戦技の使い方は実践で試される、私の黄金郷に後退なし

トリプルAタイトルと比較されても同人ゲームが元なので、リングは出て来ません
ロードでもエルデンでも危険な思想に変わりはない 必殺技はノベルのオリジナル
戦いに勝つための必要な技術・・・モブキャラでは発動出来ない奥の手をご用意だ
シミュレーションバトルの構想から派生しております本作 是非一度ご検討下さい

メニースターズ
第64話 黄金郷編

エース共和国の援軍に出た太陽の軍勢は、夕刻の街中で激闘中の三銃士達の援護に
煙幕と火の手の上がる予想以上の乱戦へ突入していたか 戦場に待ったは通用せず

「あまり無理はしない方がいいわよエース共和国さん もう狂戦士も普通の兵士達
じゃ歯が立たないぐらいよ 負傷したらそのまま後方に下がってくれる?」だとさ
「出遅れた! こっちは私が対処するから反対の方をお願い出来るかしら」アンリ

「悪いがそうさせてもらうわ こんな化物の相手してられない、ご武運を」守備隊
「俺達ギリギリで助かったのか、よし 一旦後方迄撤退だ 危ない所だった」配下

ぬおおおおお! 相変わらず吠えまくりの狂戦士、戦う以外の感情は元より希薄だ
一般の兵士にはここで下がって貰う 敵のボス勢は後方に控えたまま戦闘は継続か

「化け物が! こんなのが世界中に闊歩したら世の破滅だ 私達も出来るだけやり
ます 負傷したら下がりますのでお構いなく進軍して頂きたい クソッ」ブルーノ
「どうやら世界を救うのは私達ではなかった様です 太陽の、そうですか 闇を打
ち払えるのは光です 普通の軍では無いのですね 私には分かります」シルフィー
「助かったよ 君らと同盟を組まなかったら今頃は、砂金や宝石どころではないな
地上の切り札かも知れん 太陽の軍勢 我らより何枚も上手だろう」ラインハルト

「メインキャラだからクローバーさん、大人しく引っ込んでろ な?」そうかよw

ここで反撃の態勢に転じるアンリ達 街の入り口から西側をピジョンとクローバー
東側をリーダーと小夜香、そして各後方からの援護の形 以下三銃士が補佐をする
基本の布陣で敵の殲滅を狙う しかし敵の数は多い「足元、危ないですよ」と錬金
詠唱を終えた魔術師の烈風がいきり立つ野蛮の突進を遮る 続いて後方からの射撃

味方の支援を受けて左右の攻勢は逆転する、力任せに殴り飛ばすは爽やかな兄貴達
西門付近 そして街の東側の入り口で双方が大暴れ中 狂戦士の姿を次第に減らす
徐々に中央へ圧力をかけていく太陽の軍勢 分散していたが本領は合流した後――

「これは意外だな、中々やる様だが まだ終わってないぞ 行け」敵のボスが指示
「フシシ💀 まだ始まったばかりではないか、馬鹿め 本当の戦場はまだ先の方」

・・・丁度メンバーが街の中心に寄りかけていた隙を狙っていたのか 敵の援軍が
アンリ達より疲労の濃い三銃士が危険だ 息の上がっている彼等を仕留める作戦か

「左右から押し寄せるつもりね 北だけじゃないみたいよ 挟み撃ちか」紅蓮さん
「構わんよ 戦場とはこういうものではないか 迎え撃つのみ!」抜刀する隠密氏
「油断しないでよ、一回かどうかは分からないからさ 一体づつね」冷静な狙撃手

一度数を減らした狂戦士を中心に 追加で街中へ侵入して来る「方円の陣へ展開」
じわじわと間合いを詰めて殺気を放つ敵に素早くピジョンが味方に号令を飛ばすが
四方から一斉に飛びかかろうと、群れをなして威嚇する闇の手の者 グオオオォ!
・・・キイイイィン! アンリの懐から不可思議な金属音、夕陽を受けて金色に?

