いいねというのはツイートを評価する意味だが、ブックマークというのはいわゆる
お気に入りを保存してワンタッチで再訪問する時の便利機能の事、ここまでOK?
・・・ではアナタの投稿や記事に興味を持ってもらうにはどうしたらいいのだろう
一番効果的なのは自身の得意とするジャンルで同志に畳みかける! ガンガン連投
メニースターズ
第69話 黄金郷編
天候が崩れて来た様だ、早めに行動したつもりだったが余り強引過ぎるのはマズイ
進軍先の森で休憩は取り終えているメンバー達だが、龍族のブレスで火傷している
味方のヒールで表面的に回復してる様に見えても ダメージは蓄積されてゆくのだ
一旦足を止めて雨宿りする事になった ターンが来ないとブーイングの的になると
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国境なき連盟 モルト支部
「まさか、お宅の新聞はもう取らないのパターンじゃない 今」ため息のエリカだ
「うへー マジで出番減らされてやんの俺等 浮き沈みの激しい業界で」タロー君
「こ、こんなハズはありませんわ ワタクシの号外が不評なんてあり得なくてよ?
勝手に内容を改稿してるんじゃなくて、ひょっとしたら どうなの メリッサ!」
「うろたえるカトレア嬢だったと ふむふむ、へ? 文句あるなら局長に言えば~
配下に八つ当たりは契約解除の定期 シルヴィ先輩は組織内で本領を発揮出来ず」
「む、お前が勝手に下品なコラムに差し替えているんだろうが!」反発の女騎士か
個性が強い面子が集まると大概こうなる 久々に出演しているイエローレーベルさ
これはフォロワーが不足してる証なのでは? 成り上がりは計算通りにはいかない
新聞だろうが小説だろうが購読者が支えているのは間違いない 仕事しろよな~😡
「中だるみするとブックマークは剥がれていくのよ 掴みよりオチ派でしょうちら
シルヴィ先輩は食っていく事を前提に考えんといかんわけよ、テーマは何よ今回は
機械じゃないんだから疲労するに決まってるでしょ 不眠が癖になるとヤバいから
初作品の結果が気になって落ち着かないなんてザラなのよ 毎日熟睡出来る方が稀
ある程度開き直りしないと継続して行くには困難だわ 気合の入れ過ぎも危険ね」
素直に不発だったと認める事だな~ 君達に時間を割くのは余り有意義ではないな
カトレアが暴走しない様に見張っておきたまえ 恋愛でも売れるとは限らんのだよ
ここでまた余計な尺を使われてもなw しばらく敗北の味を噛みしめておきなさい
「いや、ちと待ってくださいよ タロー達は別にショックなんて受けてないすから
ここは俺に紙面を譲って貰いますよ先輩! ここで語らないと今度はいつ来るか分
からないんで・・・勝負って蓋を開けてみない事にはどう転ぶかハッキリとしない
読者にとって情報の価値は人それぞれなんすから、今回のは失敗だけど次があるか
もとか思うと意外と頑張れるんですよ お気に入り登録だけ多くても売れ線かは別
最初は鳴かず飛ばずでもじわじわ売れてくる作品とかあるじゃないすか(どれだ)
誰だって初めは導線なんて持ってませんよ 先ずは三か月の購読契約がお勧めと」
ほう、成程な ちゃっかり勧誘に持っていくんじゃない!😠 君達の新聞は取らん
危うく営業トークに乗せられるところだった 号外は読み切りだろ 次を考えろと
単発で勝負という発想がそもそも弱い 先に形として売れ行きは度返しで置いとく
足跡を残して置かないと君は何処の誰だ?・・・お判りかな 策を張れとさ同志達
始めからバズるわけがない 導火線をさり気なく仕掛けておかないと埋もれるのだ
ニュースペーパーには載らない作品を 自身のファンを獲得しなければ敗北の物語
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D国 幹部会議
「また突破されただと? 馬鹿野郎がノコノコと突っ込んでるだけじゃあるまいな
太陽の軍勢だったか、俺の首を狙いに来てるなこいつは 面白い クック」冥王が
「笑い事ではありませんサウルーン様 奴ら真っすぐこちらをめがけて進軍中との
情報が来ております 万が一は信じたくないのですがこのままではいずれ」悪魔角
「いい 分かった私が出撃しよう 陛下私が帰らなかった場合奴らは人間ではない
とお考え下さい 本来ならば大方地上は我らが掌握していておかしくない」幹部A
「万が一に備えて元の姿に戻っておくするか 正直ここまでやるとは予想外と言わ
ざるを得まい、奴らも人間を超越している訳か 太陽の軍勢だと 一体」ラーク卿
「こうなった以上は私も動かざるを得ない様ですな ラーク卿、サウルーン様 闇
の炎を閉ざしてはなりませんぞ 残りの手の空いている者を借りていきます」側近
「城の防衛網以外の部隊全てに招集をかけましょう 進軍ルートは分かっているの
です 人間ではない軍勢と、買い被りでしょう 我らの恐ろしさ必ずここで」偵察
狙っていた指輪どころではない感じだ 霊峰山の頂には一般兵士では辿り着けない
・・・ブウゥゥン、と羽虫が横切った気がした 敵勢も単発はお気に召さない様だ
