メニースターズ
第81話 黄金郷編
闇の軍勢に反旗を翻すべく敵の領土に逆上陸を果たしたアンリ達は待ち伏せを撃破
ソロモン軍は他の一派に比べて規模が大きく 全幹部の召喚には非常に難儀すると
世界に対する悪行は同じ事だが、時間は常に経過している 策略の駒はどう動くか
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ソロモン軍 遊撃隊
「よし いい頃合いだろう 進軍の時は来た 共和国の領土は我々が占領してやる
作戦どうり手薄になっている山道からの北街道方面への奇襲攻撃だ」ロノウェ小隊
「はっ 了解しました、エース共和国は太陽の軍勢を守備から外したことが敗因と
なるでしょう こちらの踏み込みの速さに奴らは付いてゆけぬ筈です」ダーク配下
「ひっひ 馬鹿な奴らよ わざわざ主力を自ら遠ざけるとは C国の領土内で無駄
足を踏んでいる間に我らが撃ち落としてくるわ！ コチラの作戦勝ちだな」山羊頭
狡猾なソロモン軍は機会を伺っていたのだ アンリ達が敵国に上陸したことをよそ
眼に奇襲分隊を共和国の北西部に忍ばせ、そこから一気に侵入を目論む計略である
時を同じくして他区に遠征している偵察部隊 南地域にある楔を狙うらしいのだが
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「どうやらソロモン軍とやらは思ったほど進軍速度は優秀ではなさそうですね 南
の楔周辺まで辿り着けた部隊はいない様です 自軍から遠い事も要因か」コットン
「たどり着けても俺らがぶっ飛ばすから取れないだろ、予定どうり魔力を無効化し
た後に回収に入ります 四つ目が打たれる前に到着出来たのが幸いだった」カイト
「！ ふんソロモン軍は知らないけど どうやら奴らもこっちに向かって来てるか
大部隊の気配じゃない様子か 急ぎましょう、被害が大きくなる前に」アーメット
・・・？ 闇の軍勢が狙いに来ているのではないのか 他にも何者かが動いている
ややこしい事を嫌う読者もいるが一旦悪の幹部の考えを知りたい 場は切り替わる
ソロモン軍 定例会議
「上陸を許したようだな しかも同胞を蹴散らしながら北上中か そのまま進めば
実験所に、かっか 失敗作と一緒にそこが貴様らの墓場 我らの勝利よ」クロケル
「こちらの奇襲作戦に合わせて研究所跡とは愚かなり、共和国の守備隊など数日で
突破出来るわ 進軍が裏目に出たな もう自国にも戻れまい ククク」アデル伯爵
「先陣は突破されたのですか？ 油断したのだろうか だが、次で終わりだろうな
包囲網を敷いているハズ さて我らは引き続き戦力の補強に務ますかな」フルカス
幹部の数が少ない・・・これは既に出撃した証拠か 遊撃部隊とは別の方角を懸念
どれぐらいの敵将が地上に召喚されるかは謎だが、世界を統べるなら広範囲へ進行
敵勢としては当然の選択 完全に徴兵するのはどの国も非常に負担がかかる――
大陸南西部にて
「よーし全部隊進めーィ！ 本部の情報どうりこのまま南下せよ 途中で邪魔する
輩は全て蹂躙しろ 行け ブヒヒ～ この世はソロモン軍が頂いた」幹部バティン
「ひゃひゃ 南のエネルギーの柱は我らが貰ったな、我らに対抗出来る人間などい
るものか 染めてやる真っ黒にな ソロモン軍が世界制覇するのだ」別動隊の骸が
「このまま進軍すれば数日で目的地に辿り着くはずだ クク この電撃作戦に追い
つけるかぁ人間共が 我らの部隊がこのまま南に支部を築くのだ 屑が」敵の隠密
ここでピー音が鳴る、誤解しないで貰いたい これは別の警報の意味 レーダーに
エース共和国やソロモン軍とは全く異なる勢力がいるのは確かだ 通信に入る――
空を駆ける文明外の鋼鉄「こちらノルバ、共和国の上空にて警戒態勢に入る」ピッ
「本意ではないが任務遂行の妨げになるなら致し方あるまい 悪く思うなソロモン
軍とやら 私も自分の仕事に取りかかろうか、もちろん友情としてさ」怪しいがな
「よし、感度良好だノルバ 小型通信機のテストに丁度良かったかな 妨害電波な
しは楽でいいな 侵入のみ排除で、後々条約の件がうるさくなるからな」カイトか
「ちっ 接触したくないのよ 低空爆撃するほどの文明じゃないから 鉄の翼が何
か撃って来ました程度でね 向かってる来る反応があるからまた後で」アーメット
「早めに合流しないと面倒になるかも知れないですよ、東で対決になりそうですが
最後の一つが何処に打たれるか その前に終わらせたいのですけれどね」上司の弁