聖騎士、導師、狙撃手、隠密、怪力組、錬金術師、紅魔術師、騎馬師、そして神女

(゚д゚)! 輝きを失っていたマスターの戦槍が黄金に煌き出す なん・・・だと!?
発動するハズがないのに、※ピジョンは既に両門を潜りぬけています 金の戦技を

 

              食らえ邪悪共 我々に後退はない!
                               🌞
                                  「ゴールデン アヴェンジャー!!」

 

メンバーが一瞬だけ黄金色に染まった気がした、その刹那に上空からの龍の咆哮が
周りを取り囲んでいた狂戦士とゾンビ達が一斉に弾き飛ばされた ギャアァアス!
普段は闘志の萎える事がない悪鬼の群れが 全て悶絶してメラメラと燃え上がった

まるで地獄の業火に焼かれているかの様に、ほんの数秒の出来事だった この火力
なだれ込んで来た周辺全ての敵を焼き尽くし、浄化してしまったのだ 辺り一面を
ぶすぶすと煙をあげながら穢れた骨すら残らない、浅黒い灰が風に舞っていた――

「雑魚が何体来ても同じよ! 意外と大した事ないわ 悪は討つ」流石の姫( ノД`)

「凄まじい闘技だ これが{太陽の軍勢}か 強い! これならば」ラインハルト
「なんて威力だ、C国では勝てないわけだ これほどの力とは 場数の違いなのか
いやそれ以前の 私達が苦戦していた化物の群れがあっさりと 一体?」ブルーノ
「私達の味方で助かりました まだ決していませんがこの街はもう大丈夫でしょう
形勢逆転です 大至急本部に伝令を!」歓喜したシルフィーは部下達に激を飛ばす

「おのれ、何を勝った気になっている まだ戦争は始まったばかりよ 私を倒して
から語れ 人間如きが まだ食いごたえは足りん お前達が育てろ」逃走する髑髏
「チッ 何をしやがったヤツラ? 只の軍隊ではなかろう将たる者は隠れん」ボス

街へ侵入を試みた敵の増援ごと燃やし尽くしたメンバーはそのまま敵の大将を囲む
もうこの勝負は見えているが、戦争に情けは無用だ ヤツは雲隠れした様だが――

「馬鹿な、戦技を扱える組織だと・・・何者だ貴様ら 名乗れ!」歯ぎしりの敵将
「さあ、知らんな 貴様らはサウルーン軍だろうがな 邪神とつむるとは」小夜香
「俺は小細工はしない主義だぜ 近づいてクソみそに殴るだけだからな~」漢よな

・・・敵の指揮官がフルボッコで没したのは言うまでもない 援護は間に合ったと
開戦の発端はC国だが これ以上は後退出来なかったエース共和国を友人が救った

「終わったかしら 成程 某帝国ほどじゃないかな いえ まだ始まったばかりよ
油断はしないで、今の私達だからこの力を引き出せている 信じるよ」とマスター
「戦いの年季が違うでやんすよこの部隊は、戦争を甘く考えてるのかい」ピザ兄弟

「激動の時代生まれよ、これでサウルーン軍も警戒し始めるでしょうね 只の軍隊
じゃありませんから まだ邪神の部隊が不明瞭だわ、羽虫の飼い主か」嫌顔のモカ
「あーお腹空いたわ 帰国して直ぐでしょコレ 樽ビールをグビグビしたいのよね
後は宜しく~ 本部から指示来るまでこの街に常駐でいいのかしら」コバルトさん
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北地区の防衛戦はアンリ達の加勢により共和国の勝利に終わった 三銃士他の負傷
者は伝令と一緒に本部へと戻る事になる 次の戦略を練る為に、闇との開戦だった

 

                  エース共和国城内
「ラインハルト以下只今戻りました! 感謝します陛下援軍がなければ今頃はここ
には戻れなかったでしょう、現地での太陽軍の活躍は凄まじいものがあり」隊長が

