好戦的なやつほど早死する意味を知れ! 退化したのは誰だ

リライトするにあたってタイトルを変更するのとそうでないのがある、今話は後者
内容と大きく逸れていると登録すらされない記事が多発するそうで 私は少数のみ
文章や戦闘を連想させるワードを用いてますので・・・たまに食事関係の話題とか
創作全般に言えますが上位に表示される事は稀、企業のウンチクを優先したがるし

メニースターズ
第82話 黄金郷編

「なるほどねぇ 悠長に待ってはやらないという事か 結構だねえ でも好戦的な
やつは早死にするよ こっちとしては前に出て来てくれた方がやりやすい」騎馬師
「幹部全員に引きこもられると面倒だから構わないよ 勝てる自信があるから前に
出て来たんでしょうけど 皆、散開しない事よ 一人づつ倒せばいいから」アンリ
「失敗したなソロモン軍 速攻を仕掛けるならば正面では意味が薄いぞ 闇に紛れ
て背後を突かねば、最も私等相手ではその隙はないのだが 死合う気か」小夜香が

・・・当然の展開だ 半数は初顔合わせではない、援軍を含めて自信アリの敵側か
今回は夜戦になる この場所で最新鋭の薬物研究をしていたとは思えない衰退ぶり
先にエース共和国の前線部隊が下見を行っていたそうだが 地下に施設があるのか

「貴様ら さっきのマリウス殿の話を聞いてなかったのか、世界を掌握する軍勢が
いつまでも様子見などするか もう遅い 進軍して来たのは誤りだ馬鹿め」B男爵
「私等の使命はソロモン軍の中枢を打ち砕く事よ! その様子だと他の部隊も動い
ている物言いの様だね 何の策も無しに特攻に来たわけじゃない 必ず」マスター

「何を強がっているか貴様ら まさか我々だけが主力と勘違いしているわけではな
かろうな? クク、今頃各地の別動隊が領土拡大に向かっておるわ!」将ゴモリー
「ふっ、いくら精鋭を送り込んだとて所詮は少数よな いいのか自国の守りの方は
背後を突けと言ったか、既に突いておるわアホが もう後戻り出来まいな」ラウム

・・・ゴゴゴゴ まただ、後輩達に足跡を残すのは自然の成り行きなのか 彼女は

「構うな 蹴散らしていいわよ 多勢に無勢で勝機と踏んだようだが見えてないの
はソロモン軍の方なのよ 別動隊だって? そんな次元の話じゃねーんだよ!」♣
「ぶっちゃけ私は共和国の人間じゃないから 義理なんですけどね あー お気の
毒だね別動隊の皆さんは お仲間に再会は出来ないでしょうね 教えんけど」モカ

「太陽の軍勢以上の戦力など共和国にはいないはずだ、ここにきて今更ハッタリか
貴様達は? まあいいわ袋小路なのは明らか 防ぎきれまい 行くぞ」Aマリウス

世界制覇を目論む相手に交渉などはない 戦闘に突入する、新たな幹部の隊が前へ
敵将が先に出るとは好都合だ、ラウムとゴモリーだったか もう2体は後方で待機
正面からも槍兵が構えながらじりじりと間を詰めようとしている 士気は高そうだ
ここは大掛かりな作戦ではないのか? ソロモン軍は雑兵だけでも相当な数が居る
敵の本陣から矢が届く距離まで来たというのに、なにやら仕掛けてくる気配がない
・・・! 気のせいだろうか 両脇の守りは割と厳重ではなかった感じがしたのに

「何だ? 急に敵が地表に出て来たわよ今 これってさ前にも似た様なやつ見た事
ある気がするわ、一斉に地面から湧いて来た様に見えたんだけど?」驚くコバルト
「死霊術か! しかも複数同時に、そうか実験の跡地なら素材に不自由はしないと
ここで待ち伏せしていた意味があったという事か 外道の考えそうな事で」ロシェ
「どうりで最初の人数が少ないと思ったわ 遠隔召喚とは別の類よこれは やって
くれるじゃないの 上等よ、燃やしてやろうじゃないの 詠唱に入るわ」紅の術師

