、ドミノとハットが正面から 狂戦士を相手に叫ぶ先陣
コバルトと小夜香は左右より回り込む様に駆け出す、狂戦士は腕を振り回し暴れる
しかし、二人は難なくかわしながら 空振りの隙に斬撃を叩きこんで始末していく
続いて突進してきた肉食動物 大型の猪の類か狂った雄叫びを上げながら ブオオ
・・・シュッバ! 後方から放たれたモカの狂矢が獣の右目をカウンターで射貫く
「フヒヒ♪ 長文だとクレーム対象だから適度に区切れよな~♪」導師様の助言だ
「相変わらずびっしりと埋めるのがお決まりの定期 これで宜しいです?」錬金君
「お、いいねえ 後ろは任せるよ、休憩前にひと汗流しておこうか皆」前衛の騎馬
戦闘にレフェリーのブレイクタイムは無し 継続して攻撃するのは珍しくアンリか
荒々しい咆哮をあげながら、爪で引き裂こうと振り被る狂戦士をなで斬りしていく
遅れながらゾンビ達が覆い被ろうとするが 素早く横移動で回避、援護に小夜香だ
互いに背後を警戒しつつ一閃、二閃、詠唱の完了したスカーレットの火球が敵勢に
更に合間から錬金術師が上空の大鷲に石つぶての法撃をお見舞いしていく「グワ」
牙を突き立てようと大口を開ける瞬間を狙っていたのか そのまま乱戦状態へ――
狂戦士を盾にして後から獣とゾンビの突進、空中から急降下、低空飛行で体当たり
数匹の大鷲は翼を広げ風を巻き起こす、突風に煽られ体勢を崩すのが普通だが無理
不機嫌なピジョンの前でその嘴を大きく開ける、攻撃の隙に他ない「虎突一閃!」
・・・? グワワアアァ!!! 貫かれた大型種は戦場に散る 残る敵勢は半数だ
既にコバルト達と前衛組は敵を分断している 土煙を巻き上げ奔走するピザコンビ
モカが弓矢で牽制している、獲物を見つけたと襲い掛かかった野生の群れは消沈か
後方でクローバーの法術も発動する「これ位でいいんじゃね?」ドッカン!っとな
「オッケー まだ余裕があったけどね 大体終わった様だからこれで」アンリさん
「終わったけど 何か調達したいならここはパスね違う場所がいいわよ 汚染され
てる予感がするから、モカさん悪役令嬢と決別したのよね もう後戻りできない」
「色々と罠がある感じですか私はレンジャーじゃないですけど ハイファンタジー
には違いない様です、ジャンル分けは運営がしてくれとの声が出てるそうで」錬金
「私も同意だな いや、何か毒々しい雰囲気の場所だ 他を提案する 小説は文章
力主体だが、侯爵の子息がどうのこうの 全く軟弱者共が!」硬派の小夜香だった
「それは残念ね ちっ 自己責任だから、根に持たせない事ね ふっふ」ジト眼~
ここでカトレア達にターンを渡すと また調子に乗りそうな予感がしないでもない
本来は本当に小説投稿の想定はしていなかった物語、足りない部分は補いなさいと
「あら コイツってば書き足す気だわ 何してんの 次は休憩だからチョイと語っ
てみろだとさ皆さん プロデビューを狙う常連は多いね、クローブは私の姉妹よ」
「投稿予定はなかったのにどうしてこうなった的な うちの導師は色違いなのよね
現実は厳しいのな 声掛けされるのマジで一部よ、アンリさんは別の出身なので」
「強運なのです書籍化やコミカライズしました人物は 私達は順番が反対ですから
執筆だけに絞ると逃げ道が無くなります、視野を広げた方が良いです」クールガイ
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マネし出すから余計、タケノコ沢山あったら自分の食べて貰えるかってさ」とモカ
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規定に違反しない様に小技とか連携可能と、クリーン路線では限界とな」マスター
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流行り廃りが激しいのは読者様ご存じの事です、クリエイティブ系は小説以外にも
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モカさん合理主義だからさ ポイント欲しがるのは理解出来る、でしょ★」(^Д^)
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セルフプロデュースの道は開かれている 本気ならば、2話でボツですよ試作当時
長編ってどう作るんだろ、同じです1行埋めるのすら苦痛だった プロットもない
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後で修正用にな始めからパーフェクトはない 代表作知らんけど」どの先輩だかw
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で表現出来ないならば 無料で使える素材も今は多い時代よ、まず読めと☆」モカ
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「想像力を磨け 専業ライターも苦労はしてるハズ 内容が乏しくても3000文字
先ずそこからでどうか、数年後には何倍にもなるはずだ 厳しい道だがな」小夜香
「そろそろ空腹なんだけど 脳筋は参加するなってか、脱線はお約束の流れね私等
元が言うスタイルだが、宴会シーンは小説だと簡素なのよね ハイ次」コバルト氏
「へ? 俺達は飲み食いなら歓迎でやんすよ 筆とか知らんですよー兄貴」ハット
「次回は休憩出来るんだろ ガンガン進めて行くだけ 面倒くさいからよ」ドミノ
今話はシルヴィ達の割って入る隙は与えない太陽の軍勢か 作中で語るスタイルだ
装備のパラメータよりこの方が自分に合っている スキル説明にこだわる人もいる
ジャンルがどうより本人が一番想像しやすいイメージで、昔よりはオープンの時代
「シナリオ専門目指すなら投稿で鍛える道はアリか 因みに恋愛モノは厳しいな私
今の流行はしばらく続く予感 パロディの方が楽しい、語れとか酒事案だな」導師
「こういう感じでどう 自分のイメージをキャラに充てる、演劇とか力入れ過ぎよ
楽なのは脚本の方 舞台で演じる役目の振り分け、奴ならこう言うかなとかさ」姫
「レッドオーシャンです現状は 飽和なら海から出ては 長いタイトルなんて覚え
きれません 定番かな 次に行けと聞こえた気がしたのでこの辺で宜しいか」錬金
「書籍よりもデータよ これからは更にね 読まないから、画像が先に進化し過ぎ
直感で伝えろとさ 銃でドンパチも売れるのは限られてるし残るのは何かな」射手
もう少し喋らないとノルマに届かないぞと 後ろの視線、読んでる皆様が主役です
連戦を終えた頃には今日の陽は暮れて来た様だ、この場所は湿り気が多い 奥へと
新人賞の受賞だけが評価対象ではないです、無名の猛者は予想よりも隠れてるので
一極集中は利点と欠点がある為 投稿サイト全て込みなら何処かしらチャンスが
自分の手ごたえを感じる場所があると思います 腐ったら最後だが、継続は力なり
0と1では全く意味合いが異なりますが最初が一番大変なのはどの分野でも変わらず
さあ、今年のトップを走るのは誰でしょうか、常に変化を求められる創作の世界で
エンターテイメントは間違いなく我々が築いた文化 AIに渡すのはまだ先だと――
※挫折など書き手は何度も経験してます 諦めたらそこで試合終了ですよ
第58話 黄金郷編 5074文字 (続)
紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV
最初から人気が取れる方は少ない どの分野でもチャレンジした結果が現状に繋がってる
ここで精神論を言うつもりはないので次に進みましょう 自分の得意な部分を伸ばすのだ