SRPGStudio イベント画面 エース共和国の会議シーン  ラインハルト、ブルーノ、シルフィーの三銃士 帰還の報告

「私達が数人がかりで精一杯な化け物共を容易く撃破しておりました やはりあの
部隊は クソッ 何という事だ、同盟してなければ今頃は危なかったか」ブルーノ

「明らかに恩恵を受けています しかも全員だわ、何という事でしょう 私達が足
手まといになるほどなんて 現在敵の進行に備えて現地で待機中です」シルフィー
「ご苦労だった 多少の犠牲は出たが正直D国いやサウルーン軍に対抗出来る部隊
は他にいないハズ 伝令でも教えていたが奴らは人間ではない闇の一派だ」首相が

「俺は知っていたんだぜ、でもこれで向こうも気が付いただろうな こっちも普通
の人間じゃねーのよ 君達は怪我を治療しててくれ また忙しくなりそうだが」鳥
「これで少しは敵の出足が鈍るはずです 戦力の濃い箇所が敗北したのです敵勢は
このまま最前線になって貰いましょう、邪神の軍まで控えてるなんて」焦る書記長

 

防衛戦は切り抜けたが今後の敵の出方が不明だ、なだれ込みに失敗した悪の行方は
戦略とは状況により様々な対処が要求される 一筋縄ではいかぬ予感が過るが――

 

                  悪の会議室
「敗北と? 聞き間違いかな エース共和国の国境沿いから進軍が鈍っているとは
大凡伺っていたが 今、何と言った」ラーク教団のナンバー2 指南役のレモンだ
「ハッ 申し訳ございません! 報告しにいのですが、我が軍の進攻前線の部隊が
エース共和国の別動隊に撃退されたという事になります」まくし立てる導師のチリ

「違う そうではない、なぜ人間の部隊に負けたかを聞きたいのだ 既にこちらは
D国改めて闇の軍勢として世界を掌握していくのだ 有り得ぬ話であろうが」国王

「先陣にいたのはザクロの部隊だな 所詮は若造か 連れの髑髏も八方美人の信用
出来ぬやつよ 雇われの様なものだ 只の軍隊ではないだろうな まさか」山羊頭
「私の偵察部隊の情報だと{太陽の軍勢}と呼ばれているようだぞ その別部隊は
油断ではあるまい 奴ら光の一味と組んでいるやも知れん コチラの真似か」幹部

しばし重苦しい沈黙が続く、予定どうりの手筈ならば北の国境から制圧出来たのだ
煙幕を撒かれた程度で怯む部隊など 世界を掌握するにはいささか弱小ではと――

「光の一味だと? 反吐が出る様な気分だ この地上は闇に染めるのが相応である
決めたのだよ、何人たりとも邪魔は許さぬと さて、どうしたものか」中身は教祖
「強いのか その太陽とやら、気に要ランな アバレタイ気分だ」不機嫌な龍族達

・・・ブオオォン 漆黒の気配がした 何かが具現化する、読者のカンは鋭いのだ
闇との対峙はこれが初ではないと ゆっくりと渦を巻きながら あざ笑うかの如く

「ほう、久々に地上に出てみれば光の一味だと? 馬鹿め、退屈していたところだ
いいだろう 誰かそのトカゲと先に出ろ ラーク卿 今後は俺が司令だ」冥王出現
「ようこそ冥王サウルーン様、ご安心を 我々は二段構えです、邪神との盟約済で
私共はまだ若輩者ですので 召喚に手間取っております、後に地獄絵図を」と側近

「これはサウルーン様 わざわざ会議にお越しとは 失態をお許しください 不慣
れなもので、魔王のパズス殿が参戦する予定です ペットが先に飛来中で」配下達
「一旦私は後ろに退いておくとするかな 終わりだな奴らは 冥王自らが司令を取
るのではな くっくっ、では見物させていただきますよ サウルーン様」悪の元首

