天下布武を目論む意味、画策していたのは誰だ? 破綻は許されぬ帰還

メニースターズ
第104話 黄金郷編

※太陽の分岐点 WEB版 南ルート

気分が悪いので奴等の語りはもうあるかお約束出来ない、おのれシルヴィ(それな

「こっち本編でしょ、放っときなさいよ終盤で 成程、資金面で相互フォローかな
居てもいなくても余り変わらないのよね実際 おっと、アンリさん達の続きは?」
「おはようございます、朝食が済んだら共和国の方へ向かうとの事 腑に落ちない
私達は移動速度がありますので 昼前には着くかと存じますが」ロシェとメンバー
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             当日 エース共和国の城門前
「! また貴女達ですか、ご用件は? 今日は運搬物の検査やらで忙しいのですよ
冷やかしならご勘弁を、全く サウルーン軍の頃が懐かしいですね 英雄様」兵士
「あら、憎たらしいじゃないの 予習してたのかしら、冷やかしとか今ないでしょ
この間そちらの隊長が後日また来いと言ってたのよ、これでいいのかな」リーダー

「サウルーン軍の頃も私等は給料を貰っていないそうだが 挨拶ぐらいしても料金
は発生しないであろう、首相を出せと言ってるわけではない 誰か出会え!」隠密

また喧嘩腰から開始の雰囲気だ これでは二の舞になる、おや 誰か来た様だな?

「どうした 密輸は厳禁だぞ 何を騒いで、おやこれはどうも 困ったな、兵長!
ちょっと外してくれ ご無事で・・・罠だと聞きましたよ やはりそうでしょう」
「貴方はブルーノさんでしたね 今日は隊長は不在ですか 罠、何か不穏な物事を
いえ手短でどうぞ 何がありました お互いに噛み合わないと思うのですよ」錬金

三銃士の副長は兵士達を落ち着かせる 正門ではなく用水路の裏から来いと合図を
ここは黙って従うメンバーか「や、私の尻触ったら黒焦げだからね!」後ろのピザ
まだ若いと何気にアピールの紅蓮さんか 年齢を聞いてはいけない暗黙の了解だw
狭い通路を降りてゆく事になる 一階ではなく城の地下へ、人影が待っていた――

「! やっぱり、そうなんだわ 半信半疑でしたが思い出して来てるのです まだ
混乱していますが、兵に見られる前に中へ 半分は敵なのです 速く」シルフィー
「待ってよ何よここは、地下牢へぶち込む気? もう同盟じゃない様だけど 私等
と一戦やるつもりか、ここまで腐ったのか共和国兵は ねえ どうなのよ!」モカ

「静かに! 早とちりよ 表沙汰に入れないわ、察しなさい 何イラついてるのよ
おかしいでしょ、皆ここに来てから猜疑心が湧いてるの 気づいてる?」リーダー
「変だな地下の方が気が楽な感じとは、兵士もイライラしていたな ここなら安全
なのか・・・普通の会議室ではないが どういう事なのだ」警戒は解かない小夜香

奥からラインハルトがやって来た どうやら三銃士はここで待ち合わせしていたか

「もうこの辺りなら大丈夫だろう 地下以外は危険地帯です 今の共和国は、連合
が色々と探りを入れてますから そうだ 太陽の軍勢だ、名前まで忘れるなんて」
「はあ? あんた兵士達の隊長だろ、俺達より年寄りには見えんぜ」兄貴は言うが
「全くでやんす その成りで老化は鍛え方が足りんですぜ、パンプアップ」ハット

背後から軽いゲンコツを浴びるが歴戦の漢は怯まない、いいから進めろと読者達だ

「残念、地下で料理は出ないから宜しく どういう展開かな 記憶喪失だったの?
世界連合は共和国と対立でもしてるの 分かんないわ、まだ」殴ったのは親分さん

「我々とはっきり敵対してるわけではありません、当面はソロモン軍が共通の敵と
認識です、ですが やがては連合が世界を掌握していく流れになるかと」ブルーノ
「何時連合がソロモン軍に宣戦したのか皆よく覚えていないのです、変ではありま
せんか サウルーン達が居なくなりかけてた頃に調印式があったとか」シルフィー

「あのさ 私等も世界連合とか意味不明よ んで、特区が返還請求されて元に戻
したのもその頃? 聞いてないからさ、王国の主張をした奴は誰なのか」コバルト
「私達はサウルーン軍のすぐ後にソロモン軍に宣戦されてるのですよ この時点で
違うわけか、調印式? 具体的にはどの国が手を結んでいるのでしょうか」ロシェ

スカーレットが怪訝な顔で各自を確かめる「そうよ、南ルート側に来たんだから」
またしても、違う路線を選んだ仲間達がいる ソロモン軍には関わっていないのだ

「再度の宣戦布告時には同盟解消なんですよ 君達は何をしていたか! いや失礼
今更言っても時間は戻らない 王国に帰った後さ、思い出せないのは何故だ」隊長
「我々は国防上を最優先する形で今に至ってます、ですから実質は連合とソロモン
軍が戦争をしているよ そろそろ終わりは見えてると聞いているのですがね」副長

王国の返還については三銃士が直接立ち会っていないとの回答「書面はあるんです
ソロモン軍が各地を襲撃した際に各国が混乱していた、後から知らされたもので」

シルフィー達も聞いた話と言う事になる、首相と宰相はここに居ないので確認不可
・・・いつ返還のやり取りをしたのか アール王国の元首は途中から行方不明者だ
そして共和国兵の不遜な態度、お分かりいただけるだろうか まだOPの半分だとw

「長いのな、私等ってアール王国の政府とは直接会ってないの マスターの友人が
城の重役だったからその流れで、そうなんだ 知らない側面を突け込まれたか」姫
「毒キノコでも食べたのではなかろうな! 姫 私達がここに帰って来た時に宰相
殿が襲われたと、導師殿が何か感じ取ったのか あるいは」また苛立つ小夜香さん

やれやれといった様子のクローバー「全部は無理が生じる 崩壊を避けるのが先決
世界連合とソロモン軍の対立で合ってるぜこっちは、他の幹部には会えんぜ南は」
「同意、闇の軍勢が仕掛けているなら内乱も視野に入れてるハズ 兵士の態度的に
地雷原を踏みに戻ったつもりはなしで、王国の代表には謁見してないわ」ピジョン

SRPGStudio イベント画面 エース共和国の地下にて 三銃士と再会 左に紅蓮 右にロシェ 中央はマスター 調印式など知らないメンバー

「町長さん達ともサウルーン軍の終結以降は会ってないのですよ 破綻してるわけ
ではないですね、もうこちらと私等の本陣撃破は違う路線になりましたけど」錬金
「そうよ、サウルーン軍の残党は共和国が各国に奮起を呼びかけたのよ ソロモン
軍が襲撃したのは数か月の間が空いてるのよ確か 世界連合ってその時に?」紅蓮

限られた情報を元にするならそういう事になる、結果として連盟が下部組織の保険

「新聞社の事はご存じでしたか 各国のパイプ役です、マスコミは戦時に利用とね
そして以後に至る訳で、我々の認識では・・・今更城門に君達が来るなんて」隊長
「首相と書記長は今の流れにあまり疑念を感じてないのです しかし、宰相は連合
の存在に不穏を抱いていたのです、一命は取り留めましたが 罠では?」ブルーノ

「! 10人よね 覚えてないハズは、きっと首相達も逢ったら混乱するでしょうね
ですからこういう形で、地下で意見交換してるのです・・・どうして」シルフィー
「クソッ モノリスのせいだわ、皆 アレがいつ表に出て来たかよく思い出してご
らんなさい 丁度重なるじゃないの! 地下の方が空気がいいなんて事はさ」モカ

(´・ω・`) ここまでいいね? 西ルートよりはまともな展開にしてるつもり 多分

「全部で三つだったわ、えっと クローバーの友人が一つ持って帰ったと仮定して
残りは二つ、その内どちらかが別の一つを持っていきましたよと 残りは」アンリ
「愚か者共め、いかんぞ 世界連合に扱えるのか ソロモン軍が劣勢な理由だとは 
私達は触れていないがまさか、暴走への道を選択したのは、我々ではないが」隠密

ゴキゴキと首を鳴らす導師様「F😊CK! ここで伏せ字は納得しないぜ」そこか
憶測を考慮するならこの図式がベター 古代文明は関わって来ない、やはり正体は
「今度は私の因縁かも知れないぜ、本部は旧D国だ マザーを舐めるなよ!」御意
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                   ・
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                                         大陸西部の砦にて
「おのれ、つけあがりおって ソロモン軍が分裂などあってはならんのだ 新世界
の幕開けだと? 魔石に現を抜かすとは このまま奴らの軍門に下るのか」ベレト
「奴等め本気の様だな、我々は旧体質らしい 目覚めたと、新たな世界秩序だとさ
馬鹿共が、アスモデウスめ! 世界連合と組んでいたとは うつけが」王ベリアル
「腰抜けが大それた事を 下剋上のつもりか、裏切り者には仇で返してくれようか
激突は必至 我らが苦心して構えた西の居城、落とされてたまるか!」同胞バエル

・・・この三者だ! 急いで共和国の本部に戻る理由、だが参戦していない世界線
太陽の軍勢は邪悪の仲違いに関与していない 復讐を目論む侮辱を受けた王が一人
何処かで常連達は知っていた まさかの世界連合を旗揚げ、予想以上の策士か――

「敵は既に新世界連合と名乗っています まさか他の軍とアスモデウス様が 悪夢
かこれは ソロモン軍の誇りは捨ててしまったのでしょうか、何という事だ」配下
「連合軍は我らに降伏を求めているようで 誰も応じようとはしませんが、警告を
無視するならこの城まで進軍すると脅しをかけて来ています ご指示を!」守備隊

まさしく憤慨の司令部 恐らく本来の連合軍は反戦活動の小組織だったと予想する
焚きつけたリーダーシップを取れる器、邪悪なジャンヌダルクを体現するつもりか
アンリ達が帰還しなければ どちらかの勢力が地上を支配する計略だったのだ!

双方の組織も天下布武を掲げてる、この意味は武力行使で大地を平定する偽の大義

「連合軍と組んでいるとはいえこちらは三王ですぞ、アスモデウスめ 裏切りだ!
何が新世界だ、魔石の近くに居ただけに過ぎぬクセに本家を舐めるな」吠える部下

「降伏だと 我らを見下しているわけか、断じて否だ 連合軍がやたらと強いのは
そういう事だったのか、だがここで返り討ちにすれば一気に戦況は傾くぞ」ベレト
「その魔石とやらはD国領土以外にはない様だ 何に使っているか 召喚ではない
もはや奴に味方する同胞などいるわけはない、裏切りは最大の不名誉だ」ベリアル
「我ら二名は元々D国にいたのだ、当時はなかった サウルーン軍があのまま世界
を取ればよかったのよ まさか連合軍を立ち上げるとは、クック 屑共が」バエル

(´Д`;) どうしてこうなった 緊迫の音楽は読者様のお好みをご用意してください
原案でも構想に難儀した箇所です、一応全て話の統制は取ってます 分岐は難しい
                   ・
                   ・
                   ・
                 規格外の視線
「参った、眼を離している隙にこうなっていたとは 世界連合だと いつ調印式を
・・・油断していたか アルカディアとCOBRAは何処に行ったのだ、全く」上位様
「このファッ・・・何よ ファミリーっていいわよね~♪ ( ノД`) 気をつけて😊
一つずつ持って帰った様で、一個残るので 裏切り者が勇者だと?」トワイニング

モノリスがD国領土に残されている、他はない 太陽の軍勢は活躍してなかったと

「エース共和国と太陽の軍勢は同盟じゃないっけ 世界連合が出来た時には、王国
に帰ったとあるわ・・・サウルーン軍との繋ぎ目が肝だったとはね」疑り深い白猫
「凶星は来ない気配、これでいいんじゃないの おかしいな 何だコレ、アンリ達
って今まで何処にいましたか? 靄で皆ハッキリとは確認していないのだよ」黒猫

本陣を沈めたのは覚えてるぞ、と各自 そうなのだ 我々の常連も一緒に見たハズ
WEB側はヤケ酒をしてる余裕などありません 宴会風景は文字では臨場感に欠ける
一応お供え物を配る事に 無言で懐に収める先輩方だった!「よきに計らえ」とさ

「むしゃむしゃ、ごくんゴクン ふふ 見なかった事にしてくださるそうよ皆さん
感謝って大事なのよねー、これからどうなるのか 静観しておきますね」支配人達

分岐ルートは戦闘に入るまでがやたら長い 元々がシナリオに比重を置いてる終盤
この後に世界連合へ場面が切り替わるのですが、尻切れになるので次回にまとめる
組織というのは肥大化するほどアットホームではなくなる ソロモン軍がいい例だ
幹部は基本72柱 ですが、王が複数おり属性や配下の性質がばらけているんですね

最初の召喚に携わっていたクロケル、位置づけとしては中位の魔族か ※所説では
当然恩を着せられると気に入らない連中が出て来る ガープ総裁が嫌ってましたが
配下ならまだしも、王同士が対立する流れになったのです 弱者には従わない本質
最上位のソロモンを招くには圧倒的な魔力を要する この段階ではムリが生じる道

大手企業で能力があるのに自身の評価が適正でない場合 独立を目指す者も出ます
クソ田舎の新聞配達員が一流紙の重役になるとは(根に持ってるだろw)ガッテム
え、お前が天下人目指すのか 世の中舐めてるよなー、やめとけよ 大勢の意見だ
どの時代においても同じ事が起きる だから戦争になるのだ、歴史が証明している

成功するか、潰されるか 出戻りは許さないぞ! 闇の一派にも似た状況が訪れる
改革派 保守派 戦国時代の頂点に君臨するのは果たして誰だろうか 野望を待て

                               第104話 黄金郷編 5003文字 (続)

紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV

天下布武 イメージ画像 晴天の中の侍像 キャラは映っていない

ゲーム側の統括はルビーです、見た目はそっくりな親分さん 影武者ではございませんが

天下布武を体現したのは民の支持を得ていたかつての舎弟 腐った政治家では成し得ない

次回 仲間との対話は避けられぬ意味と決起を 望まぬ革命前夜にて

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

投稿サイトでも掲載中(画像は無し)