PCで楽しめるノベルゲームのおすすめ作品紹介!隠れた名作は埋もれている

本格的なビジュアルノベルを求めてるなら気色が違うよなー、ちょっと待ちなさい
戦闘シーンがあると不満ですか? 本作はSRPGStudio制のシミュレーションです
作者が改稿してWEB版の小説として書き下ろししております 手抜きは一切なし!
第一部だけで20万文字近いので読みごたえは抜群 活字好きなら絶対にハマります

メニースターズ

私の旅団 第10話

「では先はお任せします お強いですね皆様方10名は どうかお気をつけて」
「私達は港の襲撃を警戒しておくよ、ここで会ったのも何かの縁、ご武運を」

ミスト島へ遭難したマリー達は地域住民の争いに巻き込まれ東側に加担する事に
ピジョンの旧友を加えて10名体制となった、皇国の気配がする西方面に進軍する

「あー休ませろ! 足痛いわよマリーさん 年寄りを労われよな」最年長の様だ
「HEYユーそろそろ暗くなって来たわよ、進軍の責任は」念押しのパンドラさん
「小説の方がセリフ少ないとは いい勉強かと」皮肉の得意なライオネルである
「皆、お疲れね 食事は条件があるの北側の森に向かいましょ」先頭のマスター

やや長めの山道へ出た 町長達から少し先に集落があると聞いたのだが奥の方か
夜間の進軍は危険を伴う、一行の北側と周辺は森林で覆われていたが敵はいない
ピジョンの提案で休憩を挟む形になる様だ 奇妙な感じがした 廃屋が見えるが

「古いロッジの様な建物だな、人の気配がしないが 森の中とは」傾げるレオ達
「ああ、随分と朽ち果てた様だ ピジョンに任せておく方が無難だぞ」と飛鳥。
「うう・・・何でこんな事に 信じていいんでしょうね!」オリーブが怒り出す
「お2人とも如何した・・・何だこの強い妖気は お主等一体!?」義信は鋭い
「この酒の匂い・・・確かどこかで!」一瞬硬直したのはリーダーのマリーだが
「恐れるな! 詳しくは後で話す私と友人を信じて欲しい」マスターは知っている

※この場所を訪れたのは実は初めてではない 私とアナタ方の一部は既に観ていた
同じ軌跡は歩めない、戦記の行方は有志諸君が決めるのだ 長い旅路へ一歩進んだ
                   ・                           
                   ・
                   ・
森林の中にはやや大きめの小屋 2つ見える 右手に赤屋根が、左手は青い屋根だ
どうも最近作られた感じがしない、朽ち果てている 先ほどの異臭が弱くなるが
  マリー達が足を踏み入れたのは右側の赤屋根である 統括が待っていた

「お帰り皆、また逢えると信じてた 戦争です既に、意味は各々にお任せしたい」

何時になく神妙な面持ちのピジョン その手には見慣れない一閃の槍が輝いている

「へ? あ・・・マスターだ そうですよ私達の!」サーシャはまだ若い、当然だ
「HEY、食事は出してよね~♪ 10人よパンドラさん達の旅団は」聖女殿は強い。
「そうだ、マスターよ私達の 違う、そうじゃない!」納得のいかないマリー氏
「待て、以前に酒を交わしていた様な気がするんだ俺は」レオが口元を抑えている
「私の勘違いだと思っていたが 君等もそうだったとはな」半信半疑のハイマだが

「古い友人がいてな、残念だが妖怪に飲まれた、夢の話だよ無論」印を結ぶ義信。
「私達って何度喧嘩を繰り返したか、ここへ辿り着くのにね」だな、ライオネル
「侍の飛鳥だ、剣の覚えはあるが飛翔は出来ん、代わりにこの名を授かったがな」
「オリーブさんライトな恋愛系が良かったのに 腐れ縁なのか、この馬鹿達が!」

                                     
               BGMはないが( ノД`)

 「私達はレムーアの軍! ここで名乗らせていただく 戦場は先手が定石なの」
 「!・・・そうだ何処かで聞いた事のある名前だと」我に返るレオ達3人衆だ
 「ネクロス皇国じゃなかったハズ、マリーさん魔力弱体してるのよ 一体?」 
 「古代人なのよユー我々は 背景が見えない利点 この10名が戦場に出るわ」
 「オリーブさん達の先祖は小国家なの 選定が同じじゃ敵の術中に嵌るのよ」

 (読者諸君が主役だ、我々の姿は君達が描け! 辿ったのはこのWEB版だと)

 「本来ならレムーア軍は強力な魔術に精通していた 既に妨害工作されてる」
 「不利だわ・・・敵の隙を伺いながら休息を取るしかない」屈辱の大魔導士
 「チートは読者が許さないそうです 高難易度で」空腹すぎるぜライオネルよ
 「この周辺は敵がいないので助かりましたけどね」そうなんだよサーシャ君w
 「手抜き出来ないわよこの先 オリジナルにしたんだからね」聖女は語った。

満月のイメージ画像 実写ではなくイラスト 夜空

マリー達は自分達が古代のレムーア軍である事を思い出す事になる(説明しろ)
軍隊とは組織だ、その状況により編成のメンバーが変わる 同じなハズがない
絵具の話を覚えているだろうか、似た色を作り出す事は可能だが完全は無理と
古参の作家が初期にUPしていた文面、現在はどうか 更新されているハズだ

初期の頃を知っている読者、最近読んだファンの方々、大元は共通しているが
辿ればいい アナタだけの物語を 我々が生き抜いた世界は此処だったのだと
子供の時代と日差しが同じならそれでもいい 大海原の1つ 選んだのは君だ

