個人ブログで人気を集める小説の投稿方法とその実践録

アイデアが出ない人には二次小説でもいいのではないかと、キャラ設定周辺とかね
原作の知名度がないと共感する同志を集めるのは大変ですが 投稿先はありますよ
ただし、作者の日記など誰も読みませんので あくまでも物語にしてご掲載下さい
創作論を語りたいならばエッセイのタグをつけてウンチクを述べましょう、って事

メニースターズ
第68話 黄金郷編

「あれからサウルーン軍の気配は感じなくなったわね さっきの豚達で止められる
と踏んでたのかしら、進軍から結構経ったかな 途中から進路変更で」疲労の騎士
「誰が来ても進軍するだけだから結局同じだぜ ひひ、俺は右側な~」ドミノ兄と
「なるべく夜の進軍は控えた方がいいでやんすよ ならば左ゲット~」ハットかよ

(´・ω・`)・・・臭いで嫌がらせするのをスメハラと言うそうです 故意だろうなー
こりゃ余計な汗をかくわけだ 味方に殴られて負傷退場のシナリオは止めて欲しい
バキッ! っと誰かが拳を振り抜いたが若いうちは喧嘩などよくする 気にするな
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「ふう、食前の運動しといたからよクローバーさん 今回は飯な」やはり君かいw
「休憩場所の設置は一人じゃ無理って前に説明されたでしょ ここは夢と違うんだ
から手伝いなさいよね 全く、何かしらとか言っても出て来ないのでね」マスター

「手頃な森が見えて来ましたね、周りに敵がいない事を確認して下さいね皆さんも
語るなら休憩中ですよ テンポ的に相場ですから これも仕事で」真面目なロシェ
「私は夜戦でも眼は効くがな 休憩出来るならしておけ その方が苦戦は回避出来
よう 多少修正か、丁度腹が減って来た頃合いだが 森林の近くか もしや」隠密

「そういう訳だから全員で手伝いなさいよね 場所的に北側に設置が無難か」モカ
「? 何キョロキョロしてるの リーダーが挙動不審なんて珍しいわね」紅蓮さん
「え、そうかしら 気のせいでしょ 余計な詮索してないで野営の準備を」アンリ

面白くなりそうだったのに残念だなと読者様は囁く 既に日が暮れているのだ今は
・・・どうやら休憩を予定している北の森とは別に南側に廃墟らしき建物が見える
先に基地の設置の方をしろと三白眼、無言の圧力が鋭い 急ピッチで作業にかかる
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「よし 素早く全員でかかればこんなものでしょ、基本はこれでいいか」コバルト
「南側にあるのは何でしょうね 後で確認の方をお願いしますか ここからは人の
気配はしませんけどね 何かしらの建造物かとは思いますが 謎ですね」錬金術師
「遺跡じゃない様だけど 分かんないわ 先に確認に行ってみれば誰か」紅蓮さん

「敵の姿は周辺にないけど一人で探索に行くのは危険だぜ 見に行くか?」導師様
「向こうで偵察が紛れてるかも知れないですぜ兄貴、しばき倒しにGOで」ハット
「何だぁ、奴等もカモフラージュとか言わんだろうな 隠れてんのかい」ドミノ兄
「予想より素早く仕上げた様だな 夜の進軍はやめた方がいい、南側だと?」隠密

どうやら反対側の風化してる建物が気になる他のメンバーだった、だろうな~😊
警戒しながらも様子を見に行くかと アンリが先頭になりしばし寄り道をする事に

「直ぐに戻って来なさいよ メニューを考てる間に用事は済ませて来て」マスター
基地の建設は完成させたが暗闇に敵が潜んでいる危険がある、一行は南の廃墟へと
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「ここって何かの競技場跡なのかな、誰もいないみたい、何でこんな所に 分から
ないわ 確かに古い建物ね この場所は遺跡と違う感じがするけど」スカーレット
「世の中には不可思議な事があるものなの、昔は栄えてた街だったりして」アンリ

「只の古い建物でしょ 近くに廃墟らしきものがあるわな 最近のじゃないわね?
まさかのディスコ第2章とか予想したんだけど 流石にないか領地外だし」騎馬師
「最初は違う建物に見えた気がしたんだぜ 変だな? 疲れてたって訳ですかユー
何もないのかここは おや、待って 何か矢印があるわ↓」地面が気になる導師だ

移動した南側はそれほど木々が生い茂っておらず肌寒く感じた 古い旧式円形の跡
コロシアムを連想させると言った方が分かりやすいか、控室らしき下への階段――

「地面にうっすらと何か描いてる様ですがハッキリと分かりません 地下か」錬金
「先に食事を選択するべきだったか、敵は隠れていないのでは 気配がない」隠密
「取り越し苦労でやんすか、地面の落書きで腹は満たされないですぜ兄貴」ハット
「ひひ、降りてみようぜ兄弟 ギルドの依頼じゃ入って来ない案件だろな」ドミノ

