だって時間がないから、皆そう言います 24時間縛りは共通してるので言い訳かと
アイデアはあるんだけどな・・・そう 勿体ないと思いませんか、あと少しの判断
スタンプやTシャツ販売に着手してる方は才能がある 他にも形に出来る道は多い
やるか、やりませんかの違いだけ、将来に後悔したくないならばキッカケを探そう
メニースターズ
第74話 黄金郷編
遅れてしまったが凱旋の続きからだ、趣味とは楽しいからやっている 普通はそう
ここまで付いて来れている皆様は読書には慣れている 絵に描いた餅よりも食事だ
「いいのよ、勘違いなんて人生には当たり前なのだから 故郷を思えば今日も喉が
渇く 合わせ技なら大盛定食に卵をつけてよね そんなマスターです」休憩所だな
「はっは、流石は俺達の姐御 ガシッと手伝えとさ 痩せるかも~♪」ないわー😡
「相変わらず訳が分からないわね 入りましょう はーいお疲れ~」コバルトさん
「ふう サウルーン軍と邪神達の戦いが終了で疲れが出たのか 何か肩が凝るんで
すよ もう歳なのか、気が緩んだんでしょうか どうも体調が芳しくない」ロシェ
「貴方 街の入り口でも言ってたわよ 見た目はまだ若いでしょせっかく街の歓迎
受けたんだからシャキッとしなさい 確かに遠征は疲れるけどね」スカーレットが
「腹が減れば誰でも疲れるものだ 我らの勝利だよ 残党なら気にせずともいずれ
消えるだろう 酒屋に寄ってみたが在庫切れの様だった、清酒は無いそうだ」隠密
どうやら全員休憩所にいる様子だ 外ではお祭りの準備でそこそこ賑わっているか
現在は街中なのでそれなりのご馳走を期待されている 厨房に行くマスターとピザ
「食が細いとスタミナが持たないんだぜ そういや指導者を失ったC国やD国って
誰が統治するんだ? 暫く放置なのかやっぱり 結構な広さなのよね」導師と面々
「どの国も迂闊に入ろうとしないでしょうよ だって狂人の発端の国よ 他にも怪
しい薬物が蔓延してるかも知れないじゃん 薄気味悪いでしょ 普通は」射撃役は
「無難な果実酒で我慢せよというお布施らしい、ビールがいいなら別途だ」小夜香
「まだ食事出てないわよ ワインは買占められたと 私はサワーでいいです」紅蓮
「私はビールでお願いしますね 今日はグビグビ出来そうだわ♪」酒豪のコバルト
「モカさんアルコールに強いから酔わないのよね 安いエールには飽きてるので」
「凱旋したんだから大ジョッキで注いでくれる? 私はビールよ当然 お通しは~
全く、気の利かない連中ね 誰のおかけで勝ててると思ってるの」クローバーさん
メンバーの中にいるとあまり目立たないのがリーダーの辛い部分だとアンリが呟く
ドタバタと奥からおつまみを運んで来るピザコンビ、今日はゆっくり休んでおくか
「あいよ、もう少しお待ちと姐御が言ってましたぜ」出された前菜は南蛮漬けか?
アジではない模様、これはシーバス(スズキ)を使ったのだろうか 臭みはないが
――作りかた
スズキ切り身を一口大に切り、人参 玉ねぎ ピーマンは細切りにしておく
スズキ切り身に片栗粉を満遍なく振り 焼き色が付くまでゆっくり焼く
ボールにお酢、砂糖、麺つゆを入れ混ぜ合わせスズキが焼けたらそのままボールへ
細切りにした野菜も全て入れ馴染ませる 今回は浅漬け用で酸味はあまり強くない
「凱旋祝いだから食材は何を使ってもいいって むしゃむしゃ 美味しいね」モカ
「南蛮漬けを出して来るとは、意外ですね 酢の物は疲労に効くのかな」錬金術師
「同じメニューは出さないのが料理人魂だと うーん、海鮮のコース予想」アンリ
「肉でも魚でもいいよ私は ゴクゴク、パクパク、旨いね~こうでなきゃ」騎馬師
「原案だと焼酎なのだな、ビールでも不味くはないが 私は正直微妙かな」小夜香
「生魚よりは全然いいけど カルパッチョとは別の調理なのねこれ」食べない紅蓮
「私は基本的に好き嫌いはしないのよ 要らないなら寄こせよ 贅沢は敵なのよね
むしゃむしゃ(´~`)モグモグ グビグビ プハーッ フヒヒ♪」ハイペースな薄緑
・・・同人版ではここでカキフライが出て来るのだが 難しい食材だと思うのです
食通なら定番のレモンを絞った生のアレ 皆さんはどうでしょうか、臭いが強烈で
癖のある部類なのでシチューか鍋に入れておけと 好物の方はパクパク食べるかな
牡蠣の出番はオリジナルではないので この後にエビとイカの炒め物は同様の定期
「全部が違うのでは無いと言う事で割と王道ですか、好評だといいですね」皮肉屋
「はっは、最後のメインは別のメニューだから お刺身は却下なのここ」マスター
火を通すのが世界のスタンダードだと思うと、生の食材は鮮度が関わるので中止に
