分岐点とは再出発になる事もある この先は全ての選択ルートの開示

メニースターズ
第94話 黄金郷編

エース共和国の領土内にある北の街 不穏なイメージが浮かんだ一行は直ぐに出発
一旦本部に報告するのが筋だと判断する事になった 流石に疲労が蓄積されている
ここから真っすぐ南に街道を抜ければお馴染みの城門に辿り着く 本来ならば――
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「あれ 何か道間違えてないか私達 今共和国の本部に向かう途中よね? 北の街
から出て雨が小降りに降っててやり過ごしたのよ で、再開して進んでるの」モカ
「? おかしいな 以前はこんな道ありましたっけ、距離的にも何か感覚が変です
真っすぐ南に街道が一本だけだった気がするんですが ここってドコです」ロシェ

「街道じゃないわよ今 それに一本だと思ってたけど 西と東側にも行けるように
なってるみたい 変よ、手持ちの地図と一致してない場所に出るなんて事」紅蓮が
「何だよ 道を間違えたんだろ 戻れば ええっと いや、真っすぐ南に進んだよ
こんな風景あったかな、あー 腹が減って集中出来ないよ 飯は~?」コバルトは

さっきまで小雨が降っていたとの事 止んだらモヤが出ていたらしい、今は晴れか
凱旋したとはいえ宿泊はしないでそのまま街から出発したのだ 一行は空腹である

「兄貴~ 丸一日歩いた気がするでやんすよ まだ夕方とか、眩暈案件で」ハット
「まだ着かないのかよ、凱旋してから食事してないぜ こりゃ痩せるわ~」ドミノ
「? 確かに何かおかしいわ 私達の早さならもう本部に着いてる頃なのに 夕方
そういえば休憩してない割には進んだ気がしない、休んだ方が無難かな」ピジョン

嫌な予感が過ったアンリは地図を確認する「載ってないわこの場所 何処なのよ」
街道は幅が広めで一本道だったという事だが、途中で枝分かれしている森林に出た

「夕方だな、ずっとだぞ 勘違いではなく進んでない あの雨が上がった後からだ
しまった 確か山の時と、そうだった 濃霧の中だ黄金郷を見つけたのは」小夜香
「ヤバいね 休憩を勧めておくぜ クローバーさん強キャラだけど万能じゃないの
いいか、この先は自分達で決める事になる 分岐点とはで検索した新規の方宜しく」

( ノД`)と、言う事なのだ 太陽の軍勢は地図に載っていない場所で選択を迫られ
る事になる 一行は分かれ道の手前で休憩を思案し、決めるのだ そして 時が止
まったまま選んだ先には ※小説の読者は方向を選べないので全ルート伝えろとさ
変態は予想の斜め上を強いられる 数話で終わる予感がしない、比重の濃い箇所か
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「難しく考えてもしょうがないでしょ 南に行けばいいのよ 今までそれで本部に
繋がってたのよ 何か道、違う様な気するけど とりあえず休憩しようぜ」騎馬師
「賛成でやんす 急いでも報酬をくれるか、怪しいですぜ共和国の連中は」ハット
「よし 決まりだな 領土内は敵がいないんだから近くの森でイイだろう」ドミノ

「変だな やっぱりこの場所見た事ないわ そうね、南に続いてる道でいいんじゃ
ない 新しく作られた感じはしないね 前の方が整備されてた、これ街道?」モカ
ここでクールガイが反論した「違いますよ! 以前は石畳のようなレンガ式のまと
もな道でした」・・・敵が進軍して荒れた感じはない 第一今は領土内のハズ――

「前に一度北の街で歓迎された時に、行商用にも使う道だから整備してるって 酒
屋もそこの街道から行き来してたのよ 劣化したのかしら どうも違うわ」紅蓮も
「休憩して疲労を抜かないと考えがまとまらないか 手伝いなさいよ(ジト眼)w
無給で一番働いてるの私だったりするのに 後から決めればいいでしょ」マスター

「姫の行く道で決まりだ私は どれを選んでも文句は言わん 腹ごしらえが先だが
それでよいな皆も 悔いの残らないように食事をすべし、うむ 流石侍よ」小夜香

実はクローブは料理が得意なのだが、クローバーは嫌がるのだ 名前はスパイス風
双子でも好みが分かれるらしい 西、南、東 この先は三方向になる 大変だ~😡

「ちょっと、悪いんだけど十分ぐらい待ってて もう一度地図を確認する」アンリ
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北の街から抜け出て来た一行の直ぐ真横側に 設置に適した森がそびえていたのだ
対になっている反対方向に走り出すリーダーが一人 他のメンバーに扉は見えない
やや斜めに位置がずれていた様だが ぼんやりと光り出す木の幹を発見する事に
どういうわけかボロボロに軋んでいる 恐らく寄り道もこれで最終の予感が過ると

 

             ヒロインは無理やりこじ開ける
                ガチャガチャ!
バタン!「ふう、もしかして小説版は出て来ないと冷や汗ものだったわよアナタ方
ただいまー! アンリよ 誰かいないの おーい」・・・反応はない 人気が無い

呆然と立ち尽くしていた 自分の今までの旅路は無駄に終わったのか と、その時
何故か奥の物陰から無音で忍び寄る影が一体 スーッ「お帰りなさいマセ」ロボが

「ウィーン ピッ ピッ オカエリナサイませ アンリ様、お食事にナサイマスカ
お風呂はソウジ中ですのでモウスコシお待ちクダサイ ご用件をドウゾ ピッ」w
「え? 何これ ロボットよね ここって私のアトリエじゃないっけ どういう事
誰か作ったの? 侍女って私以上に文明に詳しかったとか、嘘でしょ」驚く主人だ

追加でもう一体滑るように現れる「旅のお話聞かせてクダサイナ ピーッ」(゚д゚)!
此処は黄金郷の広間ではない 原理は謎だが何かの悪戯だと疑るアンリは憤慨する
侍女の名を叫びながら部屋中を探しまわるがとうとう誰も発見出来ずに終わるのだ
気がつけば先ほど出迎えたロボまで消えている・・・時間は有限だと知っていたが
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自分で茶を淹れて気分をおちつかせる 何故こんな事になっているのか今は闇の中

SRPGStudio イベント画面 アンリのアトリエ内 漫画喫茶風 ヒロイン以外に人はいない 書籍がびっしり

「私は今分岐点にいるのよ、これは分かるでしょ選べるのは三通り 全部違う結果
何でこうなってしまったのか 一つはどれかで判明するよ 多分 マルチにしろっ
てさ 一本のシナリオだと無理やりの展開にならざるを得ないのよ、いいかしら」

基本は原案と類似にしないと崩壊します これは三部まで続いている物語なのです
もちろん同人版を知らない読者にも違和が出ない様に構成しないと完成しませんが
両方辿ってもらえばそれが一番ですが ある程度人を選ぶ内容を含むのでご了承を

「小銭をケチらずに買えと、おっと つい余計なセリフが 成人指定は有料なのよ
多分100本はクリア出来る内容なんだけどね 世の中は知名度を優先するのです」

( ´ー`) 初作品がある程度撃沈なのは予想済みです 導線がほぼない状態で開始
小説版を公開しても不人気なら需要が無いという結果なので 年末までが限度かな
投稿側は初めから濡れ場を趣旨にしておりません 物語としての読者層ですので☆

「一見のお客はスルーが基本なわけよ 戦記でオカズになるかと、お叱りな定期よ
同人で数千本売れたら年収になるわよマジで 一般のパイと別だからね向こうは」

大手サークル以外で成功している方々は別の場所で名が通ってたりします 当然か
販売サイトは窓口に過ぎないので 自分の作品に興味の湧くファンをつけないと×
レースが見たい人に漫才を提供してもチャンネルは変えられる これじゃないとさ
最初からシナリオ目的なら踏む確率が高い ボリューム面では他作を凌駕している
一本にまとめたらお手軽な価格で提供出来ない テキストだけで6、7冊分あります

「現在の文庫本でも年々定価は上昇してるのよ ゲームは全部コミなので大変です
多分このシリーズだけしかやりません 労力に比例しない、小説と二本立ては」w

m9(^Д^) 真似したい方のチャレンジをお待ちします 大丈夫、君にも可能だ~
丁度折り返し地点だから、この後も変人に付き合う覚悟がある暇人は要チェックを
セール時に入手してる諸君は暇つぶしにうってつけだったのだ 代替はありません

「別の方向で変態仕様だったわけなのよ 見送りはなしよ、西か 南か それとも
東か 迷わずいけよ その前に森で食事したがってるから じゃあね サヨナラ」
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念の為に周囲を見渡すが何も落ちていない やはり別の道だと思うが仲間の元へと
もうアトリエの扉は開く事が無いだろうと悟る、エルドラドは月ではなく太陽側😊

分岐点とは再出発になる事もある この先は全ての選択ルートの開示が求められる

「よっしゃ ここの木材は質がいいのか軽いくせに頑丈みたいだね 雨が降ってた
わりには全部乾いてるな、変だな 水滴ぐらいついてるのが普通だと思う」騎馬係
「今日は日差しが長いんでやんすかね 暮れてもいい頃じゃねえの兄貴ー」ハット
「知るかい 組み立てに遅れると姐御の眼つきが豹変するぜ、急げよ兄弟」ドミノ

「この間よりはスムースでしたね 共和国の森林は材質が違うんでしょうか 勿論
ここは敵がいませんが、仕上げはいつも通り姫がおこなうと思いますので」錬金君

「あらナイスタイミング、じゃなくてお疲れね皆 イイ木材に当たったのかしら?
軽くて丈夫なら尚よし 仕上げにかかるわ もう入る準備してていいのよ」アンリ

何やらピジョンが首をかしげている「雨は降ってたハズだけどね 乾いたのかな」
土台を組み上げて休憩の準備に入ろうとしているメンバー いつもの赤屋根組が

「また入り口で何してるの お品書きってやつ? 中に入ってからでもいいじゃん
攻城戦で疲労したのよ皆 本部に行く前に、休憩しても罰は当たらんでしょ」モカ
「は? 導師様に手伝わせる気かよ お茶の準備宜しく~ 死神戦で疲労してるわ
お国なんてものは税金の徴収が最優先なんだぜ、食費がダダ上がりでも放置なの」

「ふう、お上はな おっと 護衛が口にしてどうする 全力で進軍だったしな 帰
り道も考慮したら当然か 北の街で二度目の歓迎を受ける予定だったのだが」隠密
「流石の小夜香さんもお疲れの様子か 勝てて良かったわよね ゆっくりしていき
ましょ 敵は出ないわ 行商が行き来するかもだから見えなくしてるわよ」と紅蓮

北の街で一泊しても良かったのではと数人が漏らすが後の祭り 今は領土内にいる
ソロモン軍の本陣は沈めたので一応の仕事はしたハズ 自軍の移動速度は機敏だと
しかし長い一日だった気がする 本部に報告に行く前にがっつり体力つけないとな

「ねえ、どうすんの まだ戦争中だけど例の報酬の件は 何も言わないと絶対タダ
働きになるよ 少なくても私等は王国の借金とは無関係ですからね」コバルトさん

「よし皆 この戦争が終わったら共和国から独立を宣言しましょう! いえ 最初
に同盟の解消からだわ 王国を返せとか言ったら借金までついてくるから」アンリ
「ついにアンリ王女が起ち上がるのかな 私達のリーダーがこの発言をするとはね
ふふ 配給で我らを縛る事はもう無理なのだってね、反対されるわよ」紅蓮の回答

太陽の軍勢はエース共和国の切り札として兵士の間では名が知れているのが定説だ
ソロモン軍の司令部を叩き潰したので実質二度も世界に貢献している ※同盟国内

「普通に考えて次の首相に推薦されてもおかしくはない 給料どころじゃないって
前に私が建国しろって言ったの真に受けたのか? 引き止められるぜきっと」♣が

「何か話がリアルな方向になってきましたね 今後か、確かに私達が共和国の一市
民というのは無理があり過ぎますよ ソロモン軍の討伐が先でしょうけど」ロシェ
「私は構わん 独立でも建国でも 自分の主人が選ぶ道なら何処までもついてゆく
但し酒と食事次第だなその話は 終戦した後でどうするかという事か」大食の隠密

余計な話題で大袈裟になりそうなので前言を撤回したいリーダーだった「保留で」
宰相に食事の管理費用の交渉から入るのが無難ではとの意見が出ている様だが――

「えっと、どうするんだアンリ 第二部の後半まで来てるんだぜ一応 状況の方は
予想通り全部のサイトで読者を獲得出来るわけないのよ 最初にNで干されたな」
「あー、また余計な事を クローバーのやる気が落ちると敗戦濃厚だってよ今後は
モカさん責任を取らないからね! とりあえず食事して次回で語ればいいじゃん」

「? 時間は有限ですから ここは私が発言するシーンとは別かと存じます」錬金

・・・少し休暇を挟んでいるのです 一旦筆が止まると再開するのが億劫になるか
苦戦必至だと覚悟していたわけですが 投稿の結果は芳しくない 無名なので当然
やはり王道から外れた作品の印象が強かったのだ、好き嫌いがハッキリ分かれると
コアなファンは読んでくれそうなのだが 一般の読者が食いつくのはこれじゃない
文字数が多めの為 連日投稿だと追いつくのに時間を要する、※途中から変更済み

多分第一部を毎日UPした後に作戦変更を強いられる事になりそう 有力は二か所か
正直分からないのですよ、短期決戦に向かなかったのは承知しているので全般的に
撃沈ならばもう書いていないハズなので望みは残っていたわけです どうするのか

「タコ! 読者が混乱するでしょこれだと 詳しくは次回で宜しく」ジト眼の親分

( ´_ゝ`) お分かりいただけたら幸いです、お客を呼び込むのが如何に大変かを

                              第94話 黄金郷編 5014文字 (続)

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最新話を投稿するほどに右肩上がりでファンを獲得・・・書き手なら誰もがそう願うのだ

理想通りに人気が出るなら苦労はしないという事です 全て撃沈ならキミに需要はないw

次回 明日から本気出す、そう言っていた時期が私にもありました(´・ω・`)

 

>投稿サイトでも掲載中(画像は無し)

投稿サイトでも掲載中(画像は無し)