「まさか埋蔵金とか考えてないでしょうね 行ってみれば 建物の中に続いてるん
じゃない 右手側から下に降りる形になるみたいだけど 誰がこんな場所?」射手
「地下に繋がってるのかしら もっと奥に行かなきゃ分からないわこれ」コバルト
「薄暗くてジメジメしてるね トーチの魔法しとくから誰か先頭に立てば?」紅蓮

・・・アンリを押しのけてずんずんと進むクローバーさん♣「地下牢じゃないの」
埋蔵金の雰囲気ではない様だ、奥の通路の真ん中に別の落書きが描いているらしい
ダンジョンスタイルの物語ではないのだが 不意に揺れを感じ始めるメンバー達だ

「? その中央の床に敷かれてるの、魔法陣じゃないのかなと思ってみたり」姫が
「えー、何か眼の前がチカチカするけど 意味不明よ私、強制フラグか此処」モカ

ガタガタと地下通路が揺れ出す いつの間にか床の魔法陣は淡い微光を放っていた
ゴゴゴゴゴ・・・! メンバー達を不思議な輪が取り囲むが特別な変化はない様子
敵の罠にハマったと誤解したのか数人が慌てふためくのだが 次第に収まっていく

「何が埋蔵金だよ 只の目くらましだろ 悪戯で作ったんじゃねーの もう出よう
ぜ よく考えりゃこんな所にお宝があるわけないじゃん フヒヒ♪」薄緑には無害
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                   悠久の図書館
「やはり以前と違いますね、大魔導士の霊体がコンタクトして来れないもの」白猫
「トワイニング様が画策しているのとも別な感じです 防がれたんだよ、今」黒猫
「あら、此処は余計な尺で盛ってたハズなのに随分とあっさりしてるわねアナタw
私の予想が当たっているなら、ここから先は改稿で苦労するでしょう 図星かと」

くっ・・・オリジナル小説はクローブが別な場所でこの旅路に参加していないのだ
替わりに義理の姉妹が太陽の軍勢を名乗っている 想定からズレているのだ 既に
構わず進めて欲しい読者の皆様 力量的に匹敵するキャラなので 宝は置いてない
シュオオォン っと、魔導のトラップは萎えてしまったのである でしょうね!😠
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「? ただ光っただけでやんすね まさかの大地震はもうこりごりですぜ」ハット
「ふう、脅かしやがって~ マスターを待たせると例の眼つきで睨まれる」ドミノ

SRPGStudio イベント画面 廃墟の地下らしき場所にて 左側に紅蓮 右手側にロシェ 中央は射手のモカ 宝は置いていない

「でしょ、うちらは黄色い屋根にも難癖つけられてるから 地下で何してんの全く
埋蔵金なんてそんな簡単に見つかるわけないじゃん アホくさ ハズレよね」モカ
「うーん 何だろうか 飲んでないのに酔った様な感じがしましたが 空気が悪い
場所なんですかね 出ましょう古銭の隠し場所ではない様です 残念」と錬金術師

「やっぱり昔の地下牢だったんじゃないの? うちらと関係ないわよ多分」紅蓮は
「くだらないわね、花火の方が楽しいじゃないの ピカってお終いなんてさ 昔の
遊びって単純ね 早く食事に行きましょ マスターが待ってるわよ♪」コバルトだ

「行き当たりばったりで宝など発見出来んぞ 休憩場所は反対であろうが」小夜香
「戻ろうか、ただの悪戯にしては場違いな揺れを感じたけどね これでいいわ」姫

期待ハズレの場所だったのだろうか? 他に目ぼしい様子もなく敵も隠れていない
進軍から体力を消耗していたメンバーはそのまま来た道を戻り森の休憩所へ向かう

 

                悠久の図書館
「何も変わった様には感じませんね、別の場所で接触を図っているのでは? 私は
元々が盲目ですので 対策済みか 抱き込むつもりかしら 意図が読めない」司書

「気に入らないわ相変わらず、こっちの呼びかけには応答しない気だわ」怒る白猫
「他にも候補はいるハズですので・・・ダメですね反応はないです 小癪な」黒猫
「暫く静観しろと仰るのであればそれでもいいです こちら側としては結果が重要
であって当然なのですよ、絶対がないのは双方が同じ どう転ぶか」トワイニング

連合とは難しいものである 会合で折り合いがつかないのはよくある事、同胞でも
国というものはトップの他に必ず重役がいる、独裁者は破滅の道を辿るに他なしだ
領土が広い方が絶対的に有利とは限らない・・・恋愛勢の領域が強すぎる クソw

「いえ結構ですよ、広いという事でしょう それを知れと ふっ ざまぁないわね
一部なのは皆同じですから 全てを把握出来ないからこそ今があるのであってここ
もまた然りで 理解します☆ 後は食事で盛り返しなさい」大司書は追い返す――

 

                 今日の飯どころ
「な? 場面切り替えが大変なわけよ小説だと、人というのは空腹になるほどに他
者を疑りやすくなるものなの 破綻しない様に繋げて行けよな」貫禄のピジョン氏
「今進軍の最中でやんすよ姉御 只今戻りました、はいはい手伝いですぜ」ハット
「遠征中は焼き立てのピザは望めない、俺涙目~ ショックで痩せるかも」ドミノ