メンバーが適当に雑談をしていると満を持してチビのマッチョが食卓に運んで来た
これは、キジハタの中華蒸しではないだろうか アコウとも呼ばれる魚で高級の類
「ほう、素晴らしい ごま油の香りが食欲をそそる 何故日本酒がないのか」隠密
「やっぱり海鮮なのね今日は、これはハズレないわ 中央に大皿で」スカーレット
「豪華な魚料理が来たわ いいねえ、ビールのおかわり下さいね~♪」コバルト他
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アンリ達一行は帰国の歓迎を受け復興の街で豪華な食事にありつけたようだ 本部
への報告に訪れたのは祭りの夜から1週間後の事である・・・だが波乱は近い――
国境なき連盟 モルト支部
「ふう、終戦記事の号外編集に追われてるのよエリカ達 これである程度ゲット」
「無名からの成り上がりって大変ですよね先輩、コラム以外もチェックで」タロー
「メリッサは騎士なのに何でこうなってしまったのだ、波乱の人生を導く殿方は」
「そのプロットは別作でお願い出来るかしら? とにかく知名度が最優先なのです
ワタクシに衣服を貢ぐ者がいるのですから、潜在的に需要はあるのでしてよ~♪」
「一通り仕事の目途がついたら次週は共和国へ取材に行って来いと、了解よ当然ね
シルヴィ先輩の努力が実を結ぼうとしている エロ記事だろうが何だろうが部数よ
読まれないならバッシングもクソもないんだから、短編組とは別の戦略で進むと」
・・・まさかの稼ぎ頭かイエローレーベルは 現実主義の局長の狙いが当ったのか
書きたいものではなく売れ線の編集を上司から指示されているらしい(生意気な😡
まだ本格的に平和が訪れたわけではない、確実に時は刻まれて行っている 長編さ
やる事は山積みなのだ、第二部で打ち切りにならない様に読者達を信じる以外ない
この時点でランキング外なら企画は失敗の可能性が高い 投稿サイトによるけどな
「お、久々に俺の語りが来ましたよ このタローに任せて下さいよ、ハリウッド式
三幕でまとめる気ならそうっすね、まさかの上位組ならばうな重でも奢って下さい
最低ラインはキープ出来ると思うんすよね もっと適当な物語は沢山いますよ現状
既に異世界転生モノは飽和状態なんだし テンプレに頼ってないだけマシですから
うちは悪役令嬢が控えてますけどメインじゃないんで 皆オリジナルで書きたいの
が本音だと思いますけど 二次創作だとキャラを借りる感じでしょ一次なら完全に
自分色に染められるわけだし、他の書き手の方はご存じだと思いますけど構想って
そんなに甘いもんじゃないっすよ 途中で何回も更新してる人マジで大勢いるんで
成長を見て貰うのも楽しみの一つですけど 今は移り変わりが激しい時代なので」
おっと、以前よりはまともな事を言ってる様だが またダラダラと尺を取る気かと
この物語の大筋はもう完成はしているのだ 問題は見て貰う事、評価はその後です
読み専門から意欲が湧いて執筆に移行される方もいます 何人か中堅につけていた
事実この作品の方が不人気で終わるかも知れない 勝負は蓋を開けないと見えない
歴代に残されてる人達が どのタイミングでブレイクしたのかが気になるのですよ
全員が最初から好調だったとも言い難い、投稿歴を遡ると意外と数年後に商業へと
やはり短期決戦だけが全てでは無いようで まあ、要するに応援次第さ★ (^Д^)
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( ´_ゝ`) 余計な小技を使うなと聞こえた気がしたが先に進めるのが先決なので
アンリ達がサウルーン軍を退けて数か月が経過しようとしていた 残った残党は諸
国の活躍も功を奏し、確実にその姿を減らしていったのだ そんなある日の事――
周囲の噂話にて
「ねえ、なんかまた現れたみたいだよ 今度は東の辺境だってさ これで三つ目か
しら 謎の石板風の柱だって 巷じゃ{モノリス}って呼んでる様だけど」女傭兵
「なんか気味が悪いですね 各場所の柱なんですが、全部作りが違うみたいですよ
今度のは金属の光沢でギラギラしてるって聞きました 誰かの悪戯かな」放浪術師
「君等も聞いてるのか速いな 最初はD国の残党が嫌がらせしてるって噂だったん
だが、自国から大分遠い所に二つあるしどうも違う気がするが 何なんだ」情報屋
「表側には謎の文字が刻まれてるそうじゃないか、でも誰も読めないみたいなんだ
何処の国の言葉か 金属らしきものもどうやら鉄じゃないって話だよ」近隣の狩人
「材質もわけわかんないってどういう事なの? D国の残党はもう殆ど退治されて
