イージーモードは無い定期 消えた人物が現れた如くに

メニースターズ
第96話 黄金郷編

※太陽の分岐点 WEB版 西ルート

最初からイージーモードなら人生楽勝 親ガチャと最近の若手は諦めやすい傾向が
おっと、また脱線していた様だ いかんな 長期の休暇は堕落の予感だ、先は長い
当初の目標はクリアしてると思うので気にせず進めてゆく 毎日投稿は最初だけさ

「相変わらずの適当定期よ 果たしてカトレアの予想通り私等が埋もれた存在かは
創作関連は2年以内に実を結べれば御の字だと思うけどね 統計的に」アンリさん
「発表するまでそれなりに時間をかけてる 闇雲に書き殴るのは若造の特権だわな
DL版の初期構想から実質3年後だよ 挫折を経験しない作者はいない」導師の回答

「誰も真似せんでしょ、もうチョイで広い道に抜けそうよ 行き止まりじゃなくて
よかったわ 一晩明けたみたいだけど 何処だろ迂回して共和国の本部って」モカ
「地図に載っている場所だそうだ、しかし長い道のりでしたな 分かれ道からは最
短のルートを選んだと思っていたのだが 夜は明けたな」道中のマスク姿は小夜香

どうやら今は無風に近い様子 若干険しい表情のリーダーと数名 道にはなってる
本部に向かってるハズ もう少し南東に行けば中央街が見えてくると思うからとな 
整備されてないのは普段の行商が通らないからだろう 戦時なら誰もが警戒するが

「うーん 最短でこれか? どうゆう事だったのかしら 他の道を選んでいたら抜
けられたのか、中央に向かってる割にはこっちも街道らしくないのよ」ピジョン氏
「西に迂回で正解ですぜ姐御 考え過ぎは燃費が悪くなりまっせ」もう空腹のピザ
「後は本部に報告してソロモン軍の残りを討伐だな あー、意外と楽勝だな兄弟」

間に挟まれない様に 軽くバックステップのコバルト、何度も同じ手を食らうかと
後方を歩く呆れ顔のロシェと紅蓮だが 雨は降ってない様子、砂利を踏む音はする
長い一日を終えて先を急ぐ 最速で悪の居城を墜とした割には浮かない顔の二名だ

「西に迂回でよかったんでしょうか 考え過ぎかな、共和国の領土は私が思ってる
より広いんでしょうかね? 地図に載ってるから道は間違えてないですけど」錬金
「何か違和感があるわよね 共和国ってさ、南の大森林以外は全体的に見晴らしの
いい平地だった気がするのよね こんなに大自然な国だったかしら」スカーレット

領土内には違いないだろ、とクローバー「ベースは共通してるだろうがな」だとさ
しばらく歩くと斜め前方に警備兵らしき姿が どうやら共和国の城門には見えたが
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「おい止まれ! 何だ貴様達 物資の運搬か 今は厳戒態勢中だぞ 許可はあるん
だろうな 何処の国からだ、全く このご時世に旅行に来ましたとか抜かすなよ」
「? 今月は運搬予定は聞いてないです 旅団の一味ですか サーカスどころじゃ
ないだろ 国の貯えも底をつきそうなのに、呑気な輩だ 許可証の提示は」兵士達

「ソロモン軍の司令部を討伐して来たけど」先頭に立つピジョンが短く回答するが
一瞬間をおいて警備兵が硬直した感じだった 聞き間違いではない 確認の仕草を

「いや、確かにそう言ったぞ 忌わしい思い出には触れたくないが 本陣を撃破?
とっくに終わった話を何で今更 ま、待てよ ひょっとしたらこの面子ってあの」
「冗談だろ、行方不明になったって聞かされてたぞ 俺達の世代じゃ分からんよ」

ざわつく兵士達 僅かに取り乱した様だが「隊長に確認を取れば分かるさ」成程な
城門で待たされる羽目になったか 勝手に通り抜けは出来ない緊張感の中である

「え、行方不明って何よ そりゃ少し寄り道したけど大袈裟でしょうが あれ?
ソロモン軍って討伐途中じゃないっけ 本陣は私等が沈めたけどさ、何よ」モカ
「戦争中には違いないみたいですが 何だ、私達が進軍した事自体を教えてなかっ
たのかな 失踪とは、話がかみ合いませんね 全討伐されたと勘違いして?」錬金

共和国って通過証が必要だったかと紅蓮「顔パスでいいんじゃないの」怪訝な顔を 
太陽の軍勢は2度活躍はしてる、領土内なら北の街で有名ではなかろうか 通常なら
遠目から急ぎ足で駆けつける騎士風の男性 彼はラインハルトだった気がする――

「ちょっと通してくれるか 本当か! 何という事だ、覚えておいでですか 今迄
何処に いや 先ずは中にお入り願いたい、大至急国家会議を さあ此方へ」!?

