盤石な遊びで満足してるならここには来てないでしょう、優秀な司令役は君達か?
悪党VS治安部隊 黒か、白か、根底の部分は変わらないかも知れません冒険の軸
違いの分かる読書の達人は一定数いると信じたい! 戦術を練る必要性が迫られる
一話で完結する記事はそれほど構想を捻らなくてよい、お届けするのは長編の戦記
メニースターズ
第63話 黄金郷編
遂に霊峰山の奥地に辿り着いたアンリ達 しかしそこは常人には理解しがたい場所
であった サウルーン軍達の目論みは失敗に終わる 何故なら、秘宝とは指輪では
なく黄金郷の神殿そのものだったからだ 空中要塞というにわかには信じ難い事実
を知った一行は直ちに自国内への帰還を要請する そして物語は進展していく――
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「着陸場所はこの辺りでよいでしょう エネルギーの問題もありますが無暗に目立
つ必要はありませんので 丁度あなた方の王国と共和国の境目にある大森林」精霊
「おっと、ナイスな場所にご到着でやんすね 体当たりは卒業でいいと」ハット君
「俺は棍棒で十分だぜ 接近してぶん殴った方が速い、一応貰っておく」ドミノ兄
「この大森林が事実上の本陣って事になるわね私等の このまま共和国の陣地へ急
ぎましょう まさか侵略されてないと思うけど、大丈夫でしょうね今」不安な射手
「ここは周りの森だけじゃなくて山々が丁度隠れ蓑になってるんですね 位置的に
も最適な場所ですよ、意外と船を借り受けた連盟の支部にも近いかと」錬金術師が
「そうね とにかく急ぎましょう、まさかこんな展開なんて ここは人の出入りが
無さそうだから見つからないわ うーん、虫が舞ってて嫌な感じよ」スカーレット
「へ 何か忘れてないかですって チッ ここオリジナル構想ですから」マスター
常連を無視するとあらぬ疑いを掛けられる恐れがある 一度本部へ報告に行く面々
戦時こそ稼ぎ時と見ている者達も 十分に語っている気がするが、物足りないと?
国境なき連盟 モルト支部
「マジすかー、予想通り出番減らされてるわ俺等 進行のタローは不評だったと」
「クソ、うちら側のストックが尽きたと思って足元見てるわね今 屈辱よ」エリカ
「む、貴様 今月から連載開始だぞ! この扱いはなんだ メリッサはおまけか」
「おのれ、規定違反はしてなくてよ? 誰よ新聞にエロ記事なんて載せるお馬鹿は
ワタクシは書いてませんからね! 諸国放浪記の恋愛譚のハズでしてよ まさか」
「は? 何シルヴィ先輩の方チラ見してんのよ 掲載の判断は編集部側ですから~
4コマ漫画の脇にひっそりと数行とかなw これはひどい、作戦はミスだったりな」
縦書きには変わりあるまいが!😡 駆け出しのクセに、わがままを言うんじゃない
地方の新聞なんてそんなものだ 全国紙でもあるまいに 簡単に甘い汁は吸えんぞ
・・・と、上司に説教をされる情景が浮かぶがな ライバルがいるに決まってるさ
付き合いのあるライターが紙面を譲るわけがないだろう 実績が全然足りてないと
色々と理由があるんだろうな、こいつらは一体何をやってるんだ? 覆面で執筆か
メインの物語を差し置いて勝手に連載を始めるなど 身の程知らずもいいところだ
そもそも掲載枠など無いのではないか 所詮端役さ、せいぜい頑張れよw (^Д^)
「まあ、抜かしましたわね! いいでしょう 今は開戦の号外が予定されてますわ
このカトレアがこのまま引き下がるハズがありませんのよ 別途の構想もあります
メリッサ! この間の予備のプロット案をワタクシが改稿致しますわ フフ」何?
