料理と関係ない記事だと思ってますね? 実はグルメ旅行から開始している企画!
腹が減っては戦になりません、暇な方は何回レシピが出て来るか数えてみて欲しい
使われる食材はその状況で異なります 登場キャラに調理が得意な人物を設定せよ
手の込んだ難しい至高のメニューよりも簡単な方がウケやすい、今日は海老らしい
メニースターズ
第138話 先駆者
広い舞台なので単体で全てを把握できるキャラはいない、元々がチームバトル式だ
黄金郷で怪しいアイテムを借り受けたマンデリン達 この間の街へ戻って来た様子
乱闘ではなくすでに戦闘済みの相手、ブラックマンバが当面の敵と認識で合ってる
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日が暮れている東の街にて
「ほっほ 危うく誤魔化されるところだったわ 後で換金して頂戴って言ってたの
恍ける気かしら・・・私は抜け目がないのよ、カジノで遊んだ報酬よ♪」バニーは
「貴様、長いOPでうやむやにする気だったな? 全く、勝った分は払って貰おうか
ジェスとアビゲイルは負けた分より多いハズだぞ・・・油断ならんわ 金貨でな」
「そうでした 私は忘れていました、誤爆したの 街の入り口で貰えませんか装備
類を確認するので ここでシミュレーションしておきましょ、例のアレも」ジェス
( ´_ゝ`)・・・そうかい それでは調整しておきますね ー500G
「不景気だと思ってマイナスにしやがったでしょ 情報共有だからすぐバレるのに
そう言う態度ならこっちにも考えがあるから、シルビアが未公開の漫画があるって
・・・内容は 男子の昂ぶりがピー音の 太くて、汗だくのF😊CKメンが密室で」
(((;゚д゚))) え、あー手違いだそうで、こちらが払い戻しになります +1500G
「あら~♪ まあ、誰にでも間違いはあるのよ 今後は気をつけなさい やったぜ
±で1000Gゲットよ皆さん、妥当かしら? 私は寛大ですもの」老獪なマンデリン
ジト目の男性陣と苦虫顔の少数派が、小説側に軍資金はそれほど重要視されてない
この辺は活字のみだと臨場感に欠ける 成人指定には出来ませんのでご了承下さい
「あら、余計なファン層を意識してたら随分と暗くなってる感じね 撃退後の街よ
さっきの報酬で小道具とか揃えておいて、小説は武器の回数とかないもんで」うむ
「なあうさぎちゃん、エイミーさん腹が減って来たわ この街で休憩していこうぜ
黄金郷は初日しか食い物出さなかったよ 先に進むなら今の内に補給の準備だろ」
「俺も酒しか飲んでないんだよな、流石にこの辺で空腹かも、北側に宿風の建物さ
この間賊を討伐したから無下にはしないだろ・・・一晩貸して貰えば?」レックス
「画像無しだと不明な箇所ね、青い屋根の民宿らしき施設 今日は休憩の回っぽい
買い出しに行って来て 自足の準備用、今後の打ち合わせを兼ねて食事を」バニー
南側に冒険者用の店が立ち並んでいる 数名はそちらに足を延ばす形だ、開店中か
日が暮れているのでパイオネス以外の人影はなかった 当然の様に先頭をゆく邪眼
ガチャリ、とな
「お客様かしら、当店は旅に便利なアイテムを各種取り揃えております 固形燃料
ランタン 防寒用品 登山靴 他、食料品も置いてます 是非ご利用を」よろず屋
・・・この街の住民と違う風貌をしている店主 タイトなジャケット風の出で立ち
「便利屋かねここは まさか街中にワー〇マンとは、食料品や酒も置いてる様だぞ
武器屋とは別か、よし お前達に任せよう 適当に選別しておきたまえ」偉そうに
「威張るのがリーダーじゃないと思うけどダメだこいつ 皆、使えそうなモノだけ
でいいよ・・・装備と食料優先だな 揃えたら一度集合しようか」後ろの同人先生
北に向かう途中でこの間の警備兵と出くわした、軽く挨拶だけかわすメンバー達だ
先にマンデリンが街の責任者と交渉しているらしい 統率の仕事は彼女の役目――
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お礼代わりに今回は無料との事
「特別に貸し切りにしてもらったわ 魔術師のメンツは後で打ち合わせがあるから
そのつもりで、言っておくけど私は料理人じゃありませんから」仕切るのは元町長
メインの冒険に出ているのは13名です、恐らくこの先も増減しない箇所 食事は?