物々しい雰囲気になっている 途中で食事休憩はしてるが、進軍から最速だったと
ここで妙な風景だと気が付いたリーダー「城の周りって手入れしてたわよね確か」
雑草どころか、植林したかの様な濃い緑の中心部にそびえ立つ共和国の本部なのだ
通り道も入り口まで整備された形跡がない、地図上は合っている 今帰還したはず

「うつけが! 敵の本陣を沈めたのだからもう少し歓迎でもな 進軍していたのに
行方不明扱いなのか 納得いかん 流石に宰相に言わせてもらおうか」隠密は不満
「太陽の軍勢が帰って来たと伝えろ 他の残党はどうなったのだ チッ そうかよ
やっぱりクローバーさんが助力しないと詰むぜこの先 同じなわけねえでしょ!」

(^Д^) 元々が王道路線から逸れてるから こういうのでいいんだよ、と読者様さ
違いの分かる有志はどう展開するのかニヤニヤしてたりな このオリジナル戦記よ
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                国境なき連盟 本部
「ふう、言っとくけど大魔導士は接触してないから マリーさん過去の人物だけど
アンタの姉妹が何とかするんでしょ 貢物で宴会は出来ない感じだけど この後」
「知らねーよ♪ 私は画像無しで仕事はせんから ただ見出来るなら儲けものだし
クローブさんが大元を手伝ったからWEB版があるんだぜ 感謝して欲しいってば」

ここからはなるべく再現した方が好評かも知れません 当時は各ルートに難儀した
戦闘面を取るか、シナリオ側か 後者を選んだので投稿小説になっています本作は
両方詰めようとしたらあと数年は必要だったかも 将棋式に出来ない理由なんです
チョイ役で不要になるキャラ達 ロストまで有りなら絶対に崩壊する、物語は続く

SRPGStudio イベント画面 エース共和国の会議シーン 三銃士と元首の意見交換 話がプレイヤー達と噛み合わない

 

                エース共和国城内
「生きて帰って来たんだ 感謝しようじゃないか皆、何処から話したらいいのかさ
とりあえず掛けてくれるか ああ お茶だな 淹れてくれるか 間がもたん」首相
「色々と憶測が流れたのですよ 何で今頃! いや、君達は英雄だ しかし いえ
よくぞ御無事で 私は冷静な方だが、流石に混乱している 本人達だ確かに」副長

会議室の奥から三銃士のシルフィーがメンバーに茶を注ぐ「信じてましたよ私は」
各自席に着きながら落ち着かない様だ 慌てながら隊長と書記長が駆けつける姿が
誰が最初に発言するか目くばせする まるで震災時から消えた人物が現れた如くに

「・・・私達の事覚えていますよね 昔と変わってないわ やはり見捨てなかった
でも、以前は8人じゃなかったかしら どういう事?」(´;ω;`) だってよ~w
テーブルにカップを置くついでに口が出たのは彼女だった 首相が次言を遮ったか

「お互い暫く会ってないしな、少なくても私達の時間では 宰相は覚えているな?
死んだよ・・・残念だが 君達が行方知れずになってから間もなくの事だったよ」
「そうでやんすか そりゃ残念な事で オウムには見えませんでしたぜ」ハットが
「10人だろ俺等 あーめんどくせぇ、数学とかは腹の足しに成らんわい!」ドミノ

出された茶をすすりながら、しばしの沈黙 重い口を開いたのはやつれた書記長か

「20年目です もう忘れかけてる兵士も多数です 我々重役は普通の人間ではない
外見はお互いに変化してませんね 変だわ 共和国の切り札は8名」だろうね本来は
「ご冗談を 私達はソロモン軍の討伐に出てから最速で本陣を墜としたのですよ!
D国から凱旋してすぐ北の街に入ってるはずでしょう 警備兵が」苛立つ錬金術師

※三部構成なので不明な箇所はスルーで結構です 導師とピジョンを知らない様子
宰相は亡くなっているとの事 あの小鳥さんがいない、何をしてたと問答されるが

「やっぱり話が嚙み合わないわ 20年後に私達がひょっこり現れたと? そういう
認識なのね マスターとクローバーには、誰も眼を合わせないのよ」スカーレット
「ソロモン軍の討伐は総力戦になりましたよ 正直ダメかと思いましたが、突如に
激しい轟音と共に南の大森林からの閃光で勝負が 10年も前の話です」隊長は語る

この話が本当ならアンリ達が失踪後に悪の軍勢と10年間戦争を続けていた事になる
恐らくは黄金郷の兵器が炸裂したのだろうと推測されるが 誰が放ったのかは謎だ
主力を討ち取られたとはいえ、ソロモン軍に対抗していた戦力は巷の予想以上では

「・・・どうやら私達の知っている共和国よりも屈強な様ね 10年か」アンリさん
「待った、マスターと導師殿を知らんとは失礼ではないかね 共和国の宰相とは二
人とも意見交換しているのだよ 本人はもういない様だが、どうなってる」小夜香
「そうか、ここにいる面子って全員普通の人間じゃないのよね 成程」見回すモカ