※邪悪達の外見はご想像にお任せします 横書きはセリフを重視にしたいと同志達
遂に動き出した冥王サウルーン 果たしてこれから先のアンリ達の命運は 進軍の
準備に追われる敵勢をよそ眼に最前線の街でつかの間の休息を取るのであった――
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                 防衛線の街で
「ふう これで一段落ついたかしら あれから直ぐに進軍してくる様子はない様ね
襲撃箇所の修復も楽じゃないわ ねえ これって給料は出るのかな」売れればな😡
「さあ、何とも言えないですし 侵略されたら給料どころじゃないと思いますがね
現在は戦闘の気配なしです、モカさんは合理主義かな いえ味方ですので」ロシェ

「大体片付けたでしょ 形だけでいいわよ 私等元々は共和国の人間じゃないから
あー疲れたわ 休憩でいいわよ日も暮れてるし、休憩の方宜しくねー」疲労の紅蓮
「この街の休憩施設を使っていいみたいだぜ 赤屋根のアレだよ この街にも似た
ようなのがあるんだな、襲撃を受けた東門の南側だとさ 私ってば双子なのな♣」

「? 酔ってんですかい姐御 まだビールタイムじゃねえよ ガス欠寸前」ドミノ
「連戦はカロリー的に辛いでやんす ここでしっかりと補給しておかねば」ハット
「と、皆がぼやいているので例のごとく私は準備しないといけない訳なのよ 休む
暇ないんですけど~ 色々仕込みしなくちゃ あーマスターはピジョン氏だから」

襲撃の後始末をしていたメンバーは流石に空腹の様子 朝より夜間の方が食事寄り
今は街の中だ、エース共和国城内へ帰還した兵士も多数いるが 連絡待ちの状態か

「何でもいいぞ 野戦中でなくて助かったな 進軍中だったら基地の設置の体力は
残っていたかどうか 今日は一旦休むか、歯切れが悪くなりそうだと?」だな隠密

「皆お疲れの様子ね 傍に見える小屋でいいのかしら、んじゃ各自、自分の野暮用
終わったら合流で 今日はもう休みましょうか また後でね」リーダーは忙しいが
「あー、喉カラカラだわ~ 瓦礫の撤去とか守備隊の仕事でしょうが! 尻拭い役
じゃないわよ私等 了解したよ 飯抜きの冒険とかありえないからうちら」騎馬師
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お疲れ、次の戦闘まで休憩しておかないと流石に持たないわ と、呟くアンリだが
小説版にイベントスルーは無い 改稿する羽目になったのは誰の責任か 例の扉を

 

              ガチャリと開ける定期
「ふう、入り口であれこれ言わんのよねこっちは クローブ来てんのか ヤバいな
姉妹とかち合わない様にしろとさ 別の場所に居るからメインには来れないでしょ
言っておくけどマスターは一人ですから 気にしないでいいわよ読者も色々だから
ただいま! アンリよ 勝手に入るからね 入り口にいると崩壊するから避難して
来たわよ 今日の当番はー? 今回の尺の取り方ミスってないコレ」( ノД`)すまん

「あ、お帰りなさいませアンリお嬢様 琥珀です今日は、今お茶の準備をします」

( ´ー`)y-~~ 聞きなさいタカシ(誰よw)人というのは何処かで間違えるものさ
知り合いのタロー君なら構わず書き殴りでイクところだが 長丁場な物語の箸休め
次回は語りと食事を提供するのでワクテカしておきなさい では、お願いします★

                                 第64話 黄金郷編 5096文字 (続)

紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 黄金郷編 PV

SRPGStudio イベント画面 秘密のアトリエ内 左側にメイドの琥珀 右手側にヒロインのアンリの立ち絵 大理石風の廊下

WEB小説で不埒な行為をすると健全なサイトからは追放の危機になる、容認してる場所も

どこに投稿するかは作者次第です 18禁の濡れ場は譲れない方々もいますので 幅は広い

次回 ラノベ作家の文章力が幼稚な理由を探る これはひどい

 

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

投稿サイトでも掲載中(画像は無し)