イノシシが大人しいのはうり坊の時だけ、元が害獣です

クマの方がヤバくないですか? 野生が人里を荒らすのはそれだけ繁殖してるから
ところがだ、町役場が提示する駆除の報酬が低すぎてお話にならない現状 要危険
ハンターは大きく分類すると猟銃かトラップ師の二択らしい、後者が一般的だって
現代人はジビエ料理を堪能する機会がめったにない理由 鹿やイノシシが増えすぎ

メニースターズ
第141話 先駆者

ブラックマンバの待ち伏せを何なく弾き飛ばして 進んで行くパイオネスだったが
黄金郷から譲り受けた地図では細部まで地名や都市の記載が曖昧である、古いのだ
エルドラド姉妹の誰が作成したかは不明 やっつけ仕事で現場に丸投げの予感です

「参ったわ、このまま東側に突っ切ろうとしても岩山が邪魔で先に行けそうにない
道なりに進むとすればここから 進路を北に変更なんですけど」マンデリンの意見
「私等は空は飛べないもんな、山賊共を蹴散らしたのはいいが どうやら悪路はま
だ続くみたいよ 取り敢えず大きな街で情報収集するのが今の目的ね」同人の後輩

「? 山道を抜けたのはいいんだけど、この辺り獣臭くないか 賊達じゃなくてさ
野生というか・・・この辺りは湿気が多いから余計にそう感じるのかな」エイミー
「確かにジメジメして嫌な感じがするんやわ、まだ日は暮れてへんけど さっきか
ら近くの空に変な鳴き声のする鳥が飛んでるで 歓迎されてないわな」後ろの琴乃

上空から監視される錯覚がしたメンバーは見上げて周囲を警戒していた、嫌な予感
道なりに進む一行だったが、急に開けた場所には出たはいいが 街はまだ見えない

「おい、北に抜けるなら早めの方がいいぞ 獣の縄張りに入った様だからな ここ
ではキャンプは張れないわ、恐らく隙を見せたら襲撃する気でいる」アビーは邪眼
「大人しい野鳥ではなさそうな雰囲気であるな 上空もそうだが茂みの奥からも殺
気を放っておるではないか、ここはブラックマンバの奴らとは別か」前衛の不知火

ギャギャギャ・・・グワッ・・・グワ! どう見ても大型の猛禽類が狙いを定める
と言う事なので、連戦の回を察して戦闘態勢に移行しないと危険だったのです皆様
時刻は夕方 浅い小川を簡易な浮橋で補強してるだけの粗末な進路、向こうに獣達
やや開けた手前の右手に山小屋らしき木造の建物がある 誰かいたら危険な状況だ

一旦数名がそちらに足を運ぼうとしているので、警戒しつつドアをノックしてみる
何度か叩くが応答はない「空き家かしら 誰もいないみたいだけど?」と統制役は
ここで何故か振り返り部屋を覗いてるメンバーに確認を 後ろにハルとサファイア

野獣や山賊が出没する地域 この様な僻地で生活している人はいないのが普通だが
「・・・獣類の相手をするのが先よねあなた達?」ここで同意をしなかった場合は

「? ラビの言う事が正論だ まごまごしてると敵が突進してくる、物置小屋かよ
以前は誰かが使ってたのか・・・骸骨兵の生前の住処だったら嫌だな」エスパー君
「お宝を置いてる感じはないみたい ハズレって事でしょ、シーフの仕事無いかも
先に敵を撃退しないと小屋に襲撃されるんじゃないの?」中に入らないメンバー達

そのまま舌打ちして強めにドアを閉めるマンデリン、パイオネスは戦に備える構え

 

            この時点で敵か味方かは判別不可能
「これが黄金郷が集めた精鋭部隊か 食えんな、この地域は奴らに任せておくかな
誰もいないだと・・・まあいい 私も自分の仕事に向かうとするか」鉄仮面の戦士
「周りの仲間に気を配ったのかしら 気付いていたよ、アイツ以外には見えてない
流石にまだ接触には時期尚早か、何気に威圧されたし・・・チッ」エルフ耳の同僚

WEB版を追って来た少数の猛者には一度発見されている二名 まだ真相は掴めない
一瞬だけ姿を現すとそのまま部屋の壁をすり抜けて消えてしまった、誰であろうか
                   ・
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( ´ー`) 主人公の一人称視点にすると臨場感は出ますが世界観が狭く感じるので
この物語は戦記でありチームバトルを主観にしております、決定的な主役は不在か
ゆえに強キャラの若干名が仲間を率先してゆく形になりますので、ご了承ください
表に戻ったアビゲイル達はそのまま小橋の手前で敵襲に身構えている途中なのです

「おやおや 何やら騒がしいと思っていたが、普段は日の高い時間帯でも滅多に人
が通る事がないのにな、どうやらブラックマンバの山賊軍団とは違う奴等か」敵将

「! 獣に混じって奥の方に人間らしき奴がいるな、化物の背中に乗っているのか
器用な様だが友好的ではあるまい 全部の殺気がこちらに向いてるぞ」レックス他
「臭いって言ってた正体はこれの事だったか、野鳥ですって? 怪鳥の間違いでは
ないのですか、陸の方も獰猛な気配を感じますよ 野営なんて無理な場所」ジェス

