努力 友情 勝利というスローガンの再考に必要なもの

残念なのはマンガとしてお届けする作品ではないと言う事、元々は同人ゲームです
めっちゃ有名なO先生の海賊団が正に友情、努力、勝利を地で行く作風 長期連載
少年少女のハートをつかむ基本を忘れるなと言いたい アニメ化すると不評が連発
その辺の理由については別の回で他のキャラが語ってますw、強敵と競うのが前提

メニースターズ
第202話 先駆者

「おい、私達だけでは持たないぞ クソ 敵はまだ援軍を呼んでいないのに、君達
も油断してるとすぐやられるぞ これ程まで重労働では割に合わない!」イーグル

戦闘中のBチームだ 拳を鳴らしながら一歩ずつ前へ踏み出すマンデリンの怒髪天
「努力しても食えねえんだよ! 世の中実力は二の次、いい加減にしろよ」同意か
元々気は短い性格の彼女・・・どこか変だ ちりちりとひり付く近寄りがたい闘争
進路を開けざるを得ないメンバーと三銃士達、カムイ戦線も急に警戒態勢に移行を

「! 揺れが収まったけど、何よさっきの光は、オーナーがキレたって事かしら?
ぶつぶつ独り言喋ってたけど 意味不明だし逃げても挟み撃ちされる」サファイア
「自分から玉砕する気か無謀な事はやめろ 怒ったところで大して変わらないだろ
私等は後ろを護衛するしかない・・・何処の言語か 魔術ではない感じだ」ブレア

「こけおどしなど通用せん、一斉にかかれ!」グレーターデーモンに一喝される敵
太々しく進んで来ようとするパイオネスのオーナーに狙いを定めるが、再スタート
この階層にいる敵の群れが各地へ進出した場合の被害は想像したくない 強敵揃い
弱い個体は全て生け贄としてささげられている、自信のあるヘルライダーがいきる

「何ちょろちょろしてんだ、一撃で粉砕だぁ!」ヘイトは先頭に立つマンデリンへ
・・・キイイイィン! 不意に周囲の空気がステップを踏むハードパンチャー側に
鉄斧を振りかざした蛮行の後ろから続々と飛びかかっていった敵 万事休すの刹那
援護は間に合いそうもない アップライトの構えからただ真っすぐに突き進むのみ

カムイ戦線の群れが覆い被さったと思った瞬間! 全て爆発物に触れたかの如くに
一瞬で砕け散る骨と肉片・・・詳しい内容はご容赦下さい、後続から断末魔の叫び
誰も口を開けなかったが、漫画の読み漁りに詳しいサファイアが驚愕の表情で呟く
「フ、フラッシュピストン・マッハパンチ?」いつ拳を放ったのか捉える事は不可

!? (´Д`;)・・・F・P・M・P 確か民明書房館にある古書に記載された伝説の
普通の人間には体得出来ない必殺の拳技では? 塾長と弟子は参加してない戦記で
恐らくハル世代の若者には何の事かよく分からない部分、とんでもない速度の一撃
「へっへ、知らねえけどラビの奴 キレやがったぜ、何だ今の爆発音は」やっぱり

床に罠を仕掛けられたと誤解してるデビルとミノタウロス型、状況を把握出来ない
次の一歩で確信に変わる 一瞬だけ光った瞬間に周囲の敵がことごとくはじけ飛ぶ
ズガガガガン! 惜しいかな、範囲は狭い渾身のブロー 近距離属性のオーナーだ

「バカな! 音速の技は人間に使える代物ではないぞ」王のベレトは戦闘の準備に
「チッ・・・江田島の知り合いか貴様等(違うと思うの♪)やる気か」怒りの代表

読者の全員が付いて来れるか疑問の闘技、ええ 魁が元ネタで申し訳ございません
どうしてマンデリンが体得出来たかはチームメンバーが関わってます、詳細は不明
多分Aチームで苦戦してる事でしょう 隙を伺っていた三銃士達が牽制に入ったが
予め用意されていた魔法陣へ何かの呪術を唱えだすカムイ戦線のパイソンは最後方
                   ・
                   ・
                   ・
         ヒャッハー! ここは通さねえぜ、とな (´・ω・`)
「来たぞ、敵の援軍だ 私等も負傷してる、やはり全部は無理のようだ 後は君達
が倒せ・・・違う 国に攻めて来た部隊はここまで強くない」宰相役のレオノーラ

有効範囲から逃れた個体を集団で叩き出すレックス達、個別なら不利な戦いだった
底だと思われていた士気が徐々に昂ぶる 引率するキャラが弱腰だとみるみる減る
やはりパイオネスのメンバーは戦技を放てるほど戦闘経験は積んでいない、現在は
能力の高めな三銃士達が加勢していなければ魔塔は打破出来ませんが 信頼度は?

