メニースターズ
第77話 黄金郷編
途中の会議室で一息ついたアンリ達は黄金郷の内部を見て回る事に 意外と広めか
中庭とは別の 見慣れない通路へ進む一行、奥の方に何かの入り口があるとの事だ
「外とは文明が違うのよね、黄金郷だっけか またディスコだとイマイチね」紅蓮
「えー、私はお気に入りだったけどね やっぱり若手は疼くのかな」ノレる騎馬師
突き当りに札が掛けてある様だ 高級プレイホール ｛ネオエルドラド｝ だとよ
ったく どうするんだ おい！ 😠
「いやー、大して変わらないんじゃないの？ こっちは営業してるのかな」アンリ
「どうぞお構いなく、私は需要に従うまでです 後衛ですのでお先にどうぞ」錬金
「遊技場か此処は 入り口の扉、上のランプがついてるね 行くしかないわ」モカ
・・・ガチャッとドアノブを回しながら手前に引く 中はダンスホールと別の喧騒
アンリ達を確認すると一番手前側にいたダンディなスーツ姿 テーブルの上役では
「ふふ お待ちしてましたよ、ネオエルドラドへようこそ」ディーラーのジャック
「どういう事なの？ ここは賭場なのかしら、踊り場とは違う賑わいだけど」紅蓮
「支配人より話は伺っているとさ 来るのを知っていたか、またこの方向か」隠密
「あ いらっしゃいませ～♪ びっくりしましたか？ コチラはプレイルームの
ネオエルドラドになってます 今までの冒険をチップにチャージ出来ます」従者M
「遊技場ならお任せください！ ディスコだけじゃないんですよね～☆ 当ホール
今日は甘めの設定ですので ジャンジャン楽しんじゃいましょうね♡」名札にWと
「このスカ！ 早速ハズレを引かされた気分だわ、ここはジト眼でいくから」統括
「ふふ 私はもう驚きませんよ 錬金術の最高峰なのですよこの要塞は（違うよ）
遊んで行けと言うなら、ここで息抜きしていこうじゃありませんか」余裕のロシェ
予め手配していたかは謎だが 何故かカジノ風の空間に従業員が仕事をしてる風景
直ぐ近くに派手なルーレットのウィールが見える 他にも数種類のゲームがあるか
「カードの原型って古代人よ、長い年月でトランプになったの（嘘）適当で」モカ
「チップだと？ お菓子じゃねえな兄弟、俺は面倒だからパスするわ」マッチョが
「初めて見る顔ぶれね ネオエルドラドは新規オープンして間もないから、ダンス
ホールより新しいわ 一応もうお客は付いてるけど 今日はイベントデーよ」常連
「ふっふ 今日はこの間の負けを返してもらおうかな 私は踊りは出来ないですけ
どコッチなら ルーレットは結構波があるんだよ 乗ってる時はいいんだが」客B
ここでバキッ！、とな 😡
「余計なキャラは殴る事に決めてるからよ？ 髭の濃いオカマは却下な」導師様が
「ふう、ちょっと吐き気がしたから避難して来たわ さっき説明聞いて来たんだけ
どここでいい成績出すと、イベント後に何か貰えるかもですって」回胴にマスター
「いらっしゃいませ ネオエルドラドへようこそお客様 おや、確か以前にダンス
ホールでお見掛けしました 私共従業員は兼任してる場所が多いもので」マオ雪代
「これはようこそお客様☆ こちらのプレイルームに眼をつけるとは、流石ですね
情報がお早いと 各所でドリンクサービスは行っておりますので努々」シンツルギ
「やっぱり兼任なのね、何となくそうなんじゃないかとは もう一人いたんじゃな
かったかな この間始めて会ったばかりでしょ 顔見知りなわけないわよ♪」射手
「困りますよお嬢様 ここはご指名は出来ないお店ですので 昔のお連れ様とは違
う冒険を 理由は存じませんが、苦労というのは誰にでもあるので」とナツメ永遠
誰も指名は入れてないと小夜香が殺気を飛ばすが ホログラムは油断がならないと
営業トークは現実の世界でも多々ある、口車に乗せられて壺など買ってはいかんぞ
「余り賢いのも考えものね ダンスよりはこっちかしら、チップを増やせば好成績
なんでしょ 最後にアイテムが貰えるのか これビンゴの機械なの？」紅蓮は素人
「スロットマシンな、カジノ式スロットは基本5-8枚掛け 3枚の方がレアらしい
因みに私と義理の姉妹もオカマは天敵だから クローバーさん容赦せんからよ？」
「全員で同じゲームをするより色々散らばった方が楽しめるのではないかと 当た
り台とハズレが有るのですよコレは チップを入れてレバー式です」理解する錬金
ここにあるのはジャックポットなしの手堅い機種 カードやルーレットは別席側だ
その日のディーラーと相性で、流れが毎回違う 駆け引きを要求されるが玄人志向
ピジョンはスロットを始めてしまった ガチャ、全員が回胴を好むわけではないが