「フハハ 以前に言わなかったか、私は既にラーク卿を超えたのだと 何を驚いて
いる 失敗作もこういう使い道があるというわけだ 戦士として甦るのだ」B男爵

これで数の上では一気に不利になった、闇の軍勢は昼間よりも夜間を得意と来たか

「屑め、でも一度に大量に魔力を使えば次の術には時間がかかるハズ 連発は出来
ないわよ 次の召喚を使う前に懐に入れば私等の勝ちだ 絶対に倒す!」ピジョン

「馬鹿め 懐に入れさせると思うのか 俺が前に出てきた理由が分かったかな 戦
い慣れしてるのはお前達だけではないという事 ソロモン軍を舐めるな」ゴモリー
「よし 木偶共一斉にかかれい! 太陽の軍勢だと? 笑わせるな 貴様達をここ
で粉砕して、このまま世界を真っ黒にする 逃げ道はない 我らの勝利だ」ラウム

地面から現れたゾンビ兵とヘルライダーがアンリ達に襲い掛かる 左右からの強襲
続けて敵将も自ら武器を構えて一度にねじ伏せようと突進して来る 対抗するのは
マスターと小夜香、サイドにはピザコンビが コバルトとアンリが補佐をする構え
当然ながら後方で紅蓮とロシェが詠唱の準備に入っている 隙を伺う弓のモカだが
ゾンビ集団の動きが奇妙だ、動きがバラバラでまるで統率されていない 壁の役目

だが獣に跨ったライダーと槍兵が数体こちらに向かって来ているぞ「ぶっ潰せ!」
幹部の指示が飛ぶ、接近に対して迎撃態勢に入る おりゃあ 舐めんなよ、とピザ
自慢の怪力で殴りつける ドカッ! 抜刀しながら小刻みに斬撃を見舞う小夜香だ
バシュ! ズバッ! 物理が普通に効くので邪神の羽虫部隊よりは戦いやすい方か
油断は出来ないが ピジョンは戦槍を振り回して牽制しつつ、ゾンビ兵を蹴散らす

「ソロモン軍を甘く見たな 逃げ道はない、覚悟は出来ているだろうな」ラウムが
「忠告したはずだが 何故正面から来たのだ貴様 それ程討ち取られたいか」隠密

勇敢なのか無謀なのか 先陣を切るのは結構、しかし進軍は共和国の兵士とは違う
好戦的なのが裏目に出るパターン 上空からの一閃で仕留めるつもりが空振りする
こんなはずじゃなかったという表情か 連続で突き技を放つが決定打にはならない

「ば、バカな 私が翻弄されるだと クソッ」囲まれたら敗北は確定 m9(^Д^)
少し自信過剰だったのではないか 飛行部隊は射撃と魔法の格好の餌食となるのだ
・・・ぐあああ、とまずは敵将の一体を撃破 普通の人間の兵は此処には来れない

「貴様等! いい気になるなよ、ソロモン軍は無敵だ 勝ち目はないぞ」ゴモリー
「では何故今まで地上を制覇出来た部隊がないのか? 理由は簡単です 必ず何処
かで負けるからですよ 地域周辺を蹂躙してる様ですが、同じではない」錬金術師

勇んで前方に出たのだからこうなる 体力はありそうだったが戦術をミスしている
「ぐお・・・何だこの強さは 人間じゃあるまい 馬鹿な」タコ殴りで没っするw
屈強な大帝国すら世界は取れずに沈んだ、戦争とは古代の時代から存在している理
長い時を経て色々と退化したのかも知れない 地獄で鍛え直せとさ 小僧が、次😡