「何よ、私達は上品な淑女じゃありませんから、1人どれだけ相手か聞いてないし
現物支給で満足させようなんて甘いのよ 後は宜しくね、ふん」早速不満のスバル
「ふむ ワシの仕事量からして追加報酬の権利は、分かるな? もうタダで奉仕の
時代ではないのだ これからは黄金郷に寄生しておくとする、良いな」図太い巫女

「よくねーし!」即座に否定のマンデリンさん 戦闘中に要求など聞いてる場合か
意外だったのは追加で出現したと思われる敵の援護 予想よりも少数、ミスなのか
楽勝だとふんぞり返りしていた王のベレトは一喝する事になる、想定外になったが

「? どうなってる、精鋭を召喚する呪術のハズだぞ、まさか さっきの地震で何
か狂ったのでは、4体のみだと追加で来いと伝えろ! さぼる気か貴様等」激怒する

ここで一気に混戦状態へ突入する、周囲に近寄らなければ爆発は回避出来る敵の群
オーナー単体では捌き切れない 各自が傷を負いながら集団で一体ずつ始末してる
本来ならゲームオーバーが濃厚な場面・・・再度怪しい祈祷を試みるが変化はない

「いいって これ以上寄こすんじゃねえよ 大軍とは違うみたいだが来たよ、密集
しなければ倒せるかもな、特定の魔術とかに弱いみたいだ それでも強いが」獣人
「うちは地味な役割やし期待せんといてや・・・大御所はんが気張るんは珍しいで
これなら首都の防衛に残ってた方が楽とちゃいますの?」琴乃は何処でも苦労する

規格外に属するラビさん、普通に考えれば無双しててもおかしくないが 敵が凶悪
基本的に壁役のキャラが設定されていないので、誰が先頭に出るかで明暗が割れる
気合は十分に注入しているが 必殺のF・P・M・Pは、無限に撃てる軽業ではない!
彼女すら息が上がってる「ヒット&アウェーよ カウンター狙いで」奮戦はしてる

ここで王座に近寄らせまいとグレーターデーモンの兄弟が立ち塞がった、一応精鋭
一階にいた悪魔族とよく似ている「クック、私n」「バカめ!貴様r」以下略だな
格下だと余裕を見せたのが仇になったのか 戦争は集団戦だと警戒するべきなのに
「ああ いいから、お前等は手配書出てるそうだよ」作中でよく出現する定番の敵

体力を温存していた魔術組に集中砲火された、トドメはエイミーとレックスの突撃
徐々に戦いぶりが様になって来てはいるが「感謝しろよなホント、調子こくから」
山羊頭を蹴散らしてついにボス戦へ移行する事になった 剣を抜く闇の王ベレト!
普段は行商人に化けて素知らぬ顔で過ごしている、同胞だった二王は死神の連合へ
                   ・
                   ・
                   ・
             元々はソロモン軍の所属です
「入り口でカラスを見たか? 節穴だ! 組むと不幸になる 本人は才能があると
自惚れてる、どうでもいいが化け物だらけだぜこの大地は お前達はどうか」強敵
「魔王ベレト カムイ戦線を名乗っているとは、帝都の古文書に記載はされておる
・・・故郷は不明だが お主が黒幕とは思えんが これは一体?」ロウ大師は高齢

剣の腕前だけならば冥王サウルーン以上の使い手、前作を知らない読者もいるハズ
72柱を束ねるのは容易な事ではない 王だけでも8名いる、アスモデウスは脱退を
作品により描写や属性、そして強さの基準が異なる・・・開始と形勢が逆転したが
接近戦で対応出来るのはオーナーのマンデリンのみ、範囲外からイーグルが乱射を

SRPGStudio ボス戦 魔術勝負だと不利な塔内

儀式召喚の為に描かれていた魔法陣、何やら規則性があるらしく燭台に蝋燭の設置
「あー、こりゃ要らねえな」エスパー君が気を利かせて発火しまくり、ドロドロに
ついでに用意されていた呪術書も燃やしてゆく「バカ者ー! やめろ貴様」絶叫を
怒り心頭のパイソン代表・・・この後に対峙する事になりますが、王は無頓着な顔

「コイツは傑作だ! 俺が選んだのは南大陸だが 全てが来れるハズはない クク
いいぞ、もっと苦しめ 別に組織にこだわりなど無い さらばだ」召喚の時間切れ

乱戦状態だったが徐々に姿が薄くなり最後はそのまま消えた 果敢に出たレックス

「南大陸に乗り込んで来たのは俺達パイオネスだよ、魔王だと 知らないな 確か
に強敵ではあるが、入り口にいた大ガラスの仲間なのか」信頼はしてない闇の軍勢

ズゴゴゴゴゴ・・・またもや魔塔がぐらつく、今度は錯覚ではない 南大陸の元凶
異常なほど能力が増大している手下を束ねる指導者 自嘲気味にふらつき振り返る

「ふ、ふはっは・・・初めてですよ? 私をここまでコケにした馬鹿者達は クク
もう負けているとは思わないのか貴様等 どうやら普通の人間ではなかった様だ」

(´Д`;) カムイ戦線の統領・・・パイソン、戦闘力は明らかにされてません(53万
ここで冗談を言ってる場合ではありません まさか変身する雰囲気ではない様です
恐らくマンデリン達が登って来なければそのまま闇の儀式を継続してたに違いない
魔人の復活が目的だと思われる、先に召喚した王のベレトは退場を余儀なくされた