(´･ω･`) 食わず嫌いはいかんな 大袈裟にしろと要望された結果がこうなります
スペースなファンタシーがちらほら見え隠れしているが比重は地上なのでご理解を
モノリスの時点であり得ない、ソロモン軍は魔力の源の石だと思い込んでいる――
更に大陸南東部にて
「ちっ 奴らの方が先とは、いや場所の問題か そう 南のポイントに近いのだな
さすれば我らは、無理に２つ狙うよりもここからなら北上した方が」名をオニキス
「アルカディアめ！ また邪魔しに来たぞ 全くしつこい奴らだ こんな辺境の星
にまで派兵して来るか、だが南より東の方が数値が大きいのは幸運」シュンガイト
「適当に偵察隊が南に向かってるから今のうちに私等は、こんな辺境にパルスを撃
ちこむなんて 消したいほどの脅威があるとは思えんけどね」Dパールの名称だと
「南はくれてやれ、構わん 1つは現地民が握っている様だが使い方が理解出来る
とは思えんな 大方魔力の置物ぐらいにしか思っておらんだろう クク」ジェット
・・・来てしまったのだから仕方ない この大陸で最もエナジーの高い場所を狙う
おっと、まだ４つ揃ってなかったな この｛COBRA｝が頂くがな！！！
こうして悪の中枢は動き始めたのだ、規格の外側からの脅威に気がついていたのは
極めて限られた者達だけだ 魔境の一つを握るソロモン軍にアンリ達は近づいてゆく
太陽の軍勢の上陸作戦はエース共和国の重要機密に属している 一般には知られず
戦時中には一部の情報規制が行われている 闇の軍勢には気配で察知されているが
もう脇役の出番は少ないぞ、これ以降は邪魔をする隙が左程残されていないからだ
連盟 モルト支部
「ワンクッション代わりすか俺等は タローの進行は戦記には向かないそうです」
「何言ってるの！ これからが一番忙しいのよエリカ達は、プロパガンダ記事を」
「モルト局長が年末年始の会合に出てるからな、メリッサ達が雑務を担当してる」
「ふん、このカトレアを出汁に使おうなどという考えがそもそも間違いなのですわ
お前の目論見はもうハズレていると思いますけど 小説と同人は客層が別なのよ」
「え、シルヴィ先輩のタグは15までだから 向こうはソレ目的が多数に決まってる
有名サークルの成人作品が一万ダウンロードに対して 健全版だと600とかだぜ？
あからさまに違う、同じ制作者だよそのタイトル 欲望が数字にモロに出るわけよ
クオリティ自体はそれほど差は無いのにな 逆もそうだから、淫らな女子層が」ｗ
・・・世の中の仕組みを知れと 気合を入れている絵師がAI画像を嫌っている理由
成人指定でも全然売れない作品も結構多い 単発で折れたら終了なんですよ実際に
今人気を取れている方達もどこかのタイミングでバズってる 最初からは強運の類
0以外は評価に値した証拠になる、同人方面でも数年後に化けてヒットしてる人が
小説も基本は同じ構造 内容の前にお客様の眼を引かせないと勝負にならないのだ
こっちは見た目のインパクトが無いので アイデアとモチベーションが最大の武器
「お馬鹿さんは今頃に後悔するのが定期でしてよ？ イラストを外注するべきです
自身で描けないのでは、興味を持たれませんのよ向こうは 書籍も今や表紙重視」
「完全敗北になってるなら外伝を見直して、エロ絵師にお願いするしかないでしょ
菓子パンをかじる羽目になるのはシルヴィ先輩じゃなくて自分だったりな」(^Д^)
畜生が！😠 まだだ、まだ分からんぞ 執筆で知名度が取れれば興味を持つ読者が
私は最初から脚本で勝負する作風だ、スケベ絵で釣れてもシナリオの腕は向上せん
覚えてろイエローレーベル！ もう出番は限られてるぞ、ここに結果を書く予定だ★
累計で500本は越えないと職業クリエイターとしては厳しい まだ大成には遠い道ｗ
メインキャラは太陽の軍勢
「集中しろ！ 今倒すべき相手はソロモン軍 フヒヒ♪ 好評なら、うな重で」♣
「さあ、どうだろうね 着いたみたいよ皆 ここが、研究施設跡なのかな」アンリ
「研究所というよりも廃墟に近い感じかな なるほど どうやら我らの予想は外れ
だった訳だ ここでまとめて葬ろうという事か、賭け事以外なら戦うぞ」小夜香だ
小森の細道を抜けた先で太陽の軍勢は闇の気配に遭遇する 生憎現在は夜間である
荒れ果てていた 元は狂戦士と思われる死骸が辺りに散乱している、野生の獣類も
進軍を先読みしていたのか、ソロモン軍とおぼしき兵士達が待ち構えていたのだ！