遠目から猪突猛進している数匹のイノシシ型 空から眼光鋭くけたたましい鳴き声

「襲う気満々じゃないの まさか目の前に夕飯が現れたとか思ってないでしょうね
私が野ウサギに見えるのかしら、突っ込んでくるんだろうねやっぱり」バニーさん

生温い嫌な微風が吹き抜けた 次の瞬間、あちこちの地面から湧き出る白骨の姿が
レア鉱石が採れる大地は他の側面もある事なのだろうか、召喚された雰囲気とは別
これを察知していたのは超能力者のハルだった「ヤバい予感ほど当たるんだわ」w

「おい油断するなよ 違う、魔術で召喚されたのとは 独りでに地面から出て来た
此処に呪術を使う輩は見当たらないが、獣共にやられた骸か もしかして」ブレア
「注意されよ、どうやらこの辺りの地脈は瘴気が濃い様だな 一段と殺気が高くな
りおったわ 他の場所もこうなのか、思ったほど簡単には行かんのかな」ロウ大師

「何を驚いている こんな事は日常茶飯事だぞ、貴様ら ひょっとして余所者か?
ふん 馬鹿共め、ブラックマンバの悪漢達ではなさそうだが」突進命令をする敵将

SRPGStudio イベント画面 害獣が蔓延る荒野と湿地帯 敵将は最奥 背景は日暮れ前 怪鳥とイノシシ型が多数

有無を言わさずバトルのターンが開始される 今回の編成は誰が武勲をあげるのか
奥にいるボスと思われる人物は自ら先頭には立たずに現地の野生類を利用する気だ
突進中に地面から髑髏兵らしき白骨が立ち上がり襲いかかるが 仲間ではない様子
スピード感のある獣に対するのはシーフのサファイア「えー、やりたくないけど」

(`・ω・´) 黙りなさい、これはチームバトルなので 不死者に強そうなキャラが前
キョンシー退治出来そうなロウ大師と神道の琴乃が相手をしなさいとマンデリンが
氷属性は効きにくいのでジェスは控え ハルとシルビアが近いと喧嘩するので離す
パワーのエイミーより鋭さの不知火を先陣にしたようです、邪眼は命令を聞かない

気転を利かせてブレアが風魔法で空からの強襲を妨害に出る そのまま前衛は混戦
一般兵なら動揺するであろう場面、しかしながら黄金郷に招集されたのは精鋭部隊
みすみす養分になるつもりは全員皆無 雄叫びをあげて突進してる猪型を蹴散らす

「土の中に埋まる仲間が欲しいとさ 相手をしてあげてはどうだ、拒否しても聞か
んだろうがね いい場所じゃないか、貴様等は餌として有効活用されるのだ」敵将

「おい、少しぐらい飛べると思っていい気になるな 骸骨兵達は知らんが獣の指揮
はあの奥の奴だな、日が沈む前に終わらせてやる 私を侮る気か!」好戦的な片目
「あんさん近接の職業ちゃうやろ 目立とうとして無理に間合いを詰めん方がええ
こんな湿った土地じゃろくな作物なんて育たないと思うわな」琴乃は後退させるが

「余り前に出ると苦戦するかもよ 丁度小川に架かった橋があるからその周辺で迎
撃が無難じゃないの多分・・・見えてる敵が全てではないという事か」とオーナー
「? 地面から湧いてくるヤツなら確認出来るだろ、ラビは大将だから後ろでいい
あとは俺が軒並み片付けておくから ハルが具合悪いってさ」体力はある剣士の友

小橋を跨いで中央からやや右よりにレックスが陣取り 他のメンバーは左右に配置
勢いの割には火力に欠けている野生の突撃、統率された兵士とは違う野戦の証拠か
このまま敵将まで突っ切りたいところだが余計な参加者が地面から湧いてくる――

「また追加の骨戦士か 正直ウザイでしょ、場所が悪いのかしら スケルトンの養
殖場なんじゃ・・・さっさと抜けないとドンドン出てくるかも 急ぐか」オーナー
「やっぱり敵が召喚してる様子はないですこれは 獣程の突進力はありませんけど
何度も湧くなら、夜になると厄介な場所でしょうね まだ夕方で幸いか」とジェス

「死して尚戦いの意志だけは残っているのか 哀れな、埋葬されている様子もない
この大地ではごく普通の光景だと? 気分が冴えないな 元は戦死者か」ロウ大師
「ここの獣にやられたにしては数が多いな 一応装備もしてるし 元々は何かの戦
いがあったのかこの場所で・・・此処で野営なんてしたくないぜ」エイミーも敬遠