「//う、お嬢様 お言葉ですがアレは成人指定の内容でございます 知っていたと
くっ・・・貴様 創作自体は自由なのだ 私のナイト達は決して穢れていない」w
( ´_ゝ`) それ以上は身内で勝手にやりたまえ 大方イケメンが出演しまくりの
香ばしい乙女達は次の戦略を練るのであったと、そういや両属性だったわ(次)😠
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エース共和国 城内
「陛下! 別動隊のメンバーが帰還したそうです 先ほど私の部下から報告を受け
ました タダの噂だと思っていましたよ 確か{太陽の軍勢}でしたか」共和国兵
「そうか、よし 直ぐこちらに通してくれないか 一刻を争う状況だからな ご苦
労だった そのまま任務へ就いてくれ ふう、戦況は見通しより悪いのか」首相だ
「意外と早かったな、海路ならもう数日かかるとみたが まさか俺の様に飛べるわ
けじゃあるまいし ふふ 噂じゃねーのよ 主力のご帰還だぜ かっか」白い軍師
「ただいま 小鳥さん じゃなかった宰相殿だったわね♪ 結果から報告しますよ
宝具はありませんでした、指輪もね 敵には発見されてないはず 場所は」アンリ
「代わりと言っては何ですが 強力な装備を譲り受けました、私達専用ですが一応
報告としてはこんな感じでしょうか(余計な事は言わないでおこう)」錬金術師君
太陽の軍勢は無事にエース共和国へと入場した 一先ず安堵の幹部と守備兵達だが
アール王国は同盟として吸収されている為、ここで敗北した場合世界は闇に墜ちる
「そうですか ご苦労様でした 敵には見つからなかった事が、一番の収穫ですね
発見出来ないと? 何か理由があるのでしょうが それはさておき」不安な書記長
「指輪はなかったわけか あると面倒な事になるしな、君達がいない間何とか防衛
していたが そろそろ均衡が危うくなっていたところだ 特に北地区側がな」元首
「北側にはそちらの精鋭が出陣していたのでは? 危うくだと・・・敵の攻撃がそ
ちらに集中しているという訳か 私個人は戦いに慣れているが統率は出来ん」隠密
「D国 いえサウルーン軍と邪神達は、北一帯の領土を全て奪うつもりなんでしょ
その後に一気になだれ込んで来る作戦よこれは 主力が控えてるでしょうね」紅蓮
「リバーシって端を取ると有利なのよ その後が攻めやすいから ルールも簡素系
理にかなってるわ 主力を抑えているだけ上出来じゃないの、判断を待つわ」モカ
進軍から帰還して経過報告をするアンリ達 疲労が無いと言えば嘘になる しかし
「悪いが加勢に行ってもらえないか 最初よりもだいぶ後退している様子らしいな
煙幕で時間稼ぎしている様だがそろそろ限界だろう 君達以外ではムリさ」小宰相
「ひひ、ここでシェイプアップ案件かい 頼れる漢は辛いよなブラザー♂」ドミノ
「うひょ、やっぱり戦争中でやんすね 元々俺っちは田舎より大国出身で」ハット
「いいねえ、譲り受けた装備を試す機会でもあるわけか 私は仮装も得意だけどね
細かい事気にする性分じゃないから、決まりだね 出撃でしょ」扇子持ちの騎馬師
「帰還して直ぐだが申し訳ない 最早君達以外では奴らに太刀打ちは出来ないだろ
先に伝令を走らせよう、追って出撃の準備に取り掛かってくれるか 頼むよ」首相
こうして帰還したアンリ達は共和国の北地区で防衛線に出る事になる そして其処
には負傷した兵士と、市街地で奮闘する三銃士の姿が待っていたのだ!(移動中)
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大森林からノンストップで仕事に追われる太陽の軍勢 援軍の形で共和国の街道へ
・・・ここで一つ気になる事があるのだ 敗走した元の王国、幹部達の行方を――
実はこの部分は原案ではテンポ上の関係でボツになっていた シナリオなら小説版
黄色い屋根のメンバーはプレハブの支部の方で執筆しているのだ 有志は他にもな
国境なき連盟 ビスタ本部
※現時点で世界のどの位置に属するかはここでお答えできない 追われる身の王族
交流は覆面が通説の会合 一説によれば過去に秘密結社と対峙した大魔導士が創設
絵具は既に混ぜ合わせてしまったのだアナタ方は、支部のモルト局長は出入りする
「お心遣い感謝いたします、私の他にも訳ありの御仁はいるものだな」某国の亡命
「お兄さ、いえ 同志R様 戦火を避ける理由は様々です 好意を受けております
モルト様は連盟では屈指の手腕だと言う事です、何処の出身かは聞けない規則で」
これがカトレアが言っていた仮面舞踏会の本部か、元々上級の人脈で形成してると
力を失った貴族が背後で組織している 銀山のツテがある為に逃れて来れたのだが
誤解されても思わしくないので捕捉を、悠久の図書館とは全く異なる地上の建造物
カンのいい読者は責任者が誰なのか大凡ご理解いただけると思う まだ出て来ない
「私がこの本部で代行を務めております へ? クローブですが何かw フヒヒ♪
当たり前じゃんよ 設立者はお友達の魔導士よ、小説だと裏方なのよねこっち側が
姉妹がメインやらせろって言うから 邪神とか知らないのよ 盛り上げろよな~」
「聖女様は過去の英霊とコンタクト出来るそうで このオパールのご先祖は勇者の
一行の一人だったらしいですが 私にはそれ程の力はないです」※ピジョンの旧友
(´・ω・`)お分かりいただけただろうか 背後を知らなくてもガンガン進めて下さい
ニワカで楽にポイントを取れる人が羨ましいです、無名は大変な労力を強いられる
頑張りましょう長編ファンタジーの作者様 色恋より我々の構想は負けていないと
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「おいアンリ! こっちは休みなしだぜ、着いたな 早速やってやがるか 街まで
入って来てるじゃねーかよ 結構犠牲が出てるなこりゃ ヘルプのクローバーよ」
「あ、隊長 来ました援軍です! 伝令の言葉どうり、これが噂の別動隊の味方か
でも大丈夫か 攻めて来てる相手は人間じゃないぞ 羽虫で視界も悪い」守備隊兵
「来てくれたか、太陽の軍勢だと本部から聞いている 御覧の様に街まで進軍され
てしまった これでも時間は稼いだつもりだったのだが、相手は化け物だよ」隊長
「シッシ💀 エース共和国だったか、援軍が来た様だが相手が悪かったな 私達が
地上に来たからには最早光は閉ざされると知れ ようやく出番が来たわけだ」な?