「えー、侍女は2人だけど 買って来た食材で自炊しろって事? 人数が多いでしょ
ちょい無理があるんじゃない、プロのシェフと違うわよ」サボりたいサファイアだ
「実は戦闘に出ていない方が炊事が得意なの、私とサファイアもそこそこは出来る
2人じゃ限界があるわよ! 誰か他にも手伝いなさいよね、連帯よ」隣のスピネル
「! うちはアカんぞ 打ち合わせとか言うとったし、食べるのは後で手伝うわな
せやな、進軍するならこの先は自分らで補給せないかん こりゃしんどいわ」琴乃
「いやいや、お若いですな皆さん 私は某宮廷の毒見役をしていた時期があってな
少しは腕に覚えがある分野 中華系の料理を好むなら手を貸すぞい」ロウ大師が?
実は彼ともう一人調理に自信のある人物がいる・・・意外だが 自称のヒロイン様
「ふん、アビゲイルは食べるよりも、寧ろ振る舞う側なのだ 幸運だったね君達は
何故私がリーダーに抜擢されたのか分かるだろう 任せておけ」自信ありげですが
「マジすか? コイツ料理出来んのかよ 俺はパスだぜ、ファーストフード派だし
めんどーだろ、適当に鍋にぶちこめば、それなりになるんじゃね」素人のエスパー
「とりあえず中に入りましょう 邪眼が料理をするのか、食材にカエルや蛇はな
かったわよね、侍女の2人を補佐する形でいいんじゃないの?」警戒するオーナー
簡易な装飾は用意されている宿泊施設、自分達でお茶ぐらいなら入れる事が可能か
一服したら魔術組は奥の部屋まで来てちょうだい、との事 実験するハメになるが
第三部はよりチームとしての実力が問われる チートで万能役のキャラはいません
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「大丈夫か 複数の魔術式を重ねている様だったぞ、一度転写して戻す事が出来れ
ば収納は可能かな 魔法というのは多大な犠牲の上に成り立っているが」とブレア
「ダークマターって要は未開の物質なんでしょ、無理にこじ開けないで下さいよ!
失敗したら街ごと消し飛ぶかも知れないですから 簡単に行かない気が」ジェスも

「私を信用しなさいよね 最初から複雑な物体描くわけないでしょ、保管に使えそ
うな物をイメージするの そうね、保冷庫とか さあ行くわよ」率先のマンデリン
魔法中心のメンバーは軒並み引きずられて強制参加の様子 残りは食事の準備か?
「難しいことは専門職に任せようぜ、ところで酒はないのか 便利屋で何か見つけ
てきたと思ったけど 戦に行くなら景気ツケに開けてしまおう、出せよ」エイミー
「何か出してくれるのか、戦士には付き物だな 初日は会食の余裕は左程なかった
今日はあの娘達に遠慮せずともいいのか、俺も料理はしないがな」腕力のレックス
「13名か、多分大食らいが何人か混じってるのよ絶対 酒とツマミならいくらでも
のクチだったか 有り得るわ、こりゃ大量に用意しないと愚痴られる」サファイア
「黄金郷の台所は時間と人手には余裕があったの、初日は来客でバタバタしていた
ロボットが怒ってたのは普段のペースと合わないからよ」スピネルも嫌そうな態度
ここで嘲笑するかの如くドヤ顔の邪眼さん 勝手にヒロインを自称している自己中
「バカ者、私は酒飲みの心理ぐらい分かっておるわい 料理が出るまでしばし待て
アビゲイルが調理を手伝ってやろう、レンジャーは料理が得意なのだ」ホントかよ
「えー、マジで厨二が料理するのかよ マジでゴクつぶしが何人かいるんじゃない
・・・私は普通よ全般に、凄く(んな訳ね~)毒を盛ってやろうかしら★」先生は
つまみ代わりの豆類と安酒を確保していたメンバー よろず屋が開いてて良かった
「黄金郷の外ならば左程遠慮せずともよいか、折角だから今回は頂いておこうかな
この不知火 和食の予定なら少しは心得があるのだ、必要なら手を貸してもいい」
「酒自体があまり強くないぜ 俺は超能力者さ、一応全員アルコールは飲めるのか
何が出るんだか・・・予想と透視は別なもんで ゲテモノは勘弁してほしいよな」
(´・ω・`) そう、小説は画像が基本的に使えないのです 活字だと不利になります
第一部と二部はマスター役がピジョン親分なので 同じメニューだと三白眼される
パイオネスはロウ大師とアビゲイルが調理スキルを持ってます 侍女と侍は普通ね
原案と同じにしたくない箇所です 不人気な癖にこういう所で時間を取られる始末
「知らないわよナレーションの都合とか、めんどーだから前菜は簡単な海老サラダ
いいってこれで、旅の途中で新レシピでも考えれば?」サファイアが持って来たが
「最初は捻らなくてもいいでしょ どうせ打ち切り同然のマイナー作品なのに今更