                  
「全く 何カッコつけんてんだか~ 食事の描写忘れてんじゃないのアナタは」
          センターのピジョン氏(あの顔なー)

「ロッジの裏に調理器具と火を起こせる設備が残ってました」ライオネルは狩人
「ヤバいな マリーさんも老ける展開だわ カサカサしてやる気ねーから私」
「森なら手分けして食材の確保は可能だ 軍隊ならば」ハイマを選んで正解さ

ピジョンが腰に下げていた皮袋から数個の丸薬を取り出す 各自に配るのだが
「感謝いたします御大・・・」戦地で酒の確保は難しい マリー達は呪いの軍
この先解毒が必要になる、組織と言った我々は、(健全版ですので)宴はない

「恐らく完全に断つ事は出来ない、これも因果の1つかもね」マスターと面々
「もう打ち切れwオリーブさんの楽しみ消えたわこれ」うなだれる槍使いさん
「この飛鳥に酒抜きで戦えと? どういうことだピジョン」怒りの女侍だった
「HEY、また過ちを繰り返すわけにはいかないのよ」意外と自制の効く聖女だ
「まあ、長旅なんで何処かで補給は出来ると信じましょう はっは」若造談。
「森林がある土地なら食い繋ぐ事は可能だ 果実なら効率がいい」ですよねー

街の中で施設が使えるならそれに越したことは無いのだが 遠征では勝手が別
レムーア軍は元々魔術国家だという事だ(後に詳しい描写を設ける予定です)
 ――現在は自由に秘密基地を構築できる程の魔力は確保出来ないらしいが。
周りが森林に覆われているならサバイバルは出来る、さて 何を採取するのか

「ヤシ科の植物でしょうね、汎用性が広いです」ライオネルが役に立ちそうだ
「ああ、食用以外にも色々応用出来る 宜しくな」軍人のハイマと同意見か
「いきなり昆虫食は勘弁ですよね パンの木とか?」クワ科だがなサーシャ君
「馬鹿じゃないの 天才のマリーさんが魔法でじゅわあんで私つえーでしょ!」
「何で宴会出来ないのよ!オリーブさんグビグビする予定だったのに クズが」
「君等いつもサバイバルしてるのか、食事には恵まれない予感がする」女侍だ
「あーキノコ類は避けてね フラグ用意するから作者が」警戒するマスターだ

クソ・・・画像が使えない弊害がここで来るとは チートで楽すると興覚めなの
どうしろってんだ、火は使える状況で調理器具あるなら素材確保で余裕なのでは
ココナツ系が近くにあるなら最優先で採れ、水分補給と併用になる、ヤシ科の蔓
加工すれば簡易ロープ代わりに使える 昆虫は避けて沢蟹や小魚を狙ってみては

近くに渓流があるかは知らんが 樹液のメープルシロップ パンの木と合わせろ
野生のバナナ種はどうか、火を通せば芋類と極端に違いはない 狩猟も可能だぞ
軍人と狩人いるのに贅沢ばかりさせるハズないだろ(有志が宴会は飽きてるとさ)
古代人ならこれぐらい出来なきゃおかしいでしょ君等 誰か甘やかし過ぎたか←

               そして数時間後
今までの行いを反省するように渋々素材を集めて来るメンバー達 苦労を知れ☆

「運よく小鹿をハントしました 今日のメインはこれですね」流石レンジャー達
「捌く光景はカットだぞ 全年齢を考慮するなら加工後だ」正論ですねレオさん
「パンの木はありません、ジャックフルーツ系を見つけました」サーシャと他。
「HEY、果実は色々ある様だから飢える事はないでしょユー」パンドラも納得
「森に自生していたハーブ類で鹿肉のローストね 果実を切り分けておいて~」
「ここで干し肉作っとけば後々役にたつってさ、大魔導士が何してんだかな?」
「く・・・これじゃないわよオリーブさんは 苦行の旅の予感がして来たわ。」

宴会を期待していた数人のメンツは苦々しい顔をしながらも空腹には勝てないと
食事の面では今までマスターに頼り過ぎていた事を思い知る形になる ざまぁ
この先の行方は組織対組織、ここはゲーム場ではないぞ 戦場だと知りなさい
森のキャンプで野営をしながら交代で仮眠を取る・・・私達の戦いはk(゚д゚)
チッ 毎回サバイバルならもう読まない勢が出るからバランス考えとけだとさ
オリジナルでしょうが全く 高難易度マダー、とか言ってたんじゃないのかよ
     陰キャって怖いわね~♪ 読者の意見って様々ですからー 

 

              そして夜明け前、
     私的オリジンSRPG 見届けに来たんじゃないのアナタも
     チラシの裏なら誰も読まない時代よ では進みましょう
     第1部で退屈したら切ってくれていいわ 代替あるならと 

     ――私の知っていた友人はもう此処にはいないのだ――

          第10話 3557文字 某日 (続)
※ホームページは画像付きです 今後ともよろしくお願いいたします~😊

紹介動画に興味のある方はこちらから☞ メニースターズ 私の旅団 PV

SRPGStudio イベント画面 森林で休憩を終えたメンバー 夜のあいだに西側へ移動しようとしている

これでようやく10記事なのだ 原案スタートから三年目です、一応は形になったのか?

・・・ゲーム制作の一番最初はキャラのセリフが全く思い浮かばずに歯ぎしりでしたが

次回 テキストと装飾デザインで読者を引き付ける方法とは?一例のご紹介

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

投稿サイトでも掲載中(画像は無し)