「ないわい! 入り口を塞がれると周囲の気温が高めになるから先に入ってくれる
料理を運ぶ前からなんで汗かいてんのよ 酸っぱい臭い出したら殴るから」モカ達
「まあまあ、その握りこぶしは控えた方が宜しいかと 余計な体力を使いますので
納得してない事は誰にもありますよ、内輪揉めで脱退したら笑い者です」(^Д^)

「色々とすまんな 元々こういった感じだ 少し反省しろとうちの錬金が」小夜香
「今更気にしてないわよ いつもの事でしょうが はっは 笑顔が怖いとか無いわ
厨房で準備しておくから残りの行を埋めておいて、宜しく」ピザ漢を引きずる統括

何かしっくりこない時は美味しい食事で憂さを晴らしておこう 既に軍隊の行動中
入り口でリーダーがカモフラージュの仕上げをした模様、安全を確保して休憩する

「小夜香でも反省するのね 珍しいかもよ もうギルドの運営じゃないから」紅蓮
「珈琲ブレイクで今日のメニューを待つアンリさん達なのよ 何が出て来るやら」
「食費なんぞ共和国にツケればいいのよ 私達が最前線だから文句はないさ」騎馬
「ずずず へ? クローバーさんだぜ私 ここで余計な小技せんでいいから小説は
だいじょうぶ、大丈夫よ シナリオでこっちが劣化するハズねえでしょ」天を睨む

ゴゴゴゴゴ・・・普段はその力を封印している コンタクトなど必要では無いのだ

                    
「静観ではなかったですか、そうですか 余計な詮索は止めておけと こう来るか
私は行きませんよ向こうの策略です 地上に降りる理由がないのですよ」盲目先輩
「あの軍勢の料理人は昔の未熟者とは別の過程を辿った者なのよ 成程」白猫さん
「同じ道は行けないのだなやはり 危険を冒してまで下に降りる意味はない」黒猫

「これは驚いた 私か? この空間の幹部に当る存在だが名は無い 黄金郷にいた
地上ではマスカットとしてダミーの従者がな、もう迷いは無いハズ このままで」
「私は支配人の精霊ですけどね 人外ですので此処の面子は、かき混ぜる事は不可
顔合わせはしております 意見交換する場所ですので諸々 背景自体が無効です」

先手を打たれたのは果たして誰か 答えは今求めるべきではない、進軍中の食事を
この物語、太陽の軍勢に違いはない 任せておく方が無難と見たか 読者こそ真理
後半は雑談の余裕がない展開かも知れないのだ 見たいのは設定よりも冒険箇所と
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「? 天井とか見ても何もないじゃん あー、食事マダー若手は空腹よ」コバルト
「別になんでもないぜ クローバーさん寛大だからよ、豚の角煮は脂ギッシュだろ
こってり過ぎるのは胃もたれする Training is a stepping stoneよ」訓練済みと

「まだ出ていないわよ 何言ってるのか ギトギトは勘弁しろって事かな」狙撃手
「む、チビのオッサン組が運んで来たか ようやく飯にありつける」大食いの隠密

出て来たのは意外にも各自にワンプレート カツレツ? いや、ラム肉の香草焼き
表面にパン粉を付けて調理する シンプルな料理、付け合わせにマッシュポテトか
・・・山盛りに決まっている、以前に香りとイマイチだった為か 今度は合わせた
タイムとセージの相性が羊肉のクセを打ち消して、美味だけが残る 絶品の一皿だ
ここにワインは用意されていないが ビールやエールでも抜群にマッチするハズ
案の定好評だった様で むしゃむしゃとかぶりつく最前線のメンバー達、ゴチです

「豚じゃなかったみたいね、脂を控えた方が胃もたれしないで済むでしょ」アンリ
「んー、美味だったな また馳走になりたいものよ、皆ガッツリと食したな」隠密

休憩を終えて次の行動に出る太陽の軍勢 日が完全に昇る前に進軍の準備を始める

「一応警戒はしていたけれどここは敵が出なかったわ 埋蔵金は夢物語よ」各面々
「だっはっは、絵に描いた餅より満腹感を優先する 思ったほどの大軍じゃねえよ
更に進行されたら流石にビビるだろうぜ、戦いの年期を思い知らせるか」ピザ兄弟

焦っても結果が直ぐに出るとは限らない 自滅する事だけは避けたいものであるが
全ての視線を納得させる事は非常に困難だ、一歩踏み出せばそれが新たな道に――

                                第68話 黄金郷編 5085文字 (続)

紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV

食事風景 ラム肉の香草焼きらしき一皿 大きいサイズで食欲をそそる

グルメ専門の物語ではありませんが、企画の根底は食レポ風を意識していた部分もある

後に長期の戦記になるとは想定しませんでした バトルの比重の方が高めなブログ小説

次回 ブックマークといいねの使い分けで違いに差をつけよう

 

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

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