うろついていたゾンビ軍団が突撃してくる 魔術組は後方から咄嵯に炎弾を撃つ!
ドカーン! 轟音と共に爆裂、不浄共を蹴散らしながら太陽の軍勢は前進していく
集団の中に突っ込むと各自が無双乱舞 統率が取れていない部隊ならこうなる定期
各々が豪快な一撃で吹き飛ばす 後ろから矢が舞う、導師様の出番はなさそう――

SRPGStudio 出撃準備 旧研究所に群がる敵勢 時刻は深夜 荒廃した様子 屍が散乱としている
                   
                                  
「ええい 私の方に近づけさせるな 来るな化け物共が どうなっている」B男爵
「確かに一度王国で倒してるのよね 復活して出世したようだけど 教祖を超えた
のはもう一人の方じゃないの? 本陣にいるのかしら 討ち取るけどね」リーダー

「残念だが万が一ここを突破出来ても戦争は我らの勝利だ 今頃は同胞の部隊が共
和国を墜としている、では来い あの世で後悔するといい作戦ミスを」Aマリウス

「ここが本陣なら楽な仕事だと思ってたけど違うかな 覚悟してもらう」ピジョン
「余計な時間取らせるなよ 何がソロモン軍だか 小さすぎてお話にならないから
港で大人しくやられておけば良かったのに、誘い込んだつもりだったのか」射撃手

邪魔をしていたダークソルジャーを強引に弾き飛ばして敵将の懐に駆けていく一行
死霊術でかさ増ししても精鋭の部隊には程遠い、意外にもそれほど苦戦はしてない
場所的に頑丈な砦とは別の廃墟 防御の面では脆い様である、尺に届かないぞ w
ヘルライダーが真横のアンリ達を襲うがドミノとハットがカウンターで殴り飛ばす
これで大凡の雑魚は片付けた 72柱が全員ここに居るなら話は違っていただろうか

「何故勝てんのだ ラーク卿を超えたハズなのに おのれ~」そりゃ馬鹿だからよ
「ここで散っても、ムダ死にではない 結果は我らの 勝ちだ!」だといいがな~

「負けよ ソロモン軍のね 視野が狭いのよ愚か者、理が見えぬ者に世界は統べら
れず 消え失せよ地獄で同胞に何故負けたのか理由を聞くといい」統括は白銀寄り
「しょうがねえだろ クローブの替わりに私なんだからよ、邪神の方が強いな実際
お前達は王じゃないみたいだな もういいぞ、後半は忙しいからな」黄金の友人が

・・・敵将、討ち取ったー 誰が発したかは分からないが研究所跡の戦いは終結か
太陽の軍勢は夜戦でもそれほど普段の戦いと違いは出ない 敵の見積もりが甘いと

「よし 終わりっと ここはハズレだったね 研究所に本陣ならよかったけどね~
予定変更だよ 行くか、まあ直ぐにソロモン軍壊滅という流れだと変か」コバルト
「小説にリテイクはないので余計な愚痴はカットされると 次に行くか」リーダー
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研究所跡に踏み込んだアンリ達であったが そこは敵が待ち伏せに利用していた廃
墟に過ぎなかった そして、ソロモン軍と対峙していた時を少し遡ると共和国側は

                 遊撃隊の模様
「落ち着け! 何だ? なにがあったのだあと少し先に行けば共和国の国境であろ
うが 一斉に進めば我らの軍が圧倒出来るはずだぞ 先陣は何処だ」ロノウェ伯爵
「伯爵、我らの先陣は 上空からの攻撃により灰塵になったとの報告が わ、分か
りません、地面に仕掛けた爆弾なら理解出来ますが これは一体?」怯える偵察部
「光の雨が墜ちて来たと し、しかも我らの部隊めがけて的確に こ、こんな兵器
を隠し持っていたのか 上空だって? こちら側は何も見えないのですが」別動隊