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諸国周辺の近況
「最近D国から奇襲を受けたという話を耳にしなくなりましたね 噂は本当なのか
太陽の軍勢でしたか、今どうなっているんだろうか」どうやら噂好きの狩人達だが
「共和国の北からD国目指して進軍中らしいよ 前に言ってた精鋭部隊がそれなん
だってさ 本当に化け物相手に戦ってるみたいですよ、普通の軍じゃ無理さ」術師
「あれから結構時間が経過してるな その話が本当ならもう大分奥まで進撃してい
るのでは、確かにD国から襲撃された話は聞かなくなった ひょっとして」情報屋
時間は常に経過している 私は故意に紳士達と決別する気は無い、予め別路線だと
全員を納得させるには限界があるのですよ、おや、まだ井戸端会議は終わらぬ模様
「成程、精鋭部隊ですか、それは勇ましい話ですね そうですかD国が今は苦戦中
凄いですねその太陽の軍勢とやらは もしかしてがあるかも知れませんねぇ」旅人
「? へえアンタ見ない顔だね 流れの情報屋さんか、化け物を撃退してくれるな
ら誰でもいいよ私は このまま壊滅迄やってくれないかね どうなるのか」傭兵達
周辺諸国で憶測が囁かれる中アンリ達は確実に歩みを進めていく 再び戦いの幕が
開かれたのはそれから数日後の 気まぐれな雷雨が過ぎ去った後の事だったか――
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「雨上がりの決死隊かよ 最初に言っておく、無理だぜ勿論お前らサウルーン軍が
The game is visible アイドル親衛隊の怖さを知りなさい 愚か者が」不敵な導師
「暫く休憩してる間に対策を打って来ましたかね敵は 戦いは不可避で」錬金術師
森を抜けた一行は小規模の古ぼけた砦で雨をやり過ごしていたが、早速敵が現れる
D国へ辿る着く為には此処より更に南西に進軍しなくてはならない 殺気が増す―
「来ました 共和国の部隊です アイドル親衛隊? 馬鹿にしているのか」デビル
「カンケーねーやっちまえ 焼いて食うのは俺だぜ 早い者勝ちだからな」突撃兵
「いや、共和国ではない 太陽の軍勢だと? なるほどな これでは勝てぬはずだ
アイドルだと、惚けおって本気で陛下を仕留めに来たのか 光の軍団めが」幹部A
・・・会議から数日で防衛配備を敷いている 闇の軍勢も行動は素早い 現在夕刻
うっすらと土道が続いているがぬかるんだ様子はない 飛行部隊の槍兵中心で西側
丁度反対方向にアンリ達が対峙する構えだ 北西側が山道になっており進行は難儀
必然的に邪魔する敵を蹴散らして道なりを進む形を迫られている 飛べるならば別
「冗談は抜きにしてよ どうやら最奥の軍人がボスの将みたいね やるわよ」統括
「私等って光がどうとか知らないわ 何か誤解してるんじゃないの」スカーレット
「こいつ等まさかあの時の ちっ エース共和国の中に紛れ込んでいたとは 太陽
の軍勢と来たか そうか 相手にとって不足なし、引導を渡してやる」側近レモン
「ひひ、やってみろよ? コイツも幹部だろ多分 後方側にいるけどな」ドミノ兄
「冥王サウルーンって強いんでやんすかねー、戦争は甘くありませんぜ」ハットが
「! 陛下を冥王を知っての発言か 許さんぞ貴様 規格外の強さの様だが我らと
て闇の一派よ 来い、ここで逆に討ち取ってやろう 覚悟はいいな」戦闘の開始か
闇の軍勢に問答は無用と小夜香が 世界をヤツラに渡すわけにはいかない、グォオ
獰猛な龍族が後ろから駆けつけている、暴れられる前に敵の数を減らしておきたい
それぞれ武器を構えてやる気は十分の様だ 初っ端は偵察に出ていた山羊頭の群れ
「迂闊に前に行かなくていいよ」迎撃に出ろとマスターだ、突撃兵が迫って来た!
思った以上に数が多い 山賊集団の比ではない統率が取れており動きに無駄がない
後ろの幹部が予め作戦を指示していたか、遠距離攻撃は術師に任せる 魔法障壁を
「あら、山羊の他はこっちに向かってこないわ 一斉突撃を警戒してたんだけど?
誘い込むつもりかしら 突っ込んで来る間抜けはこのまま撃ち落としとくか」モカ
・・・下品な笑い声をあげて敵の群れはアンリ達を挑発している様だ 敵将の計略
向こうの誘いには乗るなとピジョン 更なる増軍を予定しているのか、調子づく敵
「ひっひ ビビってるわけじゃあるまいな 我らの半分以下の人数だろうが」骨共
ギャアアス! 龍族共々に吠えているが戦場の罵詈雑言など気にしている暇はない
第一陣の突撃を薙ぎ払いながらじわじわと態勢を整えてゆく「来ないなら出るか」
意外と気の短いコバルトが先に踏み込んだのを機に 此処は混戦になる予感がした
敵側の将軍らしき2名は最奥 先頭の騎馬師は槍を振るいながら駆けようとするが
恐らく龍族はこちらの接近を待っているのだ まとめてブレスの的になる恐れあり
大型種でないとはいえ連続で重ねられたらいくら太陽の軍勢でもダメージは大きい
接近戦はリスクが伴う「任せておけ! そろそろアイドルが尺取るからよ♪」何?