パイオネスの初調理ね♪ これが、手の込んだ料理は別の人に言えば?」手抜きか
ドカッ!、と大皿をテーブルに並べておくスピネル 普段が大人数のビュッフェ式
個別に盛り付けなど 洒落た用意はしないスタイルの侍女、料理人ではないらしい
冒険に出ていない琥珀とガーネットの方が炊事に向いている設定 出向は二人のみ
「わはは、こまけえ事はいいんだよエイミーさんは 毒無しなら何でも歓迎するわ
各自適当に取り分けなさいってこった 食べる役なら任せておけ、お酒も宜しく」
「初っ端から尖がった料理じゃなくてよかったわ 俺も初日は遠慮して食べてない
・・・余り大飯ぐらいじゃねーけど 無難な始まりかな、割と普通じゃね?」ハル
「そうか これから先は自分達で作らないとダメなのか頑張ってくれ 俺は料理に
は向かん漢なんだ、最初のメンバー多分自炊出来ないぜ ラビがそうだ」剣士もな
「少しなら出来るわよ(誰も頼んでない様だが)クソ 信用してないわね、今回は
譲ってやるわ、サラダぐらい 野菜に缶詰めの中身移せば簡単よ」全員素人らしい
ウサギさんチームは野営に向いていない人材、合流して足りない部分を補強する形
「プッ 缶詰ですって 嫌ねーこれだから腐女子は、加工食品ばかり食べると肌が
荒れるようになるのだ、塩分も多い 手軽ならよいという物ではない クク」邪眼
「酒には塩気の多い物は合うがな ツマミなら何でもいいわけではないのか、和食
は全般にそうかも知れん、加工物も善し悪しとな 参考にしておくか」不知火さん
( ´ー`) このシリーズは料理専門の物語ではありませんが、元々は短編のグルメ
よってある程度は食事シーンに時間を割いているのです 合わない人は読み飛ばし
「はっは 料理なら私に相談しなさい🍲 確かに海老は用途が広い様だな 多人数
ならやはり点心であろう♪ 皆で摘まむならこれよ! 蒸しあげておるから熱いぞ
うーむ まずは焼売の説明からさせていただこう 点心という物は大きく分けると
4つに分類される・・北京風、維揚風、四川風そして広東香港風だな 一般に知れて
いるのはこの内、最後のスタイルであろうか 餃子や焼売がそれなのだよ 調理方
法も蒸すだけではない 揚げたり、焼いたり、好みにもよるが飲茶と言えば分かり
やすいか、点心はおかずだけに在らず 甘味としても優秀よな有名な杏仁豆腐は実
は北京風の流れなのだよ うむ、よく知られる饅頭の類はここから発達していった
餃子は広東より寧ろ北京風か 西洋のクッキーの原型は甘く揚げた点心菓子が由来
と知りなさい 昔は労働の褒美として人夫がよく口にしていたそうな、小麦は偉大
パンのみに在らず 麺類、菓子・・・多様なのだよ 一口に加工と言ってもその幅
は広い 素材を知ることもまた見聞よ 分かったら各々に食しなさい♪」長げーよ
さらりと抜かしたロウ大師だったが 料理は暖かい内に食すのが最大の美味では?
彼がテーブルに運んで来たのは海老を使った点心の蒸しものらしい 手作りの一品
「んあ? 説明終わったのか 知らねえよそんなの、この占い師 風水とか意外と
めんどくさいやっちゃな 折角の料理が冷めちまうぜ、美味しければ何でもいい」
あー それは料理人に対する禁句ではないでしょうか獣人さん 分かっていないね
「! 待ちなさい その態度はいかん、君は料理という物をいささか簡単に考えて
おるのでは 私が今出したその海老点心だけでも多くの人の知恵と工夫で完成する
第一我々の食文化は小麦から始まったと言っても過言ではないのだよ 三大穀物の
内の一つ・・・小麦、米、トウモロコシ これ程多岐に加工できる食材は貴重ぞな
それから 君達は酒を嗜みそうだが、アルコールの紀元は穀物よりもっと古いのだ
一般に知られているのはワインやビールだが 実はそうではない、蜂蜜の方なのだ
偶然の産物か、或いは発見だったのか いづれにしても現在まで続いているこれ等
の食文化を私達は否定してはならないのですよ 食事とお酒は人類の歴史として!
む、今食卓に出ているのは日本酒の類であるか、果実酒を割ったモノもある様だが
フッ 点心を食すならやはり私なら紹興酒で 北京風で行くなら決まりよ」だとさ
(´Д`;) 講釈ありがとうございました 丁度お時間ですので料理が冷めるでしょう
第138話 先駆者 5002文字 (続)
第一部と二部は発表済みです 気になる方はこちら☞ メニースターズ ゲーム版

ゲーム側はロウ大師の代わりに竜公さんが参戦してます、料理が得意なのは同じ設定です
第三部はレシピ表をあまり変えないかも知れません かなり長い物語なので箸休め程度に