「何も分かっていない連中だな、ここまで愚かとはもう足掻くな 私に任せて見よ
浄化はパイソンが役目である・・・登れるハズはないのだ 正にクズ共だな」侮蔑
「追い詰められたのはお前でしょ、クソの大将はコイツね? 東大陸で踏ませた落
とし前を取りに来たわよ・・・魔人に興味があるって、食われたいのか」オーナー

すぐさま取り囲むパイオネスのメンバーと三銃士達、こうなったら形勢は逆転する
魔術を得意としてるのはお察し 範囲外からイーグルと後衛組がじわじわと妨害へ
長時間の撃ち合い合戦になったが護衛すべき手下の援護はもうない スタミナ勝負
頃合いを見てマンデリンがステップを踏みながら懐に潜り込む「撲殺してやるわ」

・・・ボスッ! バキッ! ボコッ! 一発ずつ骨が折れる鈍い音、近距離の闘拳
追い込まれても嘆きやうめき声すら上げない闇の指導者 次第に動きが緩慢になる

「命乞いしないのは流石ボスね、次の一撃であの世だけど?」恐ろしいパンチ力だ
「狂ってるのは 私か、お前達か? 闇に飲まれよ!」最後は豪快に吹き飛ばした

塔内の壁に激突してしばらく痙攣していたが、やがて動かなくなった 普通に絶命
手足があらぬ方向へ折れ曲がっているが これ以上の説明は控えておく方が健全か
宣言通り落とし前をつけたのは怒り沸騰のマンデリンさん「問答は無用だから!」
何名か無言で青ざめた顔をしているがこれは戦争です・・・やるか、やられるかだ
                   ・
                   ・
                   ・
         少し間をおいてまた塔内がぐらつき出したが?
「! また地震だわ、でもカムイ戦線の首領に勝利よマジで強かった 逃げてたら
ゲームオーバーだった、大丈夫 ボコボコに殴りつけたから 糞のクセに」規格外
「正直勝てたのが信じられんぜ・・・カテドラルと同等以上か この魔塔の影響は
あっただろうがな、ラビがブチ切れしたおかげか 三銃士達もギリギリだぞ」剣士

揺れが収まるどころか、次第に激しくなる 動ける敵は残ってない 塔内は壊滅か

「あかん、この展開はヤバないか? このまま倒壊すると予感するんはうちだけか
逃げるで ボス達がやられたから、魔力バランスが保てへん兆候やぞ」琴乃は覚悟
「このままだと崩れるぞ! そうだな、カムイ戦線は敗北したのだ 首領は君達が
討ち取ったな 似非教祖が、巻き添えになる前に塔から出た方がいいな」イーグル

怪しい祭壇と魔法陣はハルが中心となり滅茶苦茶に荒らした、儀式は途中で失敗に
すぐさま来た階を下へと戻り始めるメンバーだった 慌てていただけ、そうなのか
何度か階段を降りてゆくとおかしな点に気が付く、自分達は今どこの場所にいるか

「? え、あれ・・・ボス達は3階で間違ってないわよね、何で1階に着かないのか
兎に角降りるわ、慌ててるからミスしてるのか 戦闘は3回だったと」焦るオーナー
「言いにくいんだけど大将、これ嵌められたわ 同じ階に出てるのよ 4回降りた
次で5回目、登って来た階段となんか模様が違うし これ絶対!」半泣きのエイミー

一旦足が止まる面々、言い残しておく事はありますか皆さん 時間が迫っているぞ

「私も読んでおけば良かったー! 逃がさねえってさ、道連れにする気だわ 勝負
に勝って結果で負けたのか、途中のパトランプが見当たらない 分かるな?」侍女

(´;ω;`) そうです、南大陸へ渡ったBチーム達は二年遅刻した経緯の世界線側へ
これが何を意味するのかは 諦めきれない読者の助力が必須となるストーリー長編
原案では第三部の28章になります シリーズ作品として繋げなくてはならない宿命
この先のヒントはフルメンバーでは無かったと言う事 Aチームとは異なる螺旋の理

未完の方が楽になれたかも知れません、何年もついて来るほど世間の眼は甘くない
どれだけ努力を重ねても実を結ばない不運を呪うのは誰か? 時間は戻せないのだ

                                 第202話 先駆者 5003文字 (続)

第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版

SRPGStudio 魔塔のクリア後 崩壊の予感を感じて焦燥のオーナー達

何回挑戦してもブックマークしてもらえぬ作者の方が多いジャンル、最初の100名が難関

ならば執筆だけにとらわれるな! シナリオや台本だけでは先へ到達する事は難しい創作

次回 クリエイト業で試されるプロデューサーと監督のスキル

 

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

投稿サイトでも掲載中(画像は無し)