「クローバーさんが後ろから魔力を注げと シスターじゃないんですか」ロシェが
「良く分んないけど、特別な武器は譲り受けてないわよねあの娘?」魔術師の紅蓮
リーダーが先走る前衛を嗜める「一旦ストップ 前へ出ないで!」後方から振動が
魔術支援を受けて導師の大詠唱
I am the one who desires your power, manifest in the magical elemental
blade of the earth that dwells in my body! こ、この呪文は まさか! (゚д゚)
「我は汝の力を欲する者なり、その身に宿すは大地の魔力元素の刃に顕現せよ!」
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「クラッキング・グレイヴ!!!」
?・・・ガアアァアァア! 挑発していた敵勢の群れに襲い掛かる強烈な岩の刃が
足元から扇状に土のエレメンタルは荒々しく吹き飛ばす「よし、好機」隠密が走る
かつての大魔導士が見せた広範囲の詠唱術を ここで解き放つとは意外だが崩した
高度な難技に分類される様だが、太陽の軍勢の連携なら発動は可能だったのか
「あひゃひゃ、面食らってますぜ兄貴ー こりゃ突っ込む場面でやんす」ハットが
「ウホ、何だこりゃ~ あの尼とんだ曲者だな、戦争は派手に行こうぜ」とドミノ
おらあああ! ここで一斉に両軍がぶつかる 土煙をあげながら強引に繰り出す!
戦場は一瞬のスキが勝敗を分ける、慌てて攻撃態勢を指示する敵将の方へ迫る面々
立ち塞がる髑髏兵をなぎ倒しながらアンリ達は一丸となって速攻を繰り広げたのだ
「何をしている! 反応が遅いぞ 行け 誰でもいいから血祭りにしろ」焦る側近
「人間がここまでやれるものか! 貴様等何処の所属だ おのれ」幹部は身構える
闇の軍団とて油断ならない慎重に戦うべきかと迷った刹那、敵将の足に矢が刺さる
狙撃手はやはり後方の天幕の中 何だと振り返る間に更に2本 肩と胸に追加の閃
続けざまに飛来する複数の矢、軌道は直線とは限らない「くたばれよ」モカの怒り
虚を突かれた龍族は小夜香とアンリに抜刀される 機動力を活かした攻撃が制圧を
兵数は当てにならないのだ、下品な笑い声は悲鳴と化した 一気に形勢は覆る――
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「おのれ! ラーク教団が地上を支配するのだ クソ これでは狂戦士など歯が立
たんハズだ 化物共 エース共和国の部隊なら我々が蹂躙しているものを」レモン
「サウルーン軍では無理だと? 何て事だ これ程の強さとは 貴様等は」幹部A
「大将も直ぐ討ち取るからもう地上に出て来ないでよ ついでに偽りの教祖もね!
ここで消えなさい 怪しい薬でも飲めば 私達には通用しないけど」取り囲む姫達
「誰と組んでも同じだったと思うけど 教祖は城だな安心しなさい 直ぐにあの世
に送ってやるから 太陽の軍勢がこの先へゆく、後ろは振り返れない」とピジョン
(´・ω・`)・・・傷を負った敵将は両脇からピザ兄弟に圧殺された模様、アッーー!
逝ったようです 合掌w 残りの雑兵をコバルト達が薙ぎ払ってケリは付いたか、
「オッケー 次は邪神の手先だろ? クローバーさん見えるからよ 王手の手前ね
指輪は諸事情で出て来ないのよ、小説も原案共々 オリジナルで宜しく♪」了解☆
「所属がどうとか? それよりうちの導師は桁違いの魔力持ってる様な気が」紅蓮
「驚きましたね 私達が補佐をしたと言え、古の詠唱ですよさっきのは」錬金術師
「知らんよ、悪は討つのみ 私はそれだけさ 赤屋根のギルドは元々達人だ」隠密
「もう世界防衛軍でいいんじゃないの 間違ってないわよ 悪から世を救うための
私的旅団とか 何でもよくね? 派閥なんて面倒なだけだしさ 行きましょ」射手
更に歩を進める事になる太陽の軍勢だった、再び日暮れが訪れる 戦争は嫌なもの
信念を貫けぬ方々も多い世の中だ 鳴かぬなら鳴くまで待つ気のないのは読者の鏡
m9(^Д^)
第69話 黄金郷編 5174文字 (続)
紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV
前線の状況を正確にお伝えしているプレスは予想よりも少ない、倫理観が問われるので
戦う覚悟などと抜かしながら自分は絶対に安全圏 どこかの先生ならそう言いかねない