・・・雨を受けて灰になるとは納得のいかない説明だと ロノウェが怪訝な態度を
見えないほど遠くから狙い撃ちなどあり得ぬと、普通ならそうだ 何かがおかしい
一瞬躊躇するが自分達は天下のソロモン軍だ 構わず進軍しろと部下に指示を出す
果たしてこの判断が適切だったのかは読者達が確かめるだろう 長距離射撃では?
エース共和国の兵士は近くにいない様子だが、突撃していく闇の遊撃隊だった――

「第一陣撃破 オートレーダーシステム作動 ピッ、大人しく帰る気はなしか も
う少しかかるかな 装甲を持たぬ者に撃つのは本意でないが 去れ!」上空の脅威

・・・この後ソロモン軍のロノウェ伯爵とその部隊が自軍に凱旋する事はなかった
その姿を目撃した者はなし、エース共和国の領土の上空には規格外が舞っていたが
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「ピー ピッ ピ おっと これ以上だと 臨戦態勢だな ヒヒ アルカディアめ
抜け駆けしようとしてもムダよ 如何致しましょうか 白兵戦で強引に?」赤悪魔
「慌てるな 我らは回収命令は受けておらぬのだ 私個人としては戦闘になっても
構わんがな 一つなら奴らに持たせても害はないとの判断の様だ」名をバッドアイ

「この濃度なら暴発の危険は少ないだろうが ふん南は予想どうりハズレだな く
れてやるか 小型だ、しかし文明レベルは低い惑星だ 不釣り合いよ」同胞ベンタ
「ピピッ ピッ うーむやはり調査結果は3つの様です 妨害電波で隠せる程の文明
では無いようですしね おおよそのデータは取れましたので戻りましょうか」配下

「よし いいだろう 戻るぞ やはり東側で正解だな 合流しておけば奴らが狙い
に来ても返り撃ちよ、COBRA偵察隊 これより本部との合流へ移行する」悪の眼
「4つ目はないのか 不可思議な星だな ククク 出来損ないの証拠ではないのか
パワーも低いぞ、任務終了後には花火の報酬を与えようか フハハ」真っ黒な笑い

(`・ω・´) いいえ、タグはハイファンタジーですよ 比重は古代文明編からそう
途中で変えるわけにはいきませんので、ヤツラの出演部分は限定されている様です
余りにやり過ぎるとチート行為と変わらなくなる ボタンを押して即終了は無いと

残りはお約束の似非なエッセイを披露して繋げておく イエローにターンは渡さん
また同人界隈の話で申し訳ないが、不景気過ぎて全然伸びる気がしません マジで
私だけではないみたいです 取り敢えずチェック勢が買おうとしない、上位作のみ
セールとかあまり関係ない感じですね 話題にならないと余計にスルーされるので

動画関連が台頭しすぎた影響もあるのかな わざわざ料金を払って手をつけないと
娯楽関係は衣食住を確保の後に来る選択肢なんです 日用品や光熱費を値上げ過ぎ
必要以上に釣り上げるのはグラフィックの件でご存じだと思われます 便乗ですわ
生活必需品から搾り取るやり方ではもう終わりは近いかと、注視して検討だけする

m9(^Д^) お手上げかも知れんなこれ 月額で楽しめるコンテンツあるなら不要
やっぱり今の消費者は賢いんですよ、余計なばら撒きのツケが今後も来るでしょう
食えないから真似しない方がいいですよ良識のある諸君は 数年掛かりなのになw

                               第82話 黄金郷編 5033文字 (続)

紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV

SRPGStudio イベント画面 森林の背景 回収作戦のCOBRA偵察隊 バッドアイ、レーサーデーモン、ベンタの三者 メインキャラとは別

派手な方が面白いと言ったのは諸先輩達の方ではなかろうか テンプレの最強系はしない

流行りは主人公の一人称視点ですがスケール的に釣り合いません、陳腐な構想は要らない

次回 後戻り出来ない選択に向き合うための勇気と覚悟を知る

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

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