るって聞くけど いたずら目的にしては手が込み過ぎてるよねこれ」付近の配達人
密かに気味の悪い噂が立ち始めていた ここで場面は切り替わる、火種の元はC国
「ふっふっ そろそろ頃合いだな先に召喚だけ済ませておくか 機は熟した」旅人
確かに何処へ消えたのか不明だった 先にD国の王を唆してはいた、カラスに変貌
姿は真っ黒なのにどういう事か地面に影が映らない 力を蓄えるには時間が必要と
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「ふふ 素晴らしい! 盟約は間違いではなかったのだ そうですかD国は奴らに
敗れたと、よい時間稼ぎでは 感謝します新たにお仲間に加えてくれた事」アデル
「全くです そうですかラーク教団は奴らに敗れたとついでにサウルーン軍も始末
してくれるとは クク 配下に加えていただき有難き幸せでありますな」幹部のB
「かっか 気にするな 私もこの姿に戻るのに時間を要したからな サウルーン軍
の他に邪神も葬るとは寧ろ都合がよくなった これで我らが表に出れる」クロケル
「大義でありましたクロケル殿 先ず私を選択するとは 彼方も筋の良いお方だな
おお、地上か! 今度こそ これは待っていた甲斐があったというもの」フルカス
「このロノウェをお選び戴いたか 流石は同胞 そうですか サウルーン軍の奴ら
だが2流でしょうな、パズス共々 闇の一派ではあるが我らとは層の厚さが違う」
「ほう サウルーン軍と邪神を打ち破ったと 太陽の軍勢と名乗っておるのか成程
宜しい 先陣は私が勤めようぞ感謝するクロケル殿 ひと暴れするか」Aマリウス
はっはっは、と高笑いが響く どうやら別の邪悪、ソロモン軍がお出ましの様子だ
外見は読者様によりけりだが 簡素な容姿の説明ぐらいはしろと言われそうなので
復活したのはアール特別区に襲撃をかけてきた C国の元幹部のBと軍師役のアデル
これは既に知っていると同志、裏で暗躍していたのは各地を放浪していた例の旅人
正体はソロモン軍の一角、大ガラスの風貌クロケル、大型のがっしり系の鎧武者が
こちらはフルカス、続いて一見はダンディな貴族風の色気が漂う、名はロノウェが
正統派を思わせるが非常に冷静で狡猾、闇騎士のAマリウス 最初の召喚だったと
――C国の辺境が新たな異形に襲われ始めたのは それから数週間後の事であった
サウルーン軍とは別の組織によって 報を受けた共和国は臨時会議を開く事になる
周辺は連盟が発行していた臨時号外で すっかり終戦の流れだと思っていたのだが
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エース共和国城内
「どういう事だこれは サウルーン軍達は退治したんじゃないのか 残党がC国に
潜伏していたか、いや確かに倒しているハズ 余力など有るわけが 一体?」首相
「嫌な予感が的中しちまった様だな 地上が戦争になるとな負の情念が渦巻くのよ
奴らには都合がいいのさ サウルーン軍と邪神が舞台を用意してしまったぞ」宰相
「せっかく平和が訪れた矢先に、サウルーン軍達が別の勢力を地上に招いたという
事でしょうか そんなC国の研究施設は破壊されていたのでは 何処から」書記長
「報を受け参上いたしました 書記長 C国の内部は我らが進軍した時は、確かに
ガラガラであり 研究所と思われる場所もそれらしき姿はなかったハズ」隊長の弁
「そう 確かにあの時は サウルーン軍とは別の組織ですって どうやって いや
何処からだ? まさか、研究所の破壊の跡はカモフラージュだったのか!」副長か
「新たな邪悪の根源が地下に隠れたんだわ! 私には見破る事が出来ませんでした
そうですか・・・サウルーン軍とは違う勢力が 何て事を困惑しています」三銃士
太陽の軍勢とエース共和国の幹部達は一度予想を的中させているが 今度は違う敵
周辺の諸国は領地内の食い荒らされた畑の 新たな開墾を模索している最中だった
冥王の部隊と邪神パズスを沈めた後には不気味な蝗や羽虫は目撃されていない
果たして急変する世界、この後の行方はいかに 同盟はまたしても戦時に包まれる
平和を勝ち取るのは決して緩やかな道のりではない 波乱の幕開けを刮目せよ――
第74話 黄金郷編 5018文字 (続)
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後に驚異となる不気味な石碑が登場するのはサウルーン軍が消えた後だ、確認するが
脅威の類語は恐らく驚異だと思われますが 意味はさほど変わらない気もしますねー