後方で身構えている大型のガルーダと怪鳥の背に乗っている人物がここのボス格だ
ギャーギャーと喚き散らす獣達だが知能は高そうに思えない、そのまま進軍を決行

・・・グオオオォ!(猪突猛進)「見たまんまだなおい 猛獣って奴か」正面衝突
・・・グァァ・・ガッ!?「拙者等は狩りに来たわけではないがな 前へ行くか」
前衛が荒ぶるイノシシ型を逆に弾き飛ばす 白骨の剣士達も巻き込んで玉砕の現場
・・・ギャアア・ガァ・グガガ! 怒り狂った大型種が突っ込んで来たが迎撃の的

「? 何言ってるか不明よ、この鳥だけ異様に大きいわね もう終わるけど」侍女
「? 話せる程は知能は高くないようだね、叫び声だろ あとは奥の奴だな」詩人
パイオネスの相手をするには作戦を練らないと無謀 じりじりとメンバーが囲むが
                   ・
                   ・
                   ・
「ただの旅人とは思えんが、何処の武装集団だか? 貴様ら ブラックマンバでは
ない様だな ハンティングにしてはやり過ぎではないのかね」襲う指示をしただろ

この場所には雛鳥やうり坊らしき幼獣は見当たらない 居ても戦力にはならないが

「違うけど? ならず者ならうちらには同じ事だけど、お仲間が襲って来たんだか
ら覚悟はいいわね 創作の疲れが溜まってて不機嫌なんだけど」同人は辛い騎士役

予想どうり集中砲火される典型のやられパターン、「で、お前は一体誰なのよ?」
名乗る暇を与えずそのまま弱肉強食の末路 ここは場所が悪いか 先へと急ぐ事に

「この男で最後かしら 嫌な場所だったわ 色々と、でもまだ良かったんじゃない
巨人の骨じゃなくて、戦いの跡地だったのかな 今後も警戒しとくか」マンデリン

街並みが見えるところまで休憩は挟まない方がいいとメンバーに告げる 湿地蛮行
実際のキャンプでもクマ等が出没する近隣は避ける、これは鉄則だと思われる――

「・・・そうか、分かった 私は巨人の骨でもよかったが、邪眼も万能ではないな
さっきから気分が良くない、諸君達が味方で助かったよ」珍しく謙虚なアビゲイル
「? そういや覗き見が得意な後輩も体調不良だってさ 繊細な神経は大変だわね
地図だともう少し先か大きな街に出るのは、ここで休憩は出来ないよ」先輩は太い

全員で激戦を潜り抜けたのとは別の様相だったが 体力を削られたのは他の理由だ
第二部でギルドのメンバーを守っていたのは規格外の導師だった側面 現在は別隊
パイオネスの責任者は統制してるキャラになるので「他の人物が背負えるならね」
白い兎のままやり過ごす事は許されない長旅、余計な敵勢は作らない方が吉と出る

(´・ω・`) また歯切れが悪い残り700字くらい 故意に雑談枠を期待してませんか
カトレア達は元々が番外なんですよ皆さん、しょっちゅうバトンを渡すのは初期時
本当なら寿命が尽きてるハズなんですよねぇ この人何年か前に訃報を聞いたのに
映画の俳優とか芸能人に多いと思います しかしながら個人差が出る箇所でもあり

私の記憶だと某首相が2回か3回、日航機の件が絡んでますので 報復ではないのか
当時に一部の情報がマスコミに漏れてますが 強引に戒厳令を出したのがバレてる
自衛隊にもハズレ部署に所属すると墓場まで沈黙を余儀なくされるのが国家ですよ
作戦を決断させたのはA国上層とC😊A インターネットの覇権を握る事になる後年

湾岸戦争やツインタワーの大惨事は仕組まれた可能性が高いのはご存知の通りです
T社のネームにもなってる過去の発明家は短命だったハズなんです 86才に変更と
社会に影響を及ぼす事件の前後にこういう不具合が起きてしまう世界に移行してる
世界地図が分かりやすいと思われますが カザフスタンとモンゴルは領土の巨大化

その分の陸つながりが南下した為 半島の位置に違和感が出てますので、昔と違う
九州地方の近くではなく新潟の西方が本来の位置であります やや離れていたのに
I国はユーロ大陸に近くなってます 距離があったから海軍が強化されてた大戦時は
リバティ島に像など建てていません、エリス島から移されました 証拠フィルム有

女神は自由なのだから引っ越ししてもいいじゃない♪・・・現実でやられたら困惑
伝説のヘビー級チャンピオンも複数回蘇る 舐められてますよ、我々の脆弱文明は
これからも戦いは続くのでアナタは逃げる事が出来なくなりました 連帯責任です

                                第141話 先駆者 5010文字 (続)

第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版

自由の女神 イメージ画像 青みがかったアップショット

イノシシは幼子の頃はうり坊として可愛がられるが、あっという間に成獣になるので危険

人が飼育して豚になったと言われてます 遺伝子的に同じ種類らしい、先祖は毛深い伝統

次回 ホームページの作り方は初心者でも何とかなる、長期戦

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