会議室にいるメンバーは外見的にあまり変化はない 画像が無いので捕捉してます
だが、太陽の軍勢は進軍から数か月の感覚なのだ どうして20年の間が空いてると
ケリをつけたのが10年前なら、現在は以前ほど警戒態勢を敷かなくても良いのでは
相違が出ているが更に情報交換する事になる まあ、一服させろと読者は囁くのだ

「ねえ首相 世界に散らばってたモノリスってどうなったか知らないかな 3つ
あったでしょ 1つはソロモン軍よ、私等がぶっ飛ばして来たんだけどね」コバルト
「モノリスとは何でしょうか 私は初耳ですが 3つ? 何かの武器の名前なのか
ソロモン軍が利用していたと、研究所にそんなものが 狂戦士だけでは」ブルーノ

おかしい、敵の本陣が移動していない様な口ぶり アンリ達は北上してD国へ進撃
謎の石碑は各地で噂になっていたので兵士から報告が入るハズ どういう事なのか

「ソロモン軍の本陣はC国の研究所の地下施設です、そこに主力を構えていからこ
そ正義の閃光が炸裂して形勢逆転だったのです D国の城ですって?」シルフィー
「私とクローバーは途中参加の人材になっている感じね 了解、宰相が亡くなった
そうか・・・いえ続けてどうぞ 軍議中に冗談話は言わないでしょう」ピジョン氏

やや鼻であしらう様な仕草、ここで導師が口を開く「敵勢に似た奴がいただろ?」
ソロモン軍の黒カラスの事を言っていると思うが 召喚の他に呪詛にも長けていた
エース共和国へ向けた部隊が消息不明になっている 同胞の恨みは晴らすのが邪悪
こちら側の当時の状況は・・・ソロモン軍の本陣が研究所地下で当たっていた様だ

「位置的には以前と同じだけど 共和国の城はね 時間経過で景色が違うのかな?
私等がいなくなった後でインドラの矢が撃ち込まれたのか あの精霊の指示か」姫
「いや、こっちは空気が濃い感じがするがな 汚染されていない様な 植物が生い
茂っているのは偶然か、まだ分からん 誰も確認はしていないのだよ」怪訝な隠密

二杯目の茶を各自に注ぐ三銃士 再び沈黙が訪れる やはり今までとは何処か変だ
だが帰還しているという事実、長い時間を経た感じだが 地獄の10年戦争だったと
重苦しい雰囲気に耐えられないのか ボソリと呟くは首相「大森林には入れない」

「入っても必ず入り口に戻って来てしまうのですよ 宰相がいなくなってしまった
から、空から確認出来る仲間もいない 何があるのか知らないままです」ブルーノ
「ソロモン軍を打破した閃光は間違いなく大森林からでしたよ 奇跡って起こるん
だわ あの場所は誰も受け付けない様ですが これでよかったのでは」シルフィー

「宰相がソロモン軍の呪いで倒れたとは 病気ではなかったのかしら・・カラス?
やはり私達だけでは無理なんだわ 脅威には太陽の軍勢なしでは そう」書記長だ

(´ω`) さあ 盛り上がってきました 果たして西側の物語はどうなるでしょうか
全ルートが読めるとは! 何というエンターテインメントか、WEB版は無料なのに
ここまで付き合って来た特権ですね常連様は 全方向違うシナリオです やったぜ
経緯が長めなのでゆっくり進んでやって下さい マイムマシンに乗った覚えはない

「君達と会話するのも随分と久方だが 我々は長年戦いに明け暮れていたさ、当然
テレワークだけで戦争に勝てるなら苦労はしない 少し気が楽になったよ」と首相

「まさか10年前に終結していたとは、私は甘いものは苦手なので お茶だけもらえ
ますでしょうか で、大森林だけは手つかずのままという事まででしたか」ロシェ
「ついでに茶菓子出されても画像無しなので想像で勘弁だって どうせ給料無しよ
宰相がもう居ない様だし 凱旋報酬を期待する方が平和ボケだったりね」紅蓮さん

テーブル上にある古めのファイルに目を通す書記長「予定どうり帰還だったなら」
現実には国が傾くほどの疲弊状態、物資の調達だけで今や余裕などない情勢だが
太陽の軍勢は北の街の窮地を救った実績がある 地区代表を検討してたらしいのだ

おおっと タイムオーバー、遅すぎって嫌よね~ 時間にルーズだとこうなる定期

           第96話 黄金郷編 5020文字 (続)

紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV

SRPGStudio イベント画面 やつれたエース共和国の書記長 プレイヤー達は再会するが長い時間が経過しているとの回答

主要キャラは老けて見えないお約束、西方向から共和国へ帰還したメンバーだったが?

ぶっちゃけ分岐点からの評価でこの作品は価値が問われる 速読は推奨してませんけど

次回 タロットの太陽は正位置、絶対にブレない切り札の部隊

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

投稿サイトでも掲載中(画像は無し)