「情報通り北から押し込んで来るつもりだな だいぶ荒らされているが 最悪は回
避出来たか 所々で火の手が上がっていますね、C国より凶悪そうで」溜息の錬金
「成程な、黄泉の奴とは サウルーン軍だな本物の 狂戦士に何をした 最早人間
ではないが 一般の兵では限界がある、天下などと寝言をほざく悪霊共が」小夜香
到着したのは夕日が強めの時刻だった 赤屋根のメンバーは一度王国で奇襲を経験
共和国の陣地内で二の舞は避けたい、抵抗のおかげか多少の暴虐は抑えた街で――
「これが 太陽の軍勢か! 期待しても大丈夫なのか 冗談抜きで相手は強敵だぞ
煙幕がなければここは落とされていた だいぶ踏み込まれてしまったが」ブルーノ
「北側にボス勢ね 私等が来なかったら終わってたかも 余裕かどうか知らないわ
ぶちのめすわよ サウルーン軍、更に邪神達か 上等でしょ、戦争だから」アンリ
「主力は私等に任せてくれる? 雑魚は適当に何とかしなさいよね あなた達も最
前線なんでしょ 無理なら引きなさいよ これ以上はやらせないわ、外道が」紅蓮
「近くの敵は自分達で対処出来ますがあの異形は 本部の言った事が本当ならD国
の化け物すら凌駕するはず やはりあの時の波動は、信じましょうか今は」三銃士
急いで駆けつけた為か 味方は陣形が整っておらず分散する形になっている様子だ
押し込まれていた共和国の兵士達は 三銃士を中心に街の南東側で奮戦しているが
・・・キシャアア! ヘドロを吐きつつ不潔な爪を振るう狂戦士が次々に襲う予感
「向こうの援軍か? いいだろうあまり呆気なくてもつまらんしな サウルーン軍
のザクロがお相手しようか 勇者気取りのクズ共が、楽しませてもらうとするか」
「お、雑魚は終わりの展開かこりゃ 少しは瘦せそうな運動しとくか兄弟」ドミノ
「了解しました兄貴、世界侵略なんて無理でやんすよ 俺達は知っている」ハット
「戦略を語っていい場面か 北側は一番最後ね 入り込んでる奴らの殲滅を最優先
共和国の兵士達は負傷したら後方に撤退する様にお願いします 以上」考察のモカ
「折角の新装備を譲り受けて来たんだ 派手にしてやりますか、行くよ」コバルト
戦炎が上がる中、早速雄叫びを伴いながら斧を構えたゾンビと強化された狂戦士が
侵略目的なので当然に数は多い 酒場の喧嘩の様なお遊びではない「グオオオ!」
到着したばかりで一の手が遅れた模様、共和国の焦燥を煽るかの如く突進して来る
ラインハルト、ブルーノ、シルフィーの三銃士が! これを向かい討つ形になるか
おい、正面に立つなよ と隊長の指示で荒々しい咆哮を左右から迎撃する構え
・・・ ガギイィン! 流石に狂戦士の力は強く、斧の一撃で弾き飛ばされる兵士
前方への踏み込みに比べ背後に死角が バシュッ! その隙を突いて斬りつけるが
なんと腕を斬り落とされるのも構わず そのままの勢いで噛み付きに、シャァー!
素早く懐に入り込み腹部を一閃、隊長達が両脇から援護していくが中々倒れない敵
既に前線の部隊は負傷者がかなり出ている、武器を構えて立ち向かう 激しい攻防
「ちょっと、後衛 遅いわよ 直ぐに射撃と魔法で彼等を援護に行かなきゃ」統括
「分かってるわよ! マスターだから私に説教出来るんだからね」ふて顔の元侍女
「ここで範囲な詠唱は出来ませんよ、今着いたばかりですし」慌てて向かう錬金達
途中から参戦する事になったがやや押され気味だろうか 戦場には流れが存在する
油断すると一気に総崩れになる可能性もある、残念ながら今話の時間切れのようだ
気になるなら次回も拝見をお願いするしかあるまい 加速するのはこれからだ
第63話 黄金郷編 5066文字 (続)
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ゲーム側だとNPCとして三銃士が出撃の面 同盟扱いですが勝利条件とは無縁のパターン
邪神パズスは小説にしか参戦していません、敵味方ともに単体で攻略は出来ないシナリオ