丁度正面の施設 ゲートが取り壊されており崩れた柱がちらほら見受けられる――
「フハハ 馬鹿め！ こんな荒れ果てた場所に本陣なぞ置くものか 待っていたぞ
ここが貴様らの墓場よ、実験の失敗作と共にここで朽ち果てるがいい！」B男爵が
「前回は逃げたのではない 時期を待っていただけよ そうだ ケリを着けようか
夜が明ける前には勝負を決めてやるわ 地上に相応しいのは我らだ！」Aマリウス
「クッソ 待ち伏せしてたって訳ね 今度は逃げるなよ ここに埋まるのはお前ら
の方だよ この死にぞこないが、いいわよ ケリを着けてやろうじゃないの」モカ
この幹部達とは一度対峙している 前面はダークソルジャーが全てガードしている
両脇の崩れかけた小橋から迂回を出来るか伺うが、何やら不穏な動きがありそうだ
残念ながらこの位置関係では背後からの奇襲は無理がある、正攻法でぶつかるか
この連中がこちらの戦力を把握していない筈がない 何か策でもあるのだろうか？
それとも場に踏み留まっての消耗戦を狙っているか、油断出来ない状況なのは確か
「おかしい、待ち構えていたにしては正面以外は手薄になってる もしや」と統括
・・・ザッ ザッ ザッ 警戒していた矢先に黒い影が現場に続々と現れ出したか
始めからこう来る予定だったと言わんばかりのソロモン軍だ 楽な戦場などは皆無
「援軍！ 早いな、そうか あの廃墟跡は魔法陣が ここで待ち伏せしていたのは
そういう事か 遠隔召喚も出来るのか やはりサウルーン軍以上の様です」ロシェ
「何感心してるのよ 元々はC国の拠点なんでしょココ、海で迎撃に来なかったの
は有利な場所まで誘い入れる為だったって訳よ 別の敵将来てるみたいだし」紅蓮
「ふん サウルーン軍だと？ はぐれ物と一緒にされては株が下がるというものよ
72柱がラウムだ！ いや、名乗る必要はなかったな ここで朽ちる奴には クク」
「こいつもソロモン軍の幹部クラスでやんすか 誰でも同じですぜ戦争は」ハット
「ボスは4体みてえだぜ兄弟、弱すぎるとシェイプアップにならんからな」ドミノ
「よおこいつ等か ソロモン軍に立てつく愚か者は 丁度いいぜ このゴモリーが
ぶちのめしてやろうか、召喚者がクロケルなのは気にいらんがな クク 速攻だ」
敵将だけは簡易な説明をしろと聞こえた気がした 龍騎士風のラウム、左翼側から
同じく援軍に来たのは怪力属性のゴモリー、自慢の鉄斧を構えて右翼側に参戦した
C国からの成り上がりはB男爵 ヤツは召喚に長けている、陣の後方で不敵な笑い
最後に闇騎士のアンドロマリウスだ 各々に伯爵や侯爵の称号を掲げている様だが
問題は肩書よりも実際の強さだ サウルーン軍に比べて統制は取れている感じの隊
「貴様ら！ ソロモン軍の層の厚さを知らんようだな 既に我々は世界の半数を手
中にしておるのだぞ、ダダの驕りか 進軍して来た自信の根拠を示して貰おうか」
( ´ー｀) おっと、いきなりハッスルして早漏では元も子もない まだ発射するな
心配しなくても戦闘描写は用意してます 投稿版はそれなりにルールを敷いている
既に私の旅団編を文字数で上回っているが、原案の章と小説の話数は別の形式です
当然こちらの方がシナリオを強化されている 抜きゲーなら駄作として残るだろう
成人作品を否定しているわけではないです 作中でも揉めたが初期と方向性が違う
昔の洋画によくあった濡れ場とワンセット式、小説版にはありませんのでご理解を
同人ダウンロードはシリアスだと敬遠される そのうえで結果を出せないなら失格
食えなくて路頭に迷う恐れがあるので 他人にはスタイルをお勧め出来ない定期だ
実績を出すのは想像以上に険しい道のりなのです 書き手の方々は知っているハズ
日の目を見ない大作を 長年かけて完結された猛者こそ本物の作家だと思うのです
万年初版と言われた某先生、受賞後に長年ヒットなしで現在は大御所のミステリー
ジャンルは違えどそれぞれ苦労されてる人の方が記憶に残る作品を生み出している
価値観は全員が共有出来ないのが普通です、活字とラジオは最後まで残る文化では
( ﾉД`) 普通に投稿しても埋もれるのが当たり前なんですよ皆さん 厳しい戦いだ
第81話 黄金郷編 5032文字 （続）
紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV
戦いとは様々な場所で行われている事がお分かりいただけだろうか 世界は広いのだ
新参者は信用されていないのでワード検索してもほぼ表示はされないｗ (´・ω・`)