「おっと そうこなきゃね♪ ルーレットでしょやっぱ 入り口近くをお勧めする
集客狙いで勝たせる日と見たね 目立つ場所の方が勝率が上がるわよ」コバルトが
赤屋根のメンバーの中で遊びに慣れているのは少数 古代人達は賢い人物が多いと
「ほう、私のテーブルを選択するとは どうぞ気楽に、標準的な国際ルールですよ
お好きな場所へ ベッドしたい所を選んでチップを置くあれですよ」ディーラーJ
「へえ 確率のゲームね ディーラーはある程度狙いの場所に落とせるのかしら？
難かしそうだけど、最初から多くは賭けない方が無難よね 癖がありそう」紅蓮だ
「分からんな 数字を当てるのか 赤と黒か？ 確実に落とせるわけなかろう 最
初は高速回転してるではないか ちょいと様子見をしてみるかな」小夜香は好まず
常連達も腕組みをしながら予想をたてている、今日は何故か赤ばかり連続してると
基本的にルーレットは0と00が用意されているのだ 絶対的な攻略法は存在しない
「ひひ、赤と黒の二択にしとけばいいだろ 偏って儲けが出たら撤退だな」ドミノ
「逆に負けが続いたらどうします兄貴？ 勝率5割じゃ勝てませんぜこれ」ハット
「たまに出る総どりでディーラーが有利だぜ二択に絞ると 他の予想で上を狙う形
その日で流れが違うゲームよこれは 今日は赤とハイナンバーか」賭けに強い♣ｗ
「ディーラーがノーモアって言ったらその回はベッド終了、最初に球を投げ入れる
から予想を立てて賭けるのよ♪ 赤と黒だけだと2倍、複数の予想式ね」リーダー
「3つのライン予想と奇数、偶数 ナンバーも3通り、3倍をどれだけ取れるかで勝
率が変わるわね 複数よ 基本はこれでいいの？ まだありそうだけど」紅の術師
プレイスユアベッドお気軽にどうぞ、とディーラーのジャック 運試しならコレか
「いや 私はパスだな わけが分からんよ 花札はないのか、丁半ゲームとかもっ
と簡単なルールがいいのだよ 36倍など本当に当たるのか怪しいものだ」隠密は
「サードダズンと ハイナンバーのライン狙いよ、適度に赤に散らそうかしら～☆
オッドかイーブンは無視 3か所ぐらいで様子見よ まあ見てなさいよね♪」扇子
ルーレットはアウトサイドとインサイドベッドがある、掛け率が変わり最大36倍
一発勝負よりも一日や週でどれぐらいの利益が取れるかの方向性 運も変動すると
・・・ワアァア！ 別のゲームテーブルで何かの盛り上がりか 固執せずともよい
「私もコレはパスだわ カードでしょやっぱ、少ししたら様子を見に来るね 何か
奥の方で歓声が上がってるけど、誰か大物プレイヤーでもいるのかしら」モカと他
「ポーカーとブラックジャックのテーブルがあるって これが一番メジャーかもよ
バカラはよく分からないので割愛したと 海外ではポピュラーらしいけど」アンリ
「和を好むなら札かサイコロだよ うむ 盛り上がっていたのはこの周辺だろうか
21でBJだな？ それぐらいならば カードは心理戦か、配る親役は誰だ」小夜香
(´･ω･`) 何しに来ただって？ 戦いばかりしてても面白味はないのですよ、諸君
クリエイターは娯楽を提供するお仕事です 投稿版は無料で読めるので気楽にせよ
キャラを動かしたり立ち絵がないと不満なら有料になるがな～ 需要と供給なのだ
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「おや見ない顔だねアンタら クック 舐めたらいかんよ カードの鬼婆と言えば
私しかいないだろう？ ボケるにはまだ早いんだよ この若造が！」座れと( ﾉД`)
「出たな！ 妖怪ババア いや、アバさんだったか 俺この人だと相性悪いんだよ
強引に座らせるしさ せっかくだから少しやってくか また負けそうだな」常連客
「付き合いで何故か私まで着席させられると トホホ、このテーブルだけは異様に
ディーラーが強いのだよ 勘弁して下さいね 容赦なしで来るから怖いわ」獲物さ
「カードゲームはディーラーで難易度が変わるわよ このテーブルは勝ち目が無い
風に感じるわ この2人は残念だけどカモられそうね、お気の毒様」アンリは離席
「そうなのか 言われれば何故か殺気を放っているな 遊技場ではなかったのかね
隙の無いご年配だな、ポーカーの方に行くか ちょっと自信がないわ」拒否の隠密
この店はブラックジャックのテーブルで利益上げてるんじゃないの、とモカは語る
盛り上がっていたのは更に奥のポーカーの方ではと ヤングメンに任せて逃げるか
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「うーむ 私も カードはそこそこ強い方と自負していたが、上がいるものですな
ストレートフラッシュとは まさかのロイヤルなんてないでしょうね 一体」客O
「3連敗だよ イカサマじゃないだろうね！ 手札が一人に集中し過ぎよ」常連のA
「い、いえ私はいつも通りのプレーを心がけております アノお客さんが強いので
まだ半日ですから、これからですよ勝負は 気を悪くなさらず続けましょう」親役
「一人勝ちしてるのかしらここは サクラじゃないよね ディーラーが負けてるか
ら違うか 誰かしら、強いの？ ここでしょ 歓声が出てた場所って」とリーダー
「ポーカーは客が強いのか さっきと反対だな む、殺気とは別だな 何だ闘気か
常人ではないのか 娯楽の部屋だと思っていたのだが 何者だ！」警戒の小夜香だ
・・・言われてみると他のテーブルに比べて熱気が段違いなのだ「ふ、貰ったぜ」
勝っている客の呟きがプレイヤーを逆撫でする、カードは心理戦、場がざわつく！
勝負っていうのは 狂気の沙汰ほど面白い ！ なん・・・だと？
ざわ・・・ざわ・・・自信があるならリレイズしろとの事 揺さ振りをかけて来る
闘気を放つ若者はまるで地下から這い上がるかの如く 鋭利で野生的な眼光の手元
場違いではないのか？ 密かに背後から勝負すべきではないと同志の助言が囁くが
・・・馬鹿野郎！😡 画像がないのだからセーフに決まっている 他人の空似だろ
当然の様に連勝、賭けの素人には思えなかった ミスターKと周りは呼んでいたが
「アホか！ 似てるけど違う人だとよ、鼻が尖ってるだけで退場には出来ないとさ
こりゃ地下で鍛えてそうな風貌っすわ～ サイコロで勝負も止めておけと」アンリ
「ちっ、さっきの年配といい何だこの娯楽場は 一見では勝てぬだろうが カード
の方が甘いとみたが出演者がくせ者ではないか！ やらんよ私は」口惜し気な隠密
「今回もお楽しみの様でしたねお客様☆ 支配人が奥の特別室にお通ししろとの事
ディスコはないかですって？ 向こうとは営業時間が逆なのです」上役マスカット
「また遊びに来てくださいね★ 最初からは勝てないんですよ 大丈夫です あの
鼻ヤロウは出入り禁止です、私は場違いだって助言したんですけどね♪」部下のM
「あの男｛沼｝を攻略させろとか訳わかんない事言い始めて、そんなものはこのフ
ロアに置いてないんですよ 何か勘違いしてますよね、出禁っしょ～♪」同僚のW
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「フヒヒ♣ パロディだから許せよな 私と勝負してみれば白熱したかもよマジで
お遊びは一旦お開きにして部屋移動だとさ クローバーさん寛容だから宜しくー」
「へ？ スロットは出なかったわよ 回収イベントじゃないの アイテム貰えるか
分かんないわ 誰よミスターKって、地下で有名な人とか聞いたけどさ」ピジョン
前回と同様に別室に通されるメンバー達 ここの尺は長いのでキリのいい所までか
音声も無いため臨場感に欠けるがこればかりは仕方ない 黄金郷は神秘の空間――
「また何か雰囲気変わりましたぜ兄貴、俺っち流れには歯向かえないんで」ハット
「ひひ、もうどうでもいいぜ 企画を考えてると汗をかくから任せるわな」ドミノ
「ちゃっかり私の両側に着席するのやめてもらえる？ 嫌がらせの常連かお前達は
ルーレット？ 勝ったり負けたりでチャラよ 攻略法はないから基本」とコバルト
「まあ 実質無料で遊べたのだからよしじゃないですか 常連も負けてるみたいで
したよ 回収イベントでしょう そういえば何しに来たんでしたっけ私等」ロシェ
「作戦会議、のハズはずが何故かカジノになったのよ 画像の修正は小説版は無し
トラブル続きの作成の裏話とか こっちの読者は知らないから進めておいて」紅蓮
「あー、そろそろ今話のお時間が来る頃か ロボットが出迎えると予想してたけど
会議室でずっと待ってるわけじゃないでしょうね、ギャンブル物語とは別よ」モカ
と、いうわけだ 預けている方が何故か手数料を支払う理不尽をどうにかしてくれ
どの組織もそうだが年々ずる賢い事ばかり策略しているぞ、走行するたびに税金😠
第77話 黄金郷編 5118文字 （続）
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実は前半部分を省略しているWEB小説、プレイの全容を知りたければ遊戯しなくてはな
某地下では非合法なギャンブルや格闘技があるらしい 我々の冒険の趣旨とは別なので
次回 禁呪は選択できない路線 企画が甘